イントロダクション
僕は子どもが生まれても、父親にはなれなかった――。
「きらきらひかる」「モリのアサガオ」の作者、郷田マモラ原作の同名コミックを映画化!
主人公の父親・和真を演じるのは、ドラマ「オールドファッションカップケーキ」(2022)をはじめ、映画、舞台など話題作への出演が続く武田航平。
娘・ひなを演じるのは、CX「イチケイのカラス」(2021)などでの演技が注目を集める佐藤恋和。また、和真の妻・小百合を安藤 聖が演じるほか、寺脇康文、松下由樹、津田寛治、柚希礼音ら豪華共演陣が、親子を支えていく人々を演じる。
監督は、『恋は光』(2022)などの映画作品で助監督を務め、NHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」(2022)の演出などを手掛け、本作が長編デビュー作となる中田博之。
ストーリー
イラストレーターの和真は、妻の小百合と3歳の娘・ひなと暮らしていた。ある夜、和真が接待で飲んでいると、