イベント・舞台挨拶

『ゆめのまにまに』公開直前にキャスト・監督が浅草で感謝の挨拶回り!

©2022 ディケイド

 俳優や音楽家のマネージメント会社ディケイド設立30周年を記念した映画『ゆめのまにまに』が、11月12日(土)より東京・ユーロスペース他にて全国で順次公開される。そんな話題作の公開初日を目前に控えた11月8日(火)には、主演のこだまたいち、共演の千國めぐみ、そして張元香織監督がオールロケを敢行した東京・浅草を再訪した。

 本作の舞台となった浅草六区にある古物店「東京蛍堂」のオーナー・稲本淳一郎さんは「古き良き日本を、海外の人たちだけではなく日本の若い人にもっと知ってもらいたくて、この店をやっているようなものなので、こうやって映画になることは本当に嬉しいです。映画は観て楽しむものですが、お店は実際に触れて体験してもらえるように誰にでもオープンに広げています。映画を観て、少しでも興味を持ってもらい、お店で時代に触れてもらえると二度美味しい、という感じを味わってもらえると良いですね」と映画の公開を喜んでいる。
 また、東京蛍堂の目の前にある「くじらの店 捕鯨舩」では、名物店主・河野通夫さんに映画の完成を報告。同店はビートたけしが愛した店として知られ、東京のお笑い芸人の聖地としても有名だ。撮影以来約1年ぶりの再訪を「バカ野郎!」と河野さん流の挨拶で歓迎された3人は、恐縮しつつも嬉しそうにガッチリ握手。


 河野さんは張元監督について「撮影中はいい映画を作りたいというハングリーの塊だったけれど、今日はまるで少女みたいだな! 撮影中は獲物を狙っている獣のように、絶対に完成させるぞ!という強い意思を感じたね」と絶賛した。
 久々の浅草にこだまは「撮影を共にしたメンバーで浅草を訪れると、懐かしいという感じよりも当時の撮影現場の空気を思い出します。撮影からすでに1年程経ちますが、あの時の緊張感を思い出します」と映画初主演作のロケ地ゆえに背筋もピンッ! 撮影時には浅草の裏路地などを散策したそうで「エンターテインメントの浅草とは違ったアナザーサイドの浅草を見た気がしました。それは本作で描かれたテーマとも共通しているもので、僕の中での浅草の印象はガラッと変わりました」と話した。
 千國は「撮影はコロナ禍で行われたこともあって、当時は人通りも少なかった。でも今日はこんなに賑わいがあってビックリ。随分変わったなという印象」と活気の戻った街の様子に驚くと、張元監督も「ホント人の数が全然違う。それに尽きます。映画に映っている浅草とは全く変わっています」と状況の変化を実感していた。
 張元監督は浅草の魅力について「歴史があり、今もどんどん変わっている。それが浅草の魅力」といい、千國も「地元の方々の営みが面白くて、みんな仲良しでみんな昔から浅草にいるような感覚にしてくれる。下町ならではの人情を肌で感じました」とすっかりお気に入りだった。
 河野さんはそんな3人に向けて「しっかりと聴く耳と周りを見る目を養ってほしいね! それと継続は力だな!」と人生訓をプレゼント。「“世界のキタノ”にも本作を観てもらいたいものだ」とジョークで笑わせつつ、こだまと千國は「ぜひとも観ていただきたいです!」と期待を膨らませていた。


 「くじらの店 捕鯨舩」を後にしたこだまと千國は、実際の映画の中でも重要な演出として挿入されている「時代屋」の人力車に乗って、浅草演芸ホールや雷門など名所を回った。撮影でお世話になった浅草という地に笑顔の恩返し。疾走する人力車の勢いそのままに、『ゆめのまにまに』のスマッシュヒットを祈願していた。

登壇者:こだまたいち、千國めぐみ、張元香織監督

(オフィシャル素材提供)

公開表記

配給:スールキートス
2022年11月12日(土)より 東京・ユーロスペース他全国順次公開

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