7月18日から7月28日までニューヨークにて開催される北米最大の日本映画祭「第13回Japan Cuts~ジャパン・カッツ!」にて、第8回CUT AVOVE(カット・アバブ)賞を塚本晋也監督が受賞することが決定した。
CUT AVOVE賞は、日米相互理解をはかるために立ち上げられた日本文化を紹介する機関「ジャパン・ソサエティー」より、日本映画界に貢献している監督や俳優の功績を称え贈られる。映画祭期間中、最新作『斬、』のほか、『バレット・バレエ』(98)の上映を予定。塚本晋也監督がティーチインと24日の授賞式に登壇する。
『斬、』はヴェネチア映画祭コンペティション部門正式出品をはじめに、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭、台北金馬映画祭、最優秀音楽賞を石川 忠が受賞したシッチェス・カタロニア国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭など、世界中の38にもおよぶ映画祭に出品。アジア版のアカデミー賞にあたるアジア・フィルム・アワードの最優秀編集賞を塚本晋也監督が受賞するなど国内のみならず海外でも高い評価を受けている。
ドイツで開催される「第19回ニッポン・コネクション」でも、ニッポン名誉賞の受賞が決定している塚本晋也監督は『鉄男』(89)での鮮烈な劇場映画デビューから今年で30周年。『鉄男』生誕30周年企画としてシリーズ3作の特集上映が5月11日より立川シネマシティにて決定している。
(オフィシャル素材提供)
公開表記
配給:新日本映画社
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