様々なテーマを愛と毒のある切り口で、数々のコラムを世に送り出してきた高山 真の自伝的小説「エゴイスト」が、主人公・浩輔役に『孤狼の血 LEVEL2』の怪演で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ多くの賞を受賞し、今最も勢いに乗る俳優である鈴木亮平、龍太役には『騙し絵の牙』、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」など話題作への出演が続く宮沢氷魚を迎えて映画化、2023年2月に公開することが決定した。
『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司が監督を務める。
この度、本作の浩輔と龍太2人の各々の感情が伝わってくる6つの新場面写真6点が解禁された。
与えることで満たされるこの愛は身勝手ですか?
まるで自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔。最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。
この度解禁された新場面写真は、浩輔と龍太2人の各々の感情が伝わってくる6つのシーンとなる。いつもはハイブランドの服を身に纏うスーツ姿の浩輔と、とても嬉しそうな龍太との1枚や、龍太の母の妙子(阿川佐和子)も含めた幸せそうな3ショットの集合写真。そして幸せな顔でお互いに手を振っているシーンなど、とてもいい関係を築いている2人ということが伝わってくる。
打って変わって、何かに悩み、寂しげな表情を浮かべる龍太の姿を写した場面も。龍太は何について悩み寂しげな表情を浮かべているのか。
来年2月10日の公開にも関わらず早くも話題を呼んでいる映画『エゴイスト』は、第35回東京国際映画祭コンペティション部門にも出品が決定している。今後の2人の関係に対し、目が離せない本作に引き続きご注目を。
原作「エゴイスト」の文庫版が絶賛発売中!
原作者・高山 真 プロフィール
東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる傍ら、エッセイストとして活躍。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』(小学館)、『羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界』(集英社)、『愛は毒か 毒が愛か』(講談社)など。2020年没。
https://dps.shogakukan.co.jp/egoist(外部サイト)
公開表記
配給:東京テアトル
2023年2月全国公開