イントロダクション
曽根 剛が監督を務め、上田慎一郎が脚本を手掛けた本作は、東日本大震災と真摯に向き合い、“笑い”がもたらす癒しの力で困難や葛藤を乗り越えていく姿を描くヒューマンドラマだ。世界が困難に立たされている今、多くの人を前向きにしたいという熱い想いが込められている。ユーモアたっぷりの小ネタもテンポ良くちりばめられ、伏線回収はもちろん、制作陣が実際に苦悩したことを追体験することができる極上のエンターテイメント作品となっている。
主演には、『コンフィデンスマンJP』でダー子たちの執事役で知られるマイケル・キダ。主題歌とヒロイン役に、ヒップホップ・シーンでカリスマ的な存在感を誇るラッパーAwich。そのグルーヴ感あふれる圧倒的な歌声も本作の大きな見どころだ。その他、毎熊克哉、ライアン・ドリース、片山萌美、ルナ、中村優一、アレクサンダー・ハンター、西尾舞生、そして渡辺裕之など国際色豊かな実力派俳優陣が脇を固める。
ストーリー
コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター・スティーブは、3.11のドキュメンタリーを作るために来日するが、被災地を訪れた際に見かけた演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ろうと考える。
取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにし、かつ週刊誌に誹謗中傷の記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう。しかし、彼には映画を撮らないといけない理由があったのだ。
一方、3.11で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの麗子。歌のせいで息子を失ったという罪悪感に苛まれ、再びシンガーとして活動することや日本に残してきた夫と向き合えない年月を過ごしていた。
ある時、彼女は夫からの手紙の中にあるものを見つけるが……。
(2022年、日本、上映時間:97分)
スタッフ&キャスト
監督:曽根 剛
脚本:上田慎一郎
音楽:鈴木伸宏、伊藤翔磨
主題歌:Awich「One Day」(ユニバーサル ミュージック)
出演:マイケル・キダ、Awich、毎熊克哉、片山萌美、ライアン・ドリース、ルナ、中村優一、アレクサンダー・ハンター、西尾舞生、渡辺裕之ほか
ギャラリー
予告編
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公開表記
配給:イオンエンターテイメント
絶賛公開中
(オフィシャル素材提供)