作品紹介

『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』

作品紹介

 1956年、ソビエト共産党大会でフルシチョフが3年前に死去したスターリンの独裁政治を批判、同盟国のハンガリーでは市民や学生の間でにわかに自由化の動きが表面化しつつあった。ハンガリーの水球チームのエース選手で大学生のカルチ(イヴァーン・フェニェー)は、ソ連チームとの戦いで不公正な判定を繰り返す審判にボールを投げつけるが、秘密警察AVO本部に連行され、「金輪際、ソ連の同志に刃向かわないように」と恫喝される。元々政治には興味がなかったが、この一件で、民衆の動きとは裏腹に更に政治との距離をとろうとするカルチ。だが、大学で行われていた共産青年同盟の集会に乱入した独立学生同盟の女子大生ヴィキ(カタ・ドボー)に一目惚れしたことをきっかけに、しだいに民主化運動に関わるようになる。その時、歴史に残る流血の日は、刻一刻と近づいていた。

 (原題:Szabadsag, szerelem、2006年、ハンガリー、上映時間:120分)

キャスト&スタッフ

 監督:クリスティナ・ゴダ
 出演:イヴァーン・フェニェー、カタ・ドボー、シャーンドル・チャーニ、カーロイ・ゲステシ、イルディコー・バーンシャーギ、タマーシュ・ヨルダーンほか

ギャラリー

公開表記

 配給:シネカノン
 2007年11月17日よりシネカノン有楽町2丁目ほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました