2018年の連載開始以来、累計発行部数200万部を超える二宮正明が放つ衝撃のサスペンス・コミック『ガンニバル』をディズニープラス「スター」日本発オリジナル・シリーズとして実写ドラマ化。その衝撃の内容から実写化が困難と言われてきた本作のために国内トップクラスのスタッフが集結。主演に柳楽優弥を迎え、息も尽かせぬ緊迫感で放つ戦慄のヴィレッジ・サイコスリラー超大作『ガンニバル』が12月28日(水)より日本を始めとする世界各国で配信予定となっている。
本作の主人公である、狂気の世界へと誘われて行く警察官・阿川大悟役を柳楽優弥が務め、また、供花村を支配する後藤家次期当主・後藤恵介役を笠松 将、大悟の妻・阿川有希(ゆうき)を吉岡里帆、後藤家の元当主で恵介の祖母・後藤銀役を倍賞美津子ら豪華演技派俳優陣が脇を固める。
監督は、デビュー作『岬の兄妹』で鮮烈でセンシティブな内容を力強く描き、続く『さがす』でも、その見事なまでのストーリーテリングとサスペンスとしてのクオリティが国内外で絶賛された鬼才:片山慎三。さらに脚本をアカデミー賞®︎国際長編映画賞受賞作『ドライブ・マイ・カー』で第74回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した大江崇允が務め、プロデューサーに『闇金ウシジマくん』シリーズを手掛けた岩倉達哉、『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー🄬賞 国際長編映画賞を受賞した山本晃久ら、世界で高い評価を得る日本のクリエイターと俳優が集結。
全キャスト&スタッフが一丸となって、全世界への配信に向けて切磋琢磨し、クオリティの高いドラマを作ろうと奮闘して制作された世界水準の超大作。ウォルト・ディズニー・ジャパンが自信を持って世界に送り出す本作のお披露目の場となったのは、東京国際映画祭にて、テレビ放送、インターネット配信などを目的に製作されたシリーズ作品の秀作を選出し、上映する【TIFFシリーズ部門】。日比谷のTOHOシネマズシャンテにて、10月30日(日)と、11月1日(火)の2日間に及び全7話のうち1、2話が上映された。
2日目の11月1日(火)、上映を心待ちにした観客でいっぱいの場内で、本作のメガホンを取った片山慎三監督と、脚本を担当した大江崇允が上映前に登壇し、舞台挨拶イベントが実施された。
まずは上映される率直な感想について聞かれた片山監督は「全世界に配信されるということでハイクオリティの作品にしようと意気込んでいました。つい最近撮影を終えて、満足のいく仕上がりになったと感じています。スクリーンで上映する機会がほとんどないと思うのでぜひ楽しんでほしいです」と挨拶。堂々と世界に向けて送り出すに相応しいクオリティになったと自信を覗かせた。大江が脚本を担当したアカデミー賞®受賞作『ドライブ・マイ・カー』と一見全く異なるジャンルの作品に見える本作だが、“人間の普遍性”を描くという共通点があるという。脚本作りについて大江は「二宮先生が描かれた原作が単純に面白いので、脚本家としてはその面白さをできるだけ映像に変換したいという意図で書きました。僕はファンとして原作を楽しめたので、この作品を観た方も楽しんでもらえたらなと本当に思います。そして、まだ漫画を読んでない方はぜひ読んで楽しんでほしいです」と原作の面白さを伝えつつ。映像としても楽しめ作品だと力説した。
さらに本作は世界配信される作品ということもあり、世界中のファンに見てほしいポイントを聞かれると、片山監督は「こだわったのはロケ場所」と回答。「日本の美しい風景の中でさまざまな恐ろしいことが行われているという作品。この日本の美しい景色を探すのがこだわったポイントです」と日本特有の雰囲気を出すためのポイントを明かした。さらに大江は「役者陣の演技」と回答し、「俳優さんがものすごい演技をしている。早く世界中の方に見てほしいですね」と主演の柳楽優弥を筆頭に本作に参加した俳優陣の圧巻の演技を絶賛した。
本作は単純なホラー作品ではなく、人は自分の主義や大切なものを守るためなら、誰でも一線を越えてしまう“人間の業”という非常に難しい題材にチャレンジした意欲作。エンターテイメント作品でありメッセージ性の強い作品である本作を見て受け取ってほしいポイントについて片山監督は「原作を読んだ時、異なる文明同士の衝突のようなことを描いていると感じまして、舞台は一つの村で起こったことですが、世界中のどこでも起こりうる出来事でもあると思うので、そのあたりも感じてもらえたらと思います」と本作の深みについてメッセージを送った。
また、お互いの仕事ぶりについてコメントを残した2人。片山監督は大江の仕事に関して「原作を上手くまとめていただいて、直すところがないような脚本を書いていただいた。本当にありがとうございます」と改めて感謝。大江は片山監督について「とりあえず脚本をお渡しすれば何とかしてくれる人。片山さんならではのユーモアが散りばめられていて、原作や脚本にもないような、独特な“人を見る眼差し”を感じられる」と分析し、互いに照れながらも労い合っていた。
最後に、先日の東京国際映画祭のレッドカーペットで主演の柳楽優弥が「最高のドラマが出来ました」とコメントし、クオリティの高さがますます注目されている本作。改めて本作の見どころについて聞かれた片山監督は「映画を作る感覚でドラマを作りました。たくさんの人に届けばと思っていますので、ぜひ観てくださった皆さんも広げていただければと思います」と会場に駆けつけた観客に声をかけた。そして大江は「駐在さんがいなくなるところから始まる小さな物語ですが、実は複雑に広がっていって、一つの小さな事件のはずが何百年の歴史を紐解いていくような物語になっている。ぜひ楽しんでいただきたいと思います」と本作の面白さについてコメントした
10月30日の上映で、一足先に本作を鑑賞した方々の、SNS上での反応では「これを実写化する片山慎三監督すごいね。今日は1、2話見せてくれたけど毎回クライマックス感があり緊張感と何が潜んでいるのか知りたいのとでドキドキ止まらない」、「あっという間の時間だった……。どんよりと淀みのある描写、ゾワっとしました」、「ディズニーの本気を感じました」、「柳楽さんはもちろん、登場人物たちも、物語も展開もゾクゾクしてとっっても面白かった。続きが気になる! 今冬はディズニープラスで決まり」、「触れてはならない秘密を持つ一族と、駐在さんのサスペンス。こんな安心な主人公配役、ある……? ありがとう、最強タイプ柳楽優弥。参考にした作品、『ミッドサマー』とのこと。ドラマなので息をつく暇なく『クリフハンガー』。続きが気になる」、などなど、本作のクオリティに圧倒されるコメントや、12/28(水)の配信まで待ちきれない人々が続々と増加中だ!
日本が誇る最高峰の豪華キャスト、豪華スタッフが集結する一息も尽かせぬ緊迫感が溢れる戦慄のヴィレッジ・サイコ・スリラー超大作『ガンニバル』。最高密度のクオリティとスケールで作り上げ、日本から世界へ向けて発信する本作は、一体どんな狂気の世界をファンに見せてくれるのか。ディズニープラス「スター」オリジナルシリーズとしても、ウォルト・ディズニー・ジャパンとしても、新たな挑戦への幕開けとなる本作にぜひ注目いただきたい。
登壇者:片山慎三監督 大江崇允(脚本)
■ 配信情報
タイトル:Disney+「スター」オリジナルドラマシリーズ『ガンニバル』
配信情報:ディズニープラス「スター」で12月28日より独占配信
監督:片山慎三、川井隼人
脚本:大江崇允
プロデューサー:山本晃久、岩倉達哉
出演:柳楽優弥ほか
ストーリー
本作の舞台は、都会から遠く離れた山間にある「供花村(くげむら)」。警察官の阿川大悟(柳楽優弥)は、ある事件を起こして供花村の駐在として左遷され、犯罪とは無縁の穏やかなこの土地で家族と静かに暮らしていた。しかし、一人の老婆の奇妙な死をきっかけに、彼は少しずつ村の異常性に気付いて行く。そして、“この村では人が喰われているらしい”という、衝撃の噂を耳にする。穏やかな日常を次第に狂気が蝕んでいく――。
◆ ディズニープラスについて
Disney+(ディズニープラス)は、ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービスです。ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショナルジオグラフィックの名作・話題作に加え、スターブランドとして大人が楽しめるドラマや映画も充実しています。ここでしか見られないオリジナル作品も続々登場します。となります。
■公式サイト:https://www.disneyplus.com/ja-jp (外部サイト)
◆ ディズニープラス「スター」オリジナルとは
「スター」オリジナルとは、ディズニーが約100年にわたり世界中の観客に愛されるエンターテインメントを送り届けてきた経験から、各国の才能溢れるトップクリエイターや俳優たちと協働して制作する、従来のディズニーのイメージに留まらない多種多様なテーマやジャンルの映画・ドラマ・アニメーション作品を指す。日本でも、国内屈指のクリエイター&キャスト陣と共に、日本の文化・精神性に根差しながらも普遍的なメッセージの込められた、世界水準の物語をオリジナルアニメやドラマとして世界へ配信する。今年、「すべて忘れてしまうから」に加え、「シコふんじゃった!」「ガンニバル」の計3本が日本初のオリジナルドラマ・シリーズとして配信を予定している。
(オフィシャル素材提供)