最新ウルトラマンシリーズとして人気を博し、1月21日(土)にSNS上も大盛り上がりの中最終回を迎えたTVシリーズ『ウルトラマンデッカー』。その完結後の世界を描く、長編オリジナル映画がついに完成! 映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』が、2月23日(木・祝)より、TSUBURAYA IMAGINATIONにて独占配信!全国劇場にて同時公開!
そしてこの度、2月13日(月)に、本作の完成披露試写会が実施され、主人公・ウルトラマンデッカー=アスミ カナタを演じた松本大輝、新たなる巨人「ウルトラマンディナス」への変身を遂げる謎の女性、ラヴィー星人ディナスを演じた中村加弥乃、数々の「ウルトラマン」シリーズを手掛け、本作のメガホンも取った武居正能監督、地球の宙を歪める最凶の宿敵、ギベルスが引き連れる手下たちの声を演じた、安田大サーカスより、策略宇宙人ペダン星人役の団長安田と、宇宙怪人ゼラン星人役のクロちゃんが登壇。ガルメス人役の声を演じた荒井義久(パラレル反抗期)がイベントのMCを務めた。
一般の方への初御披露目となった本日、主人公アスミ カナタを演じた松本、本作のメインゲストキャストとなる中村、そして、本作を監督した武居が登壇し、直前に作品を鑑賞し終えたばかりの客席から早速温かい拍手で迎えられた。昨年の7月から半年間にわたって放送されたTVシリーズの完結編となる本作。初御披露目となった心境を聞かれ、松本は「撮影をしたのがだいぶ前なので、やっとお届けできる」と感慨深い表情で語り、「楽しかったですか?」という問いに対する客席からの大きな拍手の返答に、満面の笑みを見せていた。中村も「今日を迎えられて胸がいっぱいです。皆さんの拍手を聞いてグッときました」とたくさんのファンに迎えられ感動の様子。そしてTVシリーズに引き続いて本作も監督した武居は「やっと皆さんに観ていただけて、本当に嬉しいです」と、心境を語った。
TVシリーズでは、主人公アスミ カナタとして幾度もウルトラマンデッカーへ変身し、怪獣たちと数々の戦いを繰り広げてきた松本だが、完結編となった本作で、自身に代わってウルトラマンディナスへの変身を遂げた中村に対して、「自分の中ではシリーズ最終回で区切りがついていたので、特に嫉妬のような気持ちはなく、『がんばれ!』と純粋に応援したい気持ちになった」と、意外にもすんなりと受け入れられた気持ちを明かす。一方、幼少期よりウルトラマン作品に憧れを持っていたという中村は、「今回の機会をいただけて夢が叶ったというか。ウルトラマンになった自分を見て感動しました」と喜びもひとしおの様子で語った。また、TVシリーズの続編を描いたことで、主人公がウルトラマンへ変身できない、という本作ならではの設定が描かれたことについて、監督の武居は「TVシリーズを制作していた時から決めていたストーリーで、最後にはカナタが、ウルトラマンではなく人間として新たに生きていくのを描きたかった。TVシリーズから今回の最終章までを通して、『ウルトラマンデッカー』という作品だと思っています」と、作品に込めた思いを監督ならではの視点で明かした。そんな中でも、作品終盤の重要な場面で、カナタが、満を持してウルトラマンデッカーへ変身を果たすシーンについては、「区切りがついたつもりだったけど、やっぱりどこかでデッカーを待っている自分がいた」と、ウルトラマンデッカーに対する強い思いがあったと語り、中村も、「撮影当時のメモにも、『今日、ウルトラマンデッカーの変身を目撃した』と書き残していた」と、現場での松本の変身シーンは印象的だったこと明かした。
