映画『シン・仮面ライダー』全国最速公開(一部劇場を除く)記念の舞台挨拶が都内で行なわれ、キャストの池松壮亮、浜辺美波、柄本 佑、西野七瀬、手塚とおる、塚本晋也が出席して作品について語った。当日は俳優による作品紹介の全国行脚(ゲストビジット)へかける意気込みも語られた。
本作は、「仮面ライダー」が1971年に初放送されてから50周年の記念日となる2021年4月3日に製作が発表された。庵野秀明が脚本・監督を手掛けるオリジナル作品。
本郷 猛/仮面ライダー(池松)、緑川ルリ子(浜辺)、一文字隼人/仮面ライダー第2号(柄本)らが秘密結社「SHOCKER」と繰り広げる戦いが描かれる。
主演の本郷 猛・仮面ライダー第1号を演じた池松は、満席の会場を見渡し、ファンに向けて「できたてホヤホヤです。僕は既に2回観ています。皆さんもぜひ本作を堪能して欲しい」と呼びかけた。また、池松は作品について「マニアのツボを押さえています。誰でも引き込まれる作品です。劇場に観にいって楽しんでください」とアピール。
ヒロイン・緑川ルリ子役を演じた浜辺は「試写を観に行くときに、今日は『最高の日』と思うぐらいワクワク、ニコニコしながら現場に向かいました。それぐらい高ぶりがありました」と笑顔で話した。
仮面ライダー第2号こと一文字隼人を演じた柄本は「ほんとに出来上がったばかり。僕の初見が10日前。その時の気持ちの高ぶりが持続したまま今ここにいます。これから観る皆さんの2時間後の状態と同じだと思います。観る側の心をかき乱してくれる作品です」と観客に向けて熱くコメントした。
人気のキャラであるSHOCKER上級構成員・ハチオーグを演じた西野は「私も試写を観た後は本当に上がりっぱなしでした。皆さんも同じ体感をしてくれるんだろうなと思うと、嬉しいです」。また、本作で念願のアクション・シーンに初挑戦したという西野は「戦うことができました!」と笑顔で振り返っていた。
SHOCKER上級構成員・コウモリオーグを演じた手塚は「庵野作品へは4度目の出演となります。楽しみにしていてください。期待を裏切りません」と自信たっぷりに作品をアピール。
緑川ルリ子の父・緑川 弘博士を演じた塚本は「撮影は1年前に終わっています。庵野監督のビックリするようなこだわりが入っています。楽しみにして! とにかくスゴイ」と観客に呼びかけた。
公開記念として限定全国100万パックの「シン・仮面ライダーカード劇場版」が配布される。キャスト陣にもプレゼントされ、その場で開封。当たったカードを発表する場面で、池松は仮面ライダー1号とルリ子を引き当てたことを披露。西野は「コウモリオーグとハチオーグの変身前でした。良い感じ。カッコいい!」と大喜び。柄本は皆がうらやむサイン入りのレアカード(本郷 猛)を手にした。
最後に、池松は客席に向かって「本作の最初の目撃者になっていただいてありがとうございます。大きなプロジェクトで、長い時間を苦しんだり、楽しんだりしてきました。長い旅だったなと思います。ようやく、今日の日(初上映)が迎えられて嬉しく思います。楽しんでください」とメッセージを伝えた。
全国行脚で池松は九州エリア、浜辺は出身地の石川から関東方面へ。柄本は北海道からスタート。ゲスが登壇する映画館や上映会は公式HPでご確認を!⇒https://www.shin-kamen-rider.jp/news/851/(外部サイト)
登壇者:池松壮亮、浜辺美波、柄本 佑、西野七瀬、手塚とおる、塚本晋也
(取材・文・写真:福住佐知子)
公開表記
配給:東映
2023年3月17日(金)18時より全国最速公開 (一部劇場を除く) 同年3月18日(土) 全国公開