イベント・舞台挨拶

『嘘八百 なにわ夢の陣』大阪城の目の前で映画をお披露目イベント&試写会

©2023「嘘八百 なにわ夢の陣」製作委員会

 中井貴一、佐々木蔵之介をW主演に迎え、<骨董コンビ>の痛快バディぶりでヒットを飛ばした映画『嘘八百』シリーズ。ファンの熱望に応えた最新作、映画『嘘八百 なにわ夢の陣』が2023年1月6日(金)より全国公開となる。
 これまでの利休(堺)、織部(京都)に続き、今作では満を持してなにわ・大阪を舞台に、豊臣秀吉縁起物「秀吉七品」の中で唯一所在不明のうつわ「鳳凰」を巡る丁々発止と騙し騙されの化かし合いが大勃発! スカッと胸のすく、そしてまさかの感動も待っている!? 末広がりの開運エンターテインメントとなっている。
 この度、映画のロケ地にもなった大阪城のお膝元で、関西初お披露目となる試写会を実施した。主演の中井貴一に加え、今作で実に7年ぶりの映画出演、骨董コンビの前に立ちはだかる謎めいたアーティスト・TAIKOHを演じた関ジャニ∞の安田章大が舞台挨拶に登壇し、更には特別ゲストとして、松井大阪市長も登壇。大阪の印象やロケの模様、ロケ地となった大阪城の歴史などを話すトークセッション、最後は大阪城をバックにしたフォトセッションを行った。

 この日は朝まで降っていた雨が上がって晴天となり、試写会と記者発表がスタートした。
 大阪城横のザ・ランドマークスクエア内で行われた試写会直前の舞台挨拶に登場したのは中井貴一、安田章大(関ジャニ∞)、そして松井一郎(大阪市長)。
 中井は「大阪に到着したとたんに晴れて、とても幸先のいい宣伝の日になりそうです」と話し、安田は「関西人として、大阪城そばのこの場所で登壇でき、取材も受けられるのは本当に幸せです。そしてとなりには中井貴一さん、そして松井市長もいるなんて、関ジャニ∞の安田もこんなすごい場所に立てるようになったんだなと、あらためて幸せに思っています」と心情をはなした。松井市長は、「久々に緊張しています、こういう試写会の場に立つということはありませんので。シリーズ三作目にして大阪城を舞台に、非常に楽しい作品を作っていただきました。映画とのコラボで、大阪を世界にアピールしていく絶好の機会とおもっていて、心より感謝申し上げます。」とコメント。
 改めてシリーズ三作目について聞かれると中井は「シリーズ化するなんて全く思っていなかった。1作目は堺市だったのですが、16日間という映画史の中では最短のスケジュールで撮影した過酷なものだった。やっているときは必死だったが、客観的にみると“やっつけ仕事なのでは?”と思えるくらいの本当に大変な撮影だったんです。朝3時に起きてを繰り返す毎日の撮影は死ぬ思いでした」と話すと安田や市長、さらには場内も笑いに包まれた。さらに「そんな中だったので、2作目をやると聞いたときは蔵之介君も僕も愕然としたんです、ふつうは嬉しいはずなのに(笑)。でも3作目になって、撮影は1ヵ月でしたけど余裕が出てきましたし、大阪にまた戻ってこれてよかったと思います」と話し、さらなる続編について聞かれると「その時はまたずっと大阪にいます(笑)」と話した。

 そして、7年ぶりの映画出演で、今作の撮影について聞かれた安田は「めっちゃ幸せでしたよ、だって隣でずっと大先輩のお芝居見れるんですもん! 贅沢でした、ふつうはお金払っても無理ですよね。そして中井さん蔵之介さんのお二人のお人柄がとにかくいいんですよ。お二人は演じていない裏でも活気良くテンポが良い。仲が良くて空気がとにかくいいなと思った」と話すと、中井は「僕は両親が京都なので、関西の血を引いているんです。やってることを見たら分かってもらえると思うのですけど。なので蔵之介君と安田君とは息が合う。人生ユーモアがないと面白くないというか、裏でもどこでも楽しく地ならしをしながら撮影には臨んでいました」と答えた。

