田中裕子を主演に迎えた久保田直監督最新作『千夜、一夜』が全国にて絶賛上映中。
公開後、SNSでも「無言の演技で観客を魅了してしまう、田中裕子さんでないと成立しない映画!」「演技派俳優たちの魅力を堪能する作品」など田中裕子さんをはじめ、実力派俳優陣の演技を絶賛する声が続出するほか、「深く重層的な人間ドラマに心揺さぶられる」「30年待ち続ける女のロマンチシズムの中に表れる狂気の瞬間に胸がざわつく」「大傑作。年間ベスト」など、絶賛の声が広がっている本作。
この度、第27回釜山国際映画祭にて、『千夜、一夜』が国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)を受賞! 久保田監督が劇映画を手掛けるのは本作が2作目ながら、海外の批評家からの高い評価を意味する国際映画批評家連盟賞を受賞。日本映画が同賞を受賞するのは、2000年の『ひまわり』(行定 勲監督)以来で、実に22年ぶりの快挙となった。
受賞を受けて久保田直監督は「コロナ禍による中断もあり、企画を立ち上げてから完成まで8年という時間がかかってしまいました。途中何度か心が折れそうになりましたが、最後までやり遂げたことによってこのような栄えある賞をいただくことができました」と喜びの気持ちを語った。
国際映画批評家連盟は、世界の職業的映画批評家および映画ジャーナリストの各国組織で構成され、「映画文化の推進と発展、および職業的利益の保護のために」存在する組織でカンヌ、ヴェネツィア、ベルリンなどをはじめ世界各国の国際映画祭にて賞を発表している。釜山国際映画祭においてはニューカレンツ・コンペティション部門から選出され、前進的な精神を反映した、上質な作品と評価された作品が選ばれる。
<久保田 直監督コメント全文>
たった今、『千夜、一夜』が国際映画批評家連盟賞をいただいたという報せが届きました。
本当にありがとうございます。
この作品は、コロナ禍による中断もあり、企画を立ち上げてから完成まで8年という時間がかかってしまいました。
途中何度か心が折れそうになりましたが、最後までやり遂げたことによってこのような栄えある賞をいただくことができました。
心から感謝をするとともに、この賞に恥じない映画人としてこれからも頑張っていきたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。
配給:ビターズ・エンド
絶賛上映中!
(オフィシャル素材提供)