10月16日(金)公開予定の『みをつくし料理帖』でスタートした豪華キャストによるインタビューリレーもついに最終回を迎え、第十弾が解禁された。最終回を飾るのは、渡辺典子。劇中では、主人公・澪(松本穂香)が働く「つる家」の常連客、お満を演じる。本役どころは、原作にはなく、映画だけに登場するキャラクター。現場では野村宏伸演じる「つる家」の常連・清八とともに登場する。
渡辺典子は、薬師丸ひろ子、原田知世とともに角川三人娘の一人として、80年代の角川映画を担ってきた存在。角川春樹監督の現場は、約30年ぶりでとても懐かしい思いだったとインタビューの中で感慨深く話している。劇中では、本番でアドリブを入れて演じたことも明らかにしている。本作については、「どこか昭和の感じがするような、親しみやすい時代劇」と称した。
原作は、髙田 郁による累計400万部を超える大ベストセラー小説。この秋、愛おしい想いを料理に込めて、一生分の感動が日本中を伝播する!
映画『みをつくし料理帖』
ストーリー
8歳の澪(松本穂香)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼馴染だった。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす二人だったが、その約束の夜から大坂に大洪水が襲う。
――それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる家」に、女料理人として働く澪の姿があった。あの大洪水で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる家」の店主・種市に助けられたのだった。種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働いていた。
しかし江戸の味に馴染めず試行錯誤の日々を過ごしいたのだが、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。たちまち江戸でも評判になっていく店にある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す。
果たして、澪と野江は再会を果たせるのか? 幾度となく訪れる艱難辛苦を乗り越えながら、料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語。
スタッフ&キャスト
製作・監督:角川春樹
脚本:江良 至、松井香奈、角川春樹
原作:「みをつくし料理帖」髙田 郁 ハルキ文庫(角川春樹事務所)
料理監修:服部幸應
制作:楽映舎
制作統括>:遠藤茂行
出演:松本穂香、奈緒、中村獅童ほか
(2020年、日本)
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:東映
10月16日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)