9月17日(土)からHuluにて独占配信となる、「死神さん2」の配信記念イベントが9月10日(土)に都内で実施され、主演の田中 圭、本シーズンから新たに出演する山本舞香、演出の堤 幸彦監督が登壇した。イベントの模様はHulu公式YouTubeチャンネル、TikTok、「死神さん」公式Instagramで生配信され、期待が高まる中、イベントがスタートした。
田中、山本、堤監督が登壇すると、本邦初公開となる長編予告映像が上映された。映像には田中演じる、冤罪捜査専門のクセモノ刑事として「死神」と呼ばれる儀藤堅忍の決め台詞「逃げ得は許しません。」も飛び出し、さらに毎話の事件ごとに変わる相棒には吉田鋼太郎、奈緒、小関裕太、松本若菜、大友康平ら豪華ゲスト陣。儀藤の妻・フローラの謎や初代パシリ・南川メイの行方など、謎が深まる映像に生配信の視聴者からも「早く観たい!」「映画化してほしい!」など熱意あるコメントが溢れた。
昨年秋に配信がスタートされ、最終話の配信前から続編を望む声が寄せられたほど人気を集めた前作。シーズン1の撮影前から続編を待望していたという田中は、儀藤堅忍を再び演じることを「楽しみすぎてしまった」と熱く振り返った。堤監督も、儀藤の笑い方が変化していたり、腰の角度がさらに急になったりと、シーズン1からパワーアップした田中の演技に太鼓判を押す。シーズン1で前田敦子が演じた初代パシリ・南川メイから引き継ぎ、「死神さん2」から登場する2代目パシリの小刀祢葵を演じた山本舞香。堤監督は撮影に当たって、「山本舞香が“ブラックボックス”だった」と語るほど未知数な存在であったことを明かしたが、衣装合わせで山本がセレクトした“地元のツレ”感あふれる衣装に親近感を覚え、距離を縮めることができたと語った。
続いて話題は撮影現場の裏話に。舞台上のスクリーンに、田中と山本の2人の一風変わったピース姿が収められた写真が映し出されると、これは今流行りのギャルピースを儀藤風に田中がアレンジしたもので、現場のスタッフ陣の中でも話題になったという、通称“ビームピース”だが、「前から見ると分かりづらいね」と堤監督がツッコむと、田中と山本が顔を合わせて笑った。
また、各話で儀藤の相棒を演じる豪華ゲスト陣からスペシャルメッセージ映像が到着した。まず、7代目相棒・灰田優人を演じた吉田鋼太郎からのコメントには、吉田とは過去に濃い共演歴がある田中が、これまでの共演を意識せず、本作の役柄と新たな関係性に集中して撮影に臨むことができたと振り返った。また、吉田と顔を接近させてのコミカルな演技シーンがあった山本からは「本当に笑いをこらえるのに必死でした。後ろ姿しか映っていませんが、私の肩は震えていたと思います」と明かし、田中もそれに同調した。田中×吉田の名コンビの復活にもぜひ注目してほしい。
そして8代目相棒・藤代唯を演じた奈緒から「山本の素敵な人柄に魅了された」とコメントが届くと、山本は嬉しそうな表情を見せた。奈緒とは初共演となった山本は、撮影は1日だけだったにもかかわらず、「ご覧の通りの優しさでした」と奈緒の人柄に虜になったとラブコールを送った。
続いてのコメントは、9代目相棒・香川コジロー役の小関裕太、10代目相棒・宇佐美一恵役の松本若菜、11代目相棒・亀島秀康役の大友康平から。小関は、外での長回しでの撮影の際、田中の胸元に止まったセミにも一切動じずそのシーンを撮り終えた田中の撮影秘話を明かした。「本当にプロ根性を感じて、俳優として自分自身の励みになりました! そのシーン使われているか分かりませんが、ぜひ観てほしいです!」と大興奮でコメント。田中はすかさず「使われてるわけないだろ!」と画面上の小関に鋭くつっこみ、会場からも思わず笑いがこぼれた。そして松本は堤監督の現場での無茶ぶりには苦労したと吐露。田中も賛同しつつ、これまで見たことのない松本に注目して欲しいと対応ぶりを絶賛した。田中とは久々の共演となった大友だが、「一生かかっても覚えられない」と語るほど膨大なセリフ量を涼しい顔でこなす田中を褒め称えた。
最後の企画は題して「死神クエスチョン」。クセモノ刑事・儀藤に因んだ「実は私、こんな”癖”があるんです」という質問が登壇者たちに寄せられた。これに堤監督は「貧乏ゆすりが止められない」と回答しつつ「貧乏ゆすりというネーミングが悪い」とコメント。これに「貧乏ゆすりではなく、リズムをとっているだけだと言えばいいんじゃないですか」と山本の名回答が飛び出す場面も。そんな山本の「ついついストックを買いすぎてしまう」という癖に、監督は「こんな無駄話でいいんですか」と突っ込み、山本を笑わせた。そして田中からは「寝癖をなおさないで現場入りしてしまう」と衝撃の癖が明かされた。田中のあまりにも“素”すぎる姿を垣間見た山本と堤監督は、「寝間着のままやってきたのかと思った」と当時を振り返り笑った。
最後に「素晴らしいキャスト・スタッフによってシーズン1からさらにパワーアップした『死神さん2』。ぜひ最後まで、順番に見てほしい」(堤監督)、「今回からの参加なので、お手柔らかに観てほしい」(山本)、「何度も観たくなる“スルメ”ドラマ。シーズン1とのつながりや違いに注目しながら『死神さん』の世界を楽しんでほしい」(田中)とコメントし、大盛況のままイベントは幕を閉じた。
イベントのアーカイブ映像は、後日Hulu内、Hulu公式YouTubeチャンネルにて公開予定。
Huluオリジナル「死神さん2」配信情報
配信情報:2022年9月17日(土)から、Huluで独占配信スタート(全6話)/毎週1話配信
出演:田中 圭、山本舞香、吉田鋼太郎(ゲスト)奈緒(ゲスト)、小関裕太(ゲスト)、松本若菜(ゲスト)、大友康平(ゲスト)ほか
原作:大倉崇裕「死神さん 嫌われる刑事」(幻冬舎文庫)
脚本:渡辺雄介(1・2・3・5・6話)/蛭田直美(4話)
主題歌:宮本浩次『浮世小路のblues』
演出:堤 幸彦(1・2・6話)/藤原知之(3話)/稲留 武(4話)/大場嵩之(5話)
エグゼクティブプロデューサー:長澤一史
チーフプロデューサー:茶ノ前香
プロデューサー:大野哲哉、中沢 晋、黒木彩梨
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
製作著作:H Jホールディングス
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