イベント・舞台挨拶

『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~』公開記念舞台挨拶

©BNP/AIKATSU 10TH STORY

 2012年10月8日にテレビ放映を開始した「アイカツ!シリーズ」の10周年YEARを記念し制作された映画『アイカツ! 10th STORY ~未来への STARWAY~』が1月20日(金)から全国130館以上で絶賛公開中! 公開初日翌日二日目の21日(土)には公開記念舞台挨拶イベントが都内劇場で行われ、主人公の星宮いちご役の諸星すみれ、紫吹蘭役の大橋彩香、藤堂ユリカ役の沼倉愛美、そして木村隆一監督が参加した。

 上映後の観客を前に、キャスト陣それぞれは自身が演じる役柄のセリフを交えて挨拶。会場をすっかり「アイカツ!」ワールド一色に染めた。諸星は「10周年という貴重な機会にこんなに素敵な映画を作っていただき、そしていちごちゃんを演じさせていただき、こんなに幸せなことはありません」と感慨無慮。お気に入りのシーンについて、霧矢あおいといちごと親友の霧矢あおいによる「おやすみおやすみ……」とあいさつを交わすシーンを挙げて「あおいいちごちゃんはいつから一人で起きられるようになったのか……と涙腺崩壊。そこから永遠に泣きながら見ていました。いちごちゃんとあおいちゃんの可愛らしさと仲の良さという変わらないものがあると思いました」と思い入れたっぷりだった。

 一方、大橋は劇中に登場するゆるキャラ・えびポンに触れて「蘭ちゃんのえびポン好きが随所に散りばめられていて、スタッフさんたちの愛が込められている。ピンポイントのシーンではないけれど、大好きなところです」とコメント。沼倉は「印象的なシーンしかない映画で、オープニングから泣ける!」と熱弁し、「それは10年という時間があったからこそ溢れてくる感情だと思いました。『アイカツ!』は今までもこれからもみんなにとって大切で大好きな作品であり続けると思いました」とファン全員の気持ちを代弁していた。

 一方、木村監督は制作上での秘話について「シリーズに参加してくれた懐かしいスタッフの面々が久々に集まって作ってくれたので、まるで同窓会のようでした。試写会の際にも懐かしい人たちが集まってくれて、それがとても楽しくて嬉しかった」と10年という月日にしみじみしていた。

 2012年10月8日にテレビ放映がスタートして、早くも10年が経過。スタート時は中学1年生だったという諸星は、当時に比べて変化したことを聞かれると「当初のいちごちゃんとは違うところもありつつ、根本は変わらないと思います。いちごちゃんの成長や私の声の変化もありつつ、マインドだけはブレないと決めていて、今では何をしゃべってもいちごちゃんになれるという自信と確信を持っています」と自負。大橋は「当初は『ああ。~』というセリフの言い方に苦戦していましたが、今では『ああ。~』というセリフ一つとっても成長したと思います」とニッコリ。沼倉も「収録現場で『アイカツ!』のみんなに会うと、家族的な感じでほっこりできるし、『アイカツ!』と聞くだけで安心ができます」と愛着を口にしていた。

 さらに「自分にとっての『アイカツ!』を一言で表すなら?」との質問には「私の青春そのもの」と諸星は答え、「『アイカツ!』に出合えてよかったと思うし、いちごちゃんを演じることで自分としてもここまで歩んでこられたと実感ができます。『アイカツ!』はここまで私がやってきた証の一つ」と感慨。大橋は「人生のバイブル」と言い、「いつか子どもが生まれたら『アイカツ!』を見せて育てたい。きっと夢を持った子どもに育ちそう。私の人生において大事な作品」とアイカツ!育を妄想。沼倉は「『アイカツ!』は学校」と表して「『アイカツ!』という経験があって、役者として成長ができたのはとても大きなことです」と感謝していた。

 最後に諸星は『アイカツ! 10th STORY ~未来への STARWAY~』のさらなるヒットに向けて「私自身こんなに素敵な贈り物をもらえる日が来るとは思っていなかったですし、皆さんにとっても贈り物のように受け取ってもらえる作品になりました」とアピール。大橋は「今作では卒業や未来などアイドルたちが進む未来が描かれています。タオルは必須アイテムになるので、バスタオルくらい大きなものを持って見てください!」、沼倉は「ハッとするシーンや涙するシーンもあったりするので、この映画が皆さんの心にずっと残ってもらえたらこれ以上の幸せはありません」と祈願。木村監督も「ファンの皆さんにとって、この映画をきっかけに『アイカツ!』の新しい思い出が出来たとしたら嬉しいです。同窓会のような気分で映画館に足を運んでほしいです」と呼び掛けていた。

公開表記

 配給:バンダイナムコピクチャーズ
 全国公開中

(オフィシャル素材提供)

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