 さらに安田は「中井さんは差し入れでさくらんぼを入れて下さったのですけど、僕がさくらんぼを好きだと聞かれた中井さんは、二回目の差し入れもさくらんぼを入れて下さって、さらに紙コップに“安田”と書いて、中井さんが僕専用のさくらんぼを用意してくださったんです。こんな大先輩いますか?? 本当にありがたいなと思いながらも、とても勉強になりました」と現場の思い出を話した。

 松井市長は大阪城が舞台になった本作について聞かれると「シリーズは1作目からすべて見させてもらっている。さっきの中井さんの話をきいて、あの1作目はやっつけ仕事だったんだなと(笑)」と冗談めいて話し、中井も安田も爆笑。
 「大阪城を舞台にした映画ということで、こんなことはないので今作をきっかけに、大阪をさらに広めていきたいです。中井さんも大阪にいていいよと言っているので、大阪の観光大使でもぜひ受けていただいたり(笑)、これからも大阪を愛していただきたいと思いました」と、中井に観光大使のラブコールを送り、場内も盛り上がった。

 さらに撮影中の思い出について中井は「1作目と違って、今回は大阪の街を歩いたりする時間もあって、人と接する機会がありました。蔵之介君はたくさんお店を知っているので、美味しい店も知ることができて本当に良かったですし、大阪には住めたら住みたいと思いました」と回想し、大阪城については「大阪城の中にあれだけの国宝というか財宝があるというのは本当に知らなかったです! 秀吉のものとか貴重なものがたくさん残っているというのは今回初めて知りました」とコメントした。そんな中井に市長は「秀吉の財宝は、海外の方からも注目を集めている。お持ち帰りいただくわけにはいかないですが」と返し、「そんな、持ち帰りたいとは言ってませんよ!」と笑いながら中井は答えた。

 安田も大阪城については「関ジャニ∞のシングルでも大阪城バックにMVを撮影したこともあります。個人的にも子どものころ、ラジオ体操をしに来たことがあります」と言うと中井が「安田君はいまもラジオ体操をやっているよね」というと安田は「なんで知ってるんですか???」と驚いた。「撮影の際、車で待っていたら安田君が外で体操しているのが見えて、それをみて頭の中で音楽を付けたらラジオ体操だった」と話すと、「正解です! いつも現場で第一も第二もやります。」と安田は驚きながら答えた。

 さらに大阪城を背に登壇した、ザ・ランドマークスクエア大阪の屋上では、「撮影中も大阪城があまりに素敵なので、待ち時間がまったく苦にならなかったです」と中井。安田は「撮影前に豊臣秀吉の奈良のお墓にお参りに行きました。そのあと撮影に臨んだのでいつもとは違う力を貰いました。特別感というか。大阪の地で撮影することは自分自身が育った街なので、改めて本当にありがたいと思いました」と話した。

 最後にそれぞれの夢を聞かれると、松井市長は「我々の子どもや孫が豊かに暮らせる世界から認知される大阪にしたい」とコメント。安田は「関ジャニ∞として大阪の地で全員で、映画やドラマを撮影してみたいというのが夢です。そしてずうずうしいかもしれませんが、中井さんとまた共演させてもらいたいというのも夢です!」と語り、中井は「いまの10、20代の子たちは夢を持つことが分からないと思うんですよね。自分たちも漠然としか持っていなかった。仕事を継続してやりながら出てきた夢が本当の夢のような気がするので、社会に出て、継続していくことが大事だと思います。夢が持てなくなったら俳優をやめようかなと思う」と話した。

登壇者:中井貴一、安田章大(関ジャニ∞)、松井一郎 大阪市長

(オフィシャル素材提供)

公開表記

配給:ギャガ
2023年1月6日(金) 全国ロードショー

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