漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクションで、Filmarks初日満足度ランキング第1位、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織)を獲得した、殺し屋女子2人組のアクション映画の待望の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』が3月24日(金)より、新宿ピカデリー他にて公開される。
この度、第2作目の新たな敵として、殺し屋協会アルバイトのゆうり役に抜擢された、アメリカ育ちで、ドニー・イェン主演の『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』、『HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY』などでアクションに定評のある丞威のオフィシャル・インタビューが届いた。
なお、池袋シネマ・ロサでは、続編の公開を前に、前作『ベイビーわるきゅーれ』が3月23日(木)まで上映中。その他の劇場に関しては、順次、前編の公式サイトの劇場情報に掲載される。 ⇒https://babywalkure.com/bw01/(外部サイト)
丞威
1994年生まれ。大分県出身。
幼少期をアメリカ・ロサンゼルスで過ごす。
7歳の時にダンスコンテストで全米優勝し「Performer of the Year」受賞。近年では映画・ドラマ・演劇・CMなどマルチに活躍し、注目を集めている。
主な出演作は『琉球バトルロワイヤル』(13)、『クローズ EXPLODE』(14)、『HIGH&LOW THE MOVIE2』(17)、『孤狼の血』(18)、『燃えよデブゴン TOKYO MISSTION』(21)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(21)など。
『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』ヘの出演オファーがきて、どう思いましたか?
「来たか~」という感じでした。ずっと話題になっていたし、乾天門役で出演した『るろうに剣心 最終章 The Final』に伊澤さんがアクション部で入っていて、アクション練習の時にお会いして、「こういう動けるアクション・ウーマンがいるんだな」と知っていました。女性でアクション部に入っている人は珍しく、貴重なので、印象に残っていました。そういう伊澤さんと闘えるというのは安心感もありましたし、楽しみでもありました。ふらっとテレビをつけて、伊澤さんを見ることもあったので、日本のアクション業界がメディアに取り上げられているのは自分としては嬉しかったです。『1』のラストの伊澤さんと三元雅芸さんとの戦いを超えなくてはいけないというプレッシャーはありつつ、楽しみで、ワクワクしていました。
弟・まこと役の濱田龍臣さんは、ご一緒していかがでしたか?
楽しかったです。自分には姉がいるんですけれど、小さい時から弟が欲しかったので、二人でいる時間も楽しかったです。彼もすごくフランクでよくしゃべる人なので、現場も明るかったし、兄弟みたいな感じで気を遣わず、楽しく過ごせました。
主演の二人はご一緒していかがでしたか?
髙石さんはすごく不思議な空気感があるんですが、作品を通して1シーン1シーン真摯に向き合う、集中力の高い方でした。年齢は関係なく、すごくいい女優さんだと思いました。伊澤さんとは、ラスト・バトルで信頼関係が必要なので、ラスト・バトルに行くまでにできるだけコミュニケーションを取らないといけないなと思って、ある意味兄妹のように接して、休憩中などもよく話していました。
ゆうりとまこと兄弟に仕事を斡旋してくれる赤木役の橋野純平さんとのシーンはいかがでしたか?
橋野さんとは、3人で本番前にナチュラルになるまで何回もセリフを読んで、セッションっぽい感じでできました。橋野さんの胸を借りて、芝居の流れがどう上手く行くかと試行錯誤ができて、楽しかったです。特に食堂のシーンは楽しませていただきました。
アドリブはありましたか?
自由にやらせてもらえたので、濱田くんとも、「やるだけやってみよう」と話して、アドリブもガンガンありました。
アクション監督の園村健介さんの作るアクション・シーンは、いかがでしたか?
最高です。園村さんは狭いところが好きなんです。アクションってどうしても大きく見せるという激しいアクションというのがイメージとしてあると思うんですけれど、園村さんのアクションは結構細かくて。スローで再生しないと分からないような細かい技術であったり、「パンチがこうきたら、こう避けるから、こう返すよね」という仕組みにすごく頭を使っているアクションの作り方なので、すごく楽しかったです。伊澤さんというアクション女優とやらないと成立しないアクションなので、すごくいい化学反応が起きたのではないかと思います。
Blu-rayやDVDを買って、スローモーションで観てほしいという感じですか?
そりゃあもう、絶対に何回も観ないと分からないと思います。アクションが好きな方が『ベイビーわるきゅーれ』を観てくださると思うので、映画館では劇場の迫力を感じてもらって、Blu-ray/DVDをスロー再生しながら観てもらえると、より面白いんじゃないかと思います。
演じて難しかったシーンはどこですか?
冒頭です。一番最初のシーンが、一番最初に撮影したシーンなんです。濱田くんとはリハーサルはしていたけれど、現場に入ってカメラを向けられると、余計なことを考えてしまうので、そこをどれだけ崩すか、何回かテイクを重ねたのは覚えています。それ以降は二人の関係性ができて、自然と流れるようにお芝居ができるようになりました。
撮影時のエピソードはありますか?
真夏にアクション・シーンを撮影したので、シャツがびしょびしょで汗が絞れるくらいでした! きついけど、でも楽しくやっていました。
2作目の見どころはどこだと思いますか?
『ベイビーわるきゅーれ』のシュールな世界観と、空気感、テンポというのももちろん見どころなんですけれど、やっぱりアクションです。『1』でまひろが戦った三元雅芸さん演じる渡部というのは、得体の知れない強い人としてアクションをやっていましたが、『2』では、神村悠里と深川まひろの、お互い何かを背負って戦いに行くというドラマが、自分が演じていても心に刺さりました。そこをぜひ皆さんに観ていただきたいです。
読者にメッセージをお願いします。
この2~3年、コロナが続いて、モヤモヤ感を晴らしたいという方が多いと思います。本作では、『1』以上のアクションができているので、何か嫌なことがあったり、モヤモヤしている人がいれば、ぜひこの映画を観てスカッとなって、家に帰っていただければと思います。
六本木 蔦屋書店では、4月6日(木)まで映画『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』公開記念ポスター&衣装展を開催中。(※延長の可能性あり)
<ポスター展に掲出されているポスター7種>
・「ベビわる2」本ポスター
・「ベビわる2」海外用ビジュアル(髙石伊澤ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(髙石伊澤ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(髙石ver.)
・「ベビわる1」海外用ビジュアル(伊澤ver.)
・「ベビわる2」今回オリジナルの衣装ポスター(髙石ver.)
・「ベビわる2」今回オリジナルの衣装ポスター(伊澤ver.)
メイキング写真パネル展のコーナーもある他、前作『ベイビーわるきゅーれ』のパンフレットのご購入で、オリジナルブックカバーをプレゼントしている。
https://store.tsite.jp/roppongi/event/video/32451-1745520316.html(外部サイト)
公開表記
配給・宣伝:渋谷プロダクション
2023年3月24日(金)~新宿ピカデリー他にて公開
(オフィシャル素材提供)