時代を創った男“角川春樹”が、生涯最後のメガホンをとり制作された『みをつくし料理帖』より、豪華キャスト陣によるインタビュー映像リレーが開始となった。総勢13名で綴るインタビュー映像のトップを飾るのは、本作で主演を務めた松本穂香。料理に真摯に向き合い、女料理人として成長していく主人公・澪を熱演している。正に、松本穂香にとって代表作といえる作品になることだろう。
解禁されたインタビュー映像では、主演を射止めた時の様子や、澪をどのように演じたのか、監督からの驚きの演出も明らかにされている。更に本作の名シーンともいえるラストシーンについても撮影の様子や共演者・奈緒とのエピソードなどが語られ、ますます本作への期待が高まる。
『みをつくし料理帖』の原作は髙田 郁による同名の時代小説。これまでにシリーズ全10巻が刊行されており、累計400万部を超える大ベストセラー小説。この不朽の名作が、「みをつくし料理帖」刊行10周年を記念し、角川春樹の手によって劇場版映画となり、10月16日(金)に300館以上の規模での全国公開となる。
映画『みをつくし料理帖』
ストーリー
8歳の澪(松本穂香)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼馴染だった。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす二人だったが、その約束の夜から大坂に大洪水が襲う。
――それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働く澪の姿があった。あの大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主・種市に助けられたのだった。種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働いていた。
しかし江戸の味に馴染めず試行錯誤の日々を過ごしいたのだが、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。たちまち江戸でも評判になっていく店にある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す。
果たして、澪と野江は再会を果たせるのか? 幾度となく訪れる艱難辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語。
スタッフ&キャスト
製作・監督:角川春樹
脚本:江良 至、松井香奈、角川春樹
原作:「みをつくし料理帖」髙田 郁 ハルキ文庫(角川春樹事務所)
料理監修:服部幸應
制作:楽映舎
制作統括>:遠藤茂行
出演:松本穂香、奈緒、中村獅童ほか
(2020年、日本)
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:東映
10月16日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)