俳優・アーティスト・バラエティーなどでマルチに活躍し人気を博す藤田 玲と佐藤流司。彼ら二人が培ってきたシリーズ最新作にして最終章＝『アウトロダブル』が９月２日(金)より劇場公開中。９月３日(土)、シネマート新宿にて、“真夏より熱い！”ハード＆アウトローかつテンションMAXの世界観で迫る新世代のピカレスク・バディー・ムービー『アウトロダブル』の公開記念舞台挨拶≫が実施された。
当日は、二人のツイン・ボーカルが炸裂する主題歌『BOND』のタイトル通り、熱い絆（BOND）で結ばれたＷ主演の藤田 玲＆佐藤流司、そして彼らの“同士”と言うべき注目の若手俳優＝中村太郎、高橋怜也が登壇！ 更に“らしさ全開”の“熱開演”で本作を彩り作品のエッジを際立させた≪名優にして笑いの伝道師≫なだき武も緊急登壇した。
藤田 玲＆佐藤流司の息の合った“漫才の様な掛け合い”に導かれながら、撮影秘話や撮影エピソード等が次々と飛び出す舞台挨拶は終始笑いの連続で、更には、藤田 玲＆佐藤流司曰く“撮影現場を爆笑の渦に巻き込んだ”なだぎ武が、この日もその破壊力？を遺憾なく発揮し、場内をまさに“爆笑の渦”に巻き込み、熱盛上がりの舞台挨拶となった。
【オープニング一言挨拶】≪“2,5次元俳優のなだぎ武”≫
藤田 玲：昨日、本作『アウトロダブル』が無事公開となり、そして本日、皆さん朝早くから劇場に足を運んで下さり、これだけたくさんのお客様の前で、共演者の皆と一緒に作品を届けられて嬉しいです！ ありがとうございます。
佐藤流司：皆さん、今日は朝早く起きてこの劇場に足を運んで下さったと思いますが、私も今日は早起きをし、そしてカフェインのサプリメントを飲んだので、ガンガンに起きてます(場内笑)。今日はよろしくお願いします。
中村太郎：（藤田、佐藤をキョロキョロ見ながら）先輩方怖いですが、今日は精一杯頑張ります！
高橋怜也：こんなにたくさんのお客様にお集まりいただき、緊張してますが、たくさん話せればと思ってます。
なだぎ武：どうも、“2,5次元俳優のなだぎ”です。今日は朝早くから“私だけのために”ご来場いただ頂き、ありがとうございます！』（場内爆笑＆拍手。「違う！違う！」”と笑いながら手を振る、藤田 玲と佐藤流司）
西海謙一郎監督：朝早くからお集まりいただき、ありがとうございます。皆さん、今日はどうぞ楽しんで帰って下さい。
【本作と今までのシリーズ作との違い／また本作の現場で感じたことなど】 やはり≪“2,5次元俳優のなだぎ武”≫
藤田 玲：アベルというキャラクターをここまでシリーズを通じて演じ続けられて嬉しい。そして、今日登壇のメンバー含めシリーズを通じて仲間が増え続け、最高の最後＝シリーズ最終章を迎えることができました。シリーズ２作目に流司（佐藤）が出演してくれたことで作品に深みが出て、そして今作では、太郎（中村）や怜也（高橋）が作品にPOPさを加えてくれた。
そして、何と言っても、“2,5次元俳優のなだぎさん”も本作には出演して下さったわけ訳で(笑)、なだぎさん、最近、インスタ、“2,5次元俳優”と言ってもいいくらい、いろいろな格好されてますよね(笑)。
佐藤流司：僕は２作目３作目そして本作とシリーズ３作品に出させてもらっているけど、前作の“アンダーグラウンド”な感じの雰囲気も好きだし、今作のより見やすくなっている感じの雰囲気も、どちらも好き。特に今回の撮影は（作品が見やすくなっていることもあって）幸せに演じられた感じで。そして、アドリブも今回は多めに入れましたね。
