インタビュー

『ねばぎば新世界』有森也実 オフィシャル・インタビュー

©「ねばぎば 新世界」製作委員会

 映画『ひとくず』で話題の上西雄大監督最新作『ねばぎば 新世界』。7月10日公開の本作に、赤井英和演じる主人公と因縁のあるカルト宗教に洗脳された女性役で出演した有森也実のオフィシャル・インタビューが到着した。

有森也実

 1998年5月15日生まれ。
 2017年に「第30回JUNON・スーパーボーイ・コンテスト」でBEST15となり、芸能活動を開始。甘いルックスと高い歌唱力を生かし、時代劇ミュージカル「狂宴哀歌」(19)や「ハイイロキツネは二度遠吠う」(19)などの舞台作品に出演。
 現在は舞台作品だけでなくドラマ等映像作品にも意欲的に取り組んでいる。

脚本を読んだ時の感想を教えてください。

 懐かしい匂いがして、正しい道を貫く男のかっこよさをストレートに描いた作品が今あってもいいのではないかと魅力を感じ、参加したいなと思いました。

カルト宗教に洗脳されている役でしたが、撮影前にはどのような準備をされたのでしょうか?

 心の闇を埋めるためにカルト宗教に没頭してしまって、幹部にまでなってしまうという役でしたが、カルト宗教を取材に行くとか経験者の人に話を聞きに行くということはしませんでした。「何かに夢中になって心を奪われてしまう」というのは、生活の中にもあるし、私がやっている仕事の中にもそういうヒントというのはたくさんあり、自分が持っているもので大丈夫だなというふうに感じました。

赤井英和さん演じる勝吉に恨みを持っている役でしたが、赤井さんとの共演はいかがでしたか?

 楽しかったです。赤井さんはそのまま勝吉みたいな方で、かわいらしいし、頼り甲斐があるし。だからなおさら私の役は、自分にはそういう包容力がなくて、反発したんだなと思いました。

お父さんとの確執がある役でしたが、お父さん役の西岡德馬さんとの共演はいかがでしたか?

 久しぶりでした。「東京ラブストーリー」の時はあまり同じシーンはなかったですけれど、ご一緒でしたし、2時間ドラマでもご一緒しました。(21歳差で、)「お父さん? 私ちょっと年を取りすぎているんじゃない?」とも思ったけれど、「昔やんちゃだったんだろうな」というようなお父さんでしたし、素敵でした。

完成した映画をご覧になった感想をお教えください。

 本作はストレートな任侠モノではないですけれど、善の皮をかぶった悪を暴いていく痛快さがありますよね。それも、アウトローだった人たちが暴いていくのが面白いと思いました。

ご自身が出ているシーンで注目して欲しいシーンはどこですか?

 最後のシーンはうまくいったんじゃないかなと思います。

ご自身が出ていないシーンで見どころはどこだと思いますか?

 (赤井英和さん演じる勝吉と上西雄大さん演じるコオロギの)二人の軽妙で茶目っ気のあるコンビネーションが面白いですよね。男っていいなというか、なかなか女ではああいう感じにはならないですね。

読者の方々にメッセージをお願いします。

 懐かしい匂いがする一方で、“ネバー・ギブ・アップ”というメッセージが、コロナ禍の私たちに響く作品だと思います。赤井さんのチャーミングさと上西さんのシニカルな部分もあったりして、楽しめる作品だと思います。どうぞ、ご覧になってください。

(オフィシャル素材提供)

公開表記

 配給:10ANTS 渋谷プロダクション
 7月10日(土)より新宿K’s cinemaほか全国順次公開

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