現在ロングランヒット中の映画『ひとくず』上西雄大監督の最新作『ねばぎば 新世界』(英題:「OSAKA BROS」)で、主演の赤井英和と上西雄大が、この度、WICA(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード)で外国映画部門最優秀主演男優賞(Best Lead Actor in a Foreign Language Film)を受賞。上西雄大から喜びのコメントが届いた。
本作は大阪新世界を舞台に、かつての大映映画作品、勝新太郎・田宮二郎の「悪名」シリーズを彷彿とさせる痛快アクション・ドラマ。新世界・西成に棲む人間味溢れる個性と、今も残る浪速の人情を織り交ぜ、社会の明と暗、善と悪、表と裏の世界観の中、若かりし頃ヤクザの組を潰して回った悪名高い二人がストレートに【悪】に立ち向かい、弱者を痛快に救う。
赤井英和・上西雄大がダブル主演、西岡德馬、有森也実、坂田 聡の他、田中要次、小沢仁志、菅田 俊、神戸 浩など豪華出演陣が作品を彩っている。
脚本・監督は主演を務めた上西雄大。2021年中の公開を目指している。
上西雄大 コメント
憧れの俳優、赤井英和さんと共に最優秀主演男優賞を頂くと言う名誉は言葉に出来ない程の喜びであります。
本作(ねばぎば新世界)の冒頭はサンドバッグを激しく打つ赤井さんの姿から始まります。
目指したのは昭和の痛快アクション映画。
かつて、子どもの頃観たスクリーンで暴れる昭和の男たちのように本作は、赤井さんと僕が暴れまくる、まさに、時代を逆行したような作品です。
それが、外国の方にも受け取っていただき、このような名誉ある賞を頂けたことについてまずは素晴らしく魅力的な主人公を演じ、痛快に暴れまくっていただいた赤井親分に心から感謝を申し上げたいと思います。
コロナ禍の状況の中、人々の心にあるのはまさにnever give up、ねばぎば!であるはずです。
本作を劇場公開に向け、押し出す想いもまさにねばぎば!
本作を僕に撮らせていただける機会を与えて下さった全ての方に心から御礼申し上げます。
特に、大阪を象徴するソウルフード串カツのだるまの会長であり、本作で、見事に赤井親分の後輩役を演じられた上山勝也会長へ赤井英和さんに等しく心から感謝申し上げます。
大阪新世界から混沌とする世界に声を上げる映画、『ねばぎば新世界』。
ねばぎばやー!
(オフィシャル素材提供)
公開表記
配給:10ANTS 渋谷プロダクション
7月10日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開