イントロダクション
『海辺の生と死』『アレノ』『愛の小さな歴史』『あざみさんのこと』『アララト』など、高い文学性と街に生きる人々の生と性を独自の視線で描く手法から、孤高の映像詩人と謳われる越川道夫監督。
コロナ禍の中、身近な人々の死と自身の眼の手術など多くの喪失の体験をした越川道夫が、その末にたどり着いたものが、この映像抒情詩“海辺の性”作品『背中』が完成、10月29日(土)より、劇場公開となる。
待ち続けるヒロイン・ハナ。本作が初主演となる新進気鋭の女優・佐藤里穂が鮮烈な演技をみせる。ハナの恋人・ショウイチロウの親友で、ハナと関係を結びながらもショウイチロウを探すアカツキには、テレビドラマ「僕の大好きな妻」「ぴーすおぶけーき」で今最注目の俳優・落合モトキ。突然ハナの元を去っていった男・ショウイチロウを、越川監督作品の常連役者・嶺 豪一が静かに演じる。
ストーリー
ある日突然恋人ショウイチロウに去られたハナは、恋人の親友であったアカツキと関係を結んでいる。二人はハナの元を去り何処かに消えたショウイチロウを待ち続けている。去っていった男の背中と海辺の風を感じながら、待つ女の心象風景を描いた物語。
(2022年、日本、R15+)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:越川道夫
音楽:澁谷浩次
撮影:飯岡幸子
演奏:澁谷浩次
音楽録音・ミックス:瀬川雄太(small cow fields studios)
撮影協力:CubeFilm Inc.、深田隆之
協力:PORTO PONPONE、コクテイル書房、YUUNO
製作:村上 潔
プロデューサー:山口幸彦
製作:キングレコード
制作:スローラーナー
出演:佐藤里穂、落合モトキ、嶺 豪一、山本圭将、橋本つむぎ ほか
公開表記
配給:キングレコード
10月29日(土)より、新宿K’s cinemaにて公開
オフィシャル・サイト
https://mayonaka-kinema.com/(外部サイト)
ギャラリー
(オフィシャル素材提供)