世界中で生きづらさを抱えて暮らす人が今でも増え続けているが、そんな日々にいる女性たちの目線を中心に描かれたオムニバス映画『ワタシの中の彼女』は、孤独や不安を抱えるなかで、ささやかな希望や人と人とのつながりの4つの物語。2020年に短編映画として発表した『4人のあいだで』が大阪アジアン映画祭でJapan Cuts Awardを受賞し、ニューヨークのJapan Cuts映画祭など数々の国内外の映画祭で話題になったのをきっかけに、新たに短編3作を製作。四編のオムニバス映画として誕生した。
大きく変わってしまった日常、孤独や不安を抱えながらも、ひとすじの光を求めて生きる4人の女たちを一人の女優・菜 葉 菜が演じる。四編の脚本・監督を務めたのは、ドラマとドキュメンタリーの境界を越えて常に斬新な作品を世に送り出し、国内外の映画祭で⾼い評価を受けている中村真⼣。 全国順次公開中。
女優・菜 葉 菜が、シカゴで開催されるアジアン・ポップアップ・シネマ映画祭で、功労賞を受賞!
3月18日よりアメリカのシカゴで開催されるアジアン・ポップアップ・シネマ映画祭で、本作主演の菜 葉 菜が、これまで数々の作品で活躍してきたことについて評価され、功労賞(Career Achievement Award)を受賞することが映画祭より発表された。
この映画祭はアジアのさまざまな注目作を紹介する映画祭で、今年の他受賞者には香港のスター俳優、アーロン・クウォックが優秀作品賞特別賞、若手俳優に贈られるブライト・スター賞を香港の女優・レンシー・ヤンが受賞する。またその他ゲストには、ツァイ・ミンリャン監督作で知られる台湾の俳優、リー・カンションも参加予定。
本映画祭で『ワタシの中の彼女』は3月18日にシカゴの劇場にて上映予定。ジャパンタイムズの映画評論家マーク・シリングがモデレーターで、上映後に菜 葉 菜さん、中村真夕監督のトークが開催される。
アジアン・ポップアップ・シネマ Season16公式サイト:(https://www.asianpopupcinema.org/、外部サイト)
菜 葉 菜 コメント
この度は身に余るような素敵な賞を頂き光栄です。
『ワタシの中の彼女』の中村監督はじめ、これまでご一緖させていただいた監督、キャスト、スタッフ、関係者の皆さま全てに感謝致します。今後もこの賞に恥じぬよう、更に精進してまいります。
公開表記
製作・配給:ティー・アーティスト
全国順次公開中
(オフィシャル素材提供)