2020年に100周年を迎えた松竹映画。『男はつらいよ』シリーズをはじめ、その長きに渡る歴史の中で松竹が描き続けてきたのは、人の温かさを描いた人情の物語であり、【家族】の物語だった。
そして、2023年。昨年既報の通り、変わりゆくこの令和の時代に、いつまでも変わらない家族の愛を描く山田洋次監督最新作、映画『こんにちは、母さん』が9月1日(金)に劇場公開予定。
製作発表以来、大きな反響を集めている本作だが、この度、福江(吉永小百合)、昭夫(大泉 洋)らと共に、下町で生きる神崎 舞役に永野芽郁の出演が決定した。福江・昭夫、ふたりの生き様を間近に感じ、寄り添い、ぶつかりながら、自らの将来を思案する多感な学生を演じる。
NHK連続テレビ小説「半分、青い」(18)でヒロインに抜擢され大きな注目を集めた永野芽郁。映画・ドラマ・CMなど多方面に活躍の場を広げ、主演映画『そして、バトンは渡された』(21)で、第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。また、昨年の主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』でも幅の広い演技で観客を魅了、人気・実力ともに兼ね備えた、いま最も注目される女優として、山田洋次監督の演出の元、吉永小百合、大泉 洋とともに、家族の物語を紡ぐ。
前作『キネマの神様』に続き、2度目の山田組参加、また吉永小百合、大泉 洋との初共演に、「山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉 洋さんと家族になれること、とても光栄に思います」と喜びを噛み締めながらも、「キャストの皆さん揃っての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした(笑)」と、錚々たるメンバーが集まる山田組の、緊張感溢れる現場を振り返った。
日本最高峰の監督・キャストで贈るいまを生きる等身大の家族の物語”にぜひご期待を!
コメント
永野芽郁:神崎 舞役
山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉 洋さんと家族になれること、とても光栄に思います。
キャストの皆さん揃っての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした(笑)。
監督のご指導に応えられるよう、先輩方についていけるよう必死に日々を過ごしました。
私自身も完成が楽しみです。お楽しみに!
映画『こんにちは、母さん』
■監督:山田洋次
■脚本:山田洋次、朝原雄三
■原作:永井 愛「こんにちは、母さん」
■出演:吉永小百合、大泉 洋、永野芽郁ほか
■ストーリー:
大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉 洋)は、久しぶりに母・福江(吉永小百合)が暮らす東京下町の実家を訪れる。
「こんにちは、母さん」
しかし、迎えてくれた母の様子が、どうもおかしい……。
割烹着を着ていたはずの母親が、艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している。おまけに恋愛までしているようだ!
久々の実家にも自分の居場所がなく、戸惑う昭夫だったが、お節介がすぎるほどに温かい下町の住民や、これまでとは違う“母”と新たに出会い、次第に見失っていたことに気づかされてゆく。
公開表記
配給:松竹
撮影:2022年9月末クランクイン~11月クランクアップ予定
劇場公開:2023年9月1日(金) 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)