イントロダクション
熟年離婚寸前の夫婦が、葬儀社の男から紹介された終活フェアをきっかけにてんやわんやの大騒ぎ! 人生百年時代と言われる今、定年後に訪れる「熟年の青春=熟春(じゅくしゅん)」を明るく迎えるために人生整理に動き出す家族の騒動をコミカルに描いた「笑って」「泣けて」「役に立つ」ヒューマン・コメディが幕を開ける!
主演として、葬儀社の青年・菅野涼太を演じるのは、名古屋発のエンターテイメント集団BOYS AND MENのリーダーで俳優としても活躍目覚ましい水野 勝。夫の定年後、すれ違いが続く大原真一&千賀子夫妻には名優・橋爪 功と高畑淳子。お互いをやり過ごし、時に派手な喧嘩をする、熟年夫婦ならではのユーモアかつコミカルなやりとりに、あるあるとうなずき、時に笑い、涙がにじむ……。そんな大原家に、“お終活”問題勃発! ひょんなことから菅野と出会い両親の“お終活”の懸け橋になる大原家の長女・亜矢には、剛力彩芽。菅野の上司で一級葬祭ディレクター桃井役には松下由樹、菅野の父親役に西村まさ彦、真一の元同僚役に石橋蓮司など豪華キャストが総出演!
自ら執筆したオリジナル脚本に笑いと涙の緩急ある演出を施したのは、映画『君が踊る、夏』や『明日に架ける愛』などヒューマン・ドラマに定評のある、香月秀之監督。「妻のトリセツ」「夫のトリセツ」で大ベストセラー作家となった黒川伊保子の「定年夫婦のトリセツ」(SB新書)が参考図書として使用され、長年一緒に暮らしながらもすれ違う夫婦のリアルな言葉の数々に反映されている。更に、主題歌にはデビュー50年目の財津和夫 映画初のセルフカバー「切手のないおくりもの」。挿入歌にはチューリップの名曲「青春の影」。また劇中では「虹とスニーカーの頃」「心の旅」の2曲もカバーされ、往年の名曲が本編を彩る。
ストーリー
結婚五十年になる大原夫妻。夫の真一(橋爪 功)が定年退職後、家にずっと居ることで妻の千賀子(高畑淳子)は夫在宅ストレス症に陥っていた。相手への気遣いも全く無くなり、真一は健康麻雀、千賀子は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴を言い合う、熟年離婚寸前の夫婦であった。
そんな折、娘の亜矢(剛力彩芽)は自分が営むキッチンカーの客で、葬儀社に転職したばかりの菅野(水野 勝)と出会う。菅野から終活フェアに誘われた亜矢は母親の千賀子に行くことを勧める。
フェアで最新の終活情報を得た千賀子は前向きに今後のことを考えようとするが、真一は縁起でもないと嫌がり、新たな危機が生まれる。
(2021年、日本、上映時間:113分)
キャスト&スタッフ
脚本・監督:香月秀之
製作幹事:フォワードインターナショナル
企画・製作プロダクション:フレッシュハーツ
主題歌:財津和夫「切手のないおくりもの」
出演:水野勝、剛力彩芽、松下由樹、袴田吉彦、佐々木みゆ、小林綾子、螢雪次朗、大和田伸也、石丸謙二郎、金田明夫西村まさ彦、石橋蓮司、高畑淳子、橋爪 功ほか
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:イオンエンターテイメント
5月21日(金)、新宿ピカデリー、イオンシネマ他 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)