イベントの中盤、本作でウルトラマンディナスへの華麗な変身を遂げるディナス役の中村が、実際に生変身ポーズを披露することに。一般の観客を前にしては初めての変身披露ということで、少し緊張の表情を見せる中村だが、勇ましい変身ポーズと掛け声に合わせてウルトラマンディナスが登場すると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。中村は「ほんとにドキドキしました」と、変身を披露した心境を語り、間近で見ていた松本は「僕が最初にファンの皆さんの前で変身した時はグダグダだったので、100点満点です!」と、これまで数々のイベント披露してきた、「変身ポーズの先輩」としても太鼓判を押していた。
するとここで、会場の一般客へは明かされていなかったスペシャルゲストとして、本作へ声優出演を果たした、安田大サーカスの団長安田とクロちゃんが登場。「ペダン星人」という団長が演じた役の名前にちなんで「ペダン大サーカスです!」と明るく登場し、思わぬゲストの登場と、壇上のウルトラマンディナスとクロちゃんとの貴重なやり取りなどに、会場も大盛り上がり。しかし、トリオ芸人として3人で出演を果たした安田大サーカスのうち、HIROの様子が見えず、団長安田も「さっきまでは一緒にいたんだけどなー?」と、とぼけたリアクションを見せる中、突如として、作中でHIROが声を演じたクカラッチ星人がステージに登場。ステージ上では、ウルトラマンディナスとクカラッチ星人による戦闘が繰り広げられ、目の前に行われたヒーローショーさながらのアクションに、会場のファンも熱い視線を注いでいた。
撮影やアフレコを振り返り、トークも盛り上がりを見せる中、MCの荒井と主演の松本の無茶ぶりで、劇中のシーンを再現して即興芝居を披露することに。本作では声の出演を果たしたものの、自身が実際に演技をすることには不安そうな安田大サーカスの二人をよそに、松本、中村、武居の演技指導がスタート。そして、監督の掛け声を合図に即興芝居がはじまると、コミカルに演じる団長とクロちゃんの迫真の演技、そして、ファンにはたまらない、劇中の勇敢な姿そのままに演技を披露する松本、中村に、会場からは大きな拍手も起こり、即興芝居は大成功となった。
そしていよいよ、本作の主人公をつとめた松本が、先に披露した中村に引き続き、生変身ポーズ披露することに。本作でも終盤の重要なシーンで変身を遂げた真打の変身に、ファンからは、待ってました!とばかりに喜びの拍手が沸き起こる中、登壇者全員の「輝け!」の掛け声から力を託された松本は、半年以上にわたってファンを魅了してきたお馴染みの変身ポーズを見事に決め、ウルトラマンデッカーが登場。カナタとデッカー揃っての決めポーズに、会場のファンにはたまらない瞬間となった。
映画では同じシーンの共演はなかった2人のウルトラマンが揃い踏みとなったフォトセッションで、笑顔を見せた登壇者一行。イベントの最後に、武居は「TVシリーズから続いてとうとう最終章。自分でもいい作品になったと自負しています」と自信を覗かせる。クロちゃんは「アイドル好きなので、憧れの宮澤佐江さん演じるカイザキ副隊長と戦って、クロちゃん本望だしん!」とお馴染みの持ちネタで笑いを誘い、団長安田も「敵役でしたけど、レギュラー出演を目指していますので、今後のペダン星人軍団の活躍にもご期待ください!」と力強くコメント。中村は「私自身も、もう3回観ていますが、観れば観るほどいろいろな発見があるので、何度も観て欲しいです」とファンへ呼びかける。最後に松本は「デッカー最終章とは言っていますが、すごく前向きな物語で、デッカーの物語はこの先も終わらないですし、何十年か先にデッカーの新作があるかも?しれないので、これからも末永く“輝いて”いきたいです」と、自身にとって思い入れ深い作品のこれからも見据えたコメントで、イベントを締めくくった。
登壇者:松本大輝(アスミ カナタ役)、中村加弥乃(ディナス役)、武居正能監督、安田大サーカス・団長(ぺダン星人役CV)、クロちゃん(ゼラン星人役CV)
公開表記
配給:バンダイナムコフィルムワークス、円谷プロダクション
2月23日(木・祝)よりTSUBURAYA IMAGINATIONにて独占配信!
全国劇場にて同時公開!
(オフィシャル素材提供)