夢を追って沖縄からフィリピンへと渡った“義足のボクサー”を描いた『義足のボクサー GENSAN PUNCH』。6月3日(金)、待望の東京先行公開を迎え、沖縄の舞台挨拶映像が到着した。
プロボクサーとしてリングに立つ夢を追って沖縄からフィリピンへと渡った“義足のボクサー”がいた。国際派俳優として活躍する尚玄が、友人である土山直純氏の実体験を基に、8年もの歳月をかけて完成させた『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が、5月27日(金)、沖縄で先行公開を迎えた。
今回、待望の東京上陸を迎え沖縄での初日舞台挨拶映像が到着した。
映像は、尚玄の母校、那覇高校で行われた学生試写会で学生たちとセルフィを撮り、「頑張って下さい」と気さくにサインに応じる姿が映し出される。続いて、日本初上映を迎えたシネマQへ。初日舞台挨拶には、製作もつとめた主演の尚玄、土山直純氏、BEGINの島袋 優、タレントの崎山一葉が登壇した。
「10年来の友人である土山直純君から半生を映画化する承諾を得て、紆余曲折あり8年もかかってしまったのですが、このように沖縄から皆さんにお披露目することができて感激しています」と挨拶。製作もつとめて映画化に挑んだ尚玄は、「俳優が企画を立ち上げて映画を作ることが日本ではまだ一般的ではない。だから映画を作ること自体が僕にとって挑戦で、ここでは言えないトラブルなどもあったが、本当に感無量です。僕の想いが詰まっている。何かを感じて欲しい」と、満員の観客に向かって熱く語った。
ツアーの合間をぬって駆けつけたBEGINの島袋 優は、「この映画を観た後、良い言葉に出合った。砂浜の道は歩きづらい。アスファルトの道は歩きやすい。でも、砂浜の道は足跡が残る。(主人公の)足跡がしっかり残っている映画だ」とコメントを寄せた。そして、15歳からボクシングを始めたという土山直純氏は、「プロになって10年、チャンピオンにもなれなかったけれど、(尚玄の尽力で映画化されたことで)応援してくれた人に違った形で恩返しができたかなと嬉しく思います」と言葉を寄せた。沖縄に熱い感動を巻き起こした『義足のボクサー GENSAN PUNCH』が遂に東京に上陸する。
それでも夢を追い続ける。『義足のボクサー GENASAN PUNCH』が放つ熱いメッセージを受けとめろ!
公開表記
配給:彩プロ
5月27日(金) 沖縄先行 6月3日(金) TOHOシネマズ日比谷にて先行公開 6月10日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)