（藤田演じる）アベルが人間らしくなると、こっちも接しやすくなる。アベルにシリーズを通じて殴られ続けてきたので、（佐藤演じる）純也は今作ではかなり耐久力も付いたかな。前は殴られて失神していたのに、今作では殴られたら頭突きを返すくらいになってますから(笑)。
中村太郎：今までのシリーズをファンとして見ていたので、今回出演オファーを頂いた時に先ず、運転か？喧嘩か？と演じるキャラクターを想像してテンション上がりましたが、実際はハムスターを追いかけてるだけでした(笑)。あと（牧島 輝演じるキャラクターと共に）劇中では、“イケメン過ぎて売れない芸人”の設定ですが僕はそんなイケメンじゃないですよ(笑)。（ここで、藤田が「いやいやイケメンだよ！」と茶々を入れ）（苦笑しながら）作品にPOPさを加えられて良かったです！
そして、“2,5次元俳優のなだぎさん”！、小さな頃から見てきた方で、現場ではほとんどお会いできなかったので本物に今日会えて興奮してます！(場内笑)
高橋怜也：“特技はギター”とプロフィールに載せてますが、実はそれ程弾けないんですよ……。にも関わらず、本作では難しいギターを弾くシーンを振られて……正直“ヤバい”と思いました。そのシーン、何度も取り直しになってしまい迷惑をかけてすみません。（登壇メンバーたちに謝りまくる。ここで、MCを務めた配給プロデューサーより「“特技はギター”のプロフィールを見てキャスティング決まりました」とダメ押しの突っ込みがあり）これからは、“趣味はギター”に変えます。(場内笑)
【本作と今までのシリーズ作との違い、また本作の現場で感じたことなど】
なだぎ武：監督とは実は以前、子ども番組でお仕事ご一緒させていただいたことがありまして、結構イカれた監督で(笑)、ガンガンやってくれと。その時の経験で何となく、本作も方向性は見えていたので。そして（藤田）玲君とは前から知り合いで、その玲君たちが演じ続けてきたシリーズ作ということで、現場が出来上がっていてやりやすかったですね。後は監督の言う通りに演じたら、あんな感じになりました(笑)。演じたキャラクターは、フレディ・マーキュリーのイメージで。
藤田 玲＆佐藤流司：（なだぎに向かい）いやいや、台本通りじゃないですよ。書いてない、書いてない！
佐藤流司：（なだぎとの共演シーンの一つ）駐車場のシーン、俺、素で笑いましたもん！ しかも、音声は入ってないけどこのシーンの最後、俺“この人おかしい！”って言ってますから。
なだぎ武：監督は“とにかくやってみましょう”みたいなスタイルなので、“とりあえずやってみることで、何かを絞り出して行く”っていうのは、若手時代以来の経験だったかも(笑)。
西海謙一郎監督：なだぎさんは、テイクを重ねると段々、面白くなくなってくるので(笑)。瞬発力みたいなもの物を大事にして、あとは笑いながら撮ってました、なだぎさんの出演シーンは。シリーズ作ということで“出来上がった現場”に僕は乗って行くだけだったので、あとは（本作から参加の）他キャストをどう活かして行くかだけでしたね。
【主題歌≪BOND≫について。実はタイトルは≪ポンポンぴんぴんパンケーキ／ネギトロ軍艦大盛りで≫との２択だった？】
藤田 玲：二人で書いた（作詞した）曲なので、そこを意識しながら聞いてもらうとより“エモい”かも。
佐藤流司：そうそう、≪BOND≫って曲名なんですが、実は曲のタイトル２択だったんですよ、ね（藤田を見ながら）もう一つのタイトル候補は、≪ポンポンぴんぴんパンケーキ／ネギトロ軍艦大盛りで≫ってタイトルで。二人でそれぞれ自分が歌うパートの歌詞を書いたので、そこも意識して聞いてもらえれば。(場内爆笑)
なだぎ武：へー、因みにその≪ポンポンぴんぴん～≫とかっていうタイトルはどんな感じの歌だったの？
藤田 玲：パンケーキとネギトロっていう“両極端の世界観”みたいな曲で（苦笑しながら説明）。
なだぎ武：どういう歌やねん！ いい加減にせえ!!（場内爆笑）
藤田 玲＆佐藤流司：芸人さんが居てくれて良かった！
【「時間が余っているので何か面白いトーク／撮影中のエピソードなどを」とMCよりムチャぶりI?】
（藤田は「僕や流司はもう何回か、そういう撮影エピソード披露とか振られていてもうネタがないので」と、中村、高橋にプレッシャーをかける……。）
高橋怜也：なだぎさんとのあるシーンですが、（千原せいじ演じるキャラクター他）錚々たる顔触れの中、啖呵を切るみたいなシーンで……３回も撮り直しで本当に苦労しました。
西海謙一郎監督：あそこのシーンは確かに大変だったね。
なだぎ武：せいじ（千原）の圧が一番凄かっただろ(笑)？
中村太郎：僕は、流司さんに追いかけられるシーンかな。流司さん単純に足速いし、普通に怖いし(笑)。あと、ハムスターは一生いうことを聞かない。(場内笑)
【ここで、なだぎが「こういう時は流司くんが面白いことを言えるって聞いたけど」とムチャブリをすると……≪舞台挨拶恒例：佐藤流司の為になるウンチク≫】
佐藤流司：本作はウサギがキーワードなんですよ、重要な役で(場内笑)、ウサギは“一羽二羽”と数えますよね。これは何でかと言いますと、≪生類憐れみの令≫等もあって、ウサギを食べるのはよろしくないという風潮の中で、鳥のように数えることで法の眼をかいくぐってウサギを食べたというのが、“一羽二羽”と数える理由という説もありまして……（となぜか本作とは全く関係のない、佐藤流司・舞台挨拶恒例の？≪ウンチク≫が始まり場内笑＆拍手）。
なだぎ武：本当のウンチクだ(笑)！
藤田 玲：（流司との舞台挨拶は）いつも勉強になる！
【そんなこんな？で爆笑＆脱線？連続の舞台挨拶はあっという間に大団円の締めの挨拶へ。まだまだ引き出しが！≪舞台挨拶恒例：佐藤流司の為になるウンチク第二弾≫】
西海謙一郎監督：人気シリーズの最終章を監督が出来て光栄でした。今日はありがとうございます！
高橋怜也：素敵な先輩方と一緒に出演できて光栄でした。そして勉強になりました。（９月２日が誕生日なので）今日は最高のプレゼントです！
中村太郎：今日は登壇できませんでしたが、同じく共演した（牧島）輝も作品の公開を喜んでいると思います。あと、僕もハムスターのウンチクあります！“ハムスターは、ウンチをクウ”んです。これがほんとの“ウンチク”です。今日はありがとうございます！（場内苦笑）
藤田 玲：舞台挨拶で“ウンチ”って言葉、初めて聞いたよ！
佐藤流司：えー、馬肉を“桜肉”、猪の鍋を“ぼたん鍋”などど言いますが……これは馬の蹄が桜の形に似ていることから、猪は鼻の形がぼたんに似ているから、そういう隠語が始まりでと言われており……（とまたも本作とは全く関係のない、佐藤流司・舞台挨拶恒例の？≪ウンチク第二弾≫に場内笑＆拍手）。
藤田 玲：今日こうして笑顔の挨拶と共に、作品を皆さんに届けられて嬉しいです。最高に楽しい作品なので、もしこの作品を観て楽しいと思ってもらったら、友達を誘って何度も観て下さい。何度も観ると（佐藤が先程言っていた）ウサギがどこかに映っているかも知れません。これからもこの作品をよろしくお願いします。今日はありがとうございました！
登壇者：藤田 玲、佐藤流司、中村太郎、高橋怜也、なだぎ武、西海謙一郎監督
（オフィシャル素材提供）
公開表記
製作・企画・配給：AMGエンタテインメント
９月２日(金)より公開中
