イントロダクション
今は昔、近江国(現在の滋賀県)をベースに全国を駆ける商人たちがいた――。大坂、伊勢と並ぶ「日本三大商人」“近江商人”の活躍を描く、痛快ビジネス時代劇『近江商人、走る!』が12月30日に公開となる。
そろばん勘定だけじゃない。ある時はケガをして働けなくなった大工を救済する方法をひねり出し、ある時は閑古鳥が鳴く茶屋をアイデアで助ける、そしてまたある時は、店の大借金返済に知恵で挑む――。商いの才と人情に長けた主人公の近江商人・銀次役には、主役に抜擢されたデビュー作『許された子どもたち』(20)で見事毎日映画コンクール「スポニチグランプリ新人賞」を受賞した注目の新星・上村 侑。銀次を支える先輩の蔵之介には『ちはやふる』シリーズを始め映画にドラマにと出演作が途切れない実力派・森永悠希。銀次や蔵之介と共に米屋で働く楓役にはタレントとして活躍の場を広げるのみならず『アルプススタンドのはしの方』(20)では俳優としての実力もしっかりと見せつけた黒木ひかり。お茶屋の看板娘のお仙にはAKB出身で、映像作品のみならず舞台でも俳優としての活躍の場を広げている田野優花。また眼鏡屋の有益には『ハケンアニメ!』(22)での好演、そして『ひみつのなっちゃん。』のドラァグクイーン役も楽しみな前野朋哉といった若手俳優たちが結集。脇を固めるのは、筧 利夫、真飛 聖、矢柴俊博、堀部圭亮、渡辺裕之、藤岡 弘といったベテラン勢と、村田秀亮(とろサーモン)、大橋 彰(アキラ100%)、たむらけんじ、コウメ太夫らユーモアあふれる笑い芸人たちがキーパーソンとして続々登場! 監督は『老人ファーム』『鬼が笑う』で高く評価された新鋭・三野龍一が務める。
無理難題に挫けず、あっと驚く発想で難局を乗り切る。今の日本に必要な“商人ヒーロー”が誕生!
ストーリー
ある近江商人との出会いから、大津の米問屋大善屋で丁稚奉公することとなった銀次。それから5年――商才を発揮する銀次は、店の仕事だけではなく、職人の互助組合作りや茶屋の看板娘お仙のアイドル化計画などを手掛け、町の人々を助ける。 そんな彼の元には先輩の丁稚・蔵之介や、同じ店で働く楓、眼鏡職人の有益や大工の佐助など仲間が集まるようになった。
そんな中、悪辣な奉行の罠によって大善屋が千両もの借金を背負うことになってしまい、この悪企みから店を守るため、銀次は大津と15里=60km離れた堂島の米の価格差を利用した裁定取引を思いつく。電話もネットもない時代、飛脚でも半日掛かる距離を越え、情報を迅速に入手するため、銀次たちが仕掛けた壮大な作戦とは?
(2022年、日本、上映時間:114分)
キャスト&スタッフ
監督:三野龍一
脚本:望⽉ ⾠
製作:新⾕ゆっちー タケモトナオヒロ
撮影:川⼝諒太郎
主題歌:「non standard」AMAEBI
製作プロダクション:KCI
出演:上村 侑、森永悠希
真飛 聖、黒⽊ひかり、前野朋哉、⽥野優花、村⽥秀亮(とろサーモン)
⿃居功太郎、たむらけんじ、⼤橋彰(アキラ 100%)、高梨瑞樹、徳江かな、落合亜美、飯田周平、コウメ太夫
⽮柴俊博、堀部圭亮、渡辺裕之(特別出演)、藤岡 弘(特別出演)、筧 利夫
ギャラリー
オフィシャル・サイト
https://oumishounin.com/(外部サイト)
Twitter:@OumishouninFilm
公開表記
配給:ラビットハウス
12月30日(金) 新宿ピカデリー他、お正月ロードショー
(オフィシャル素材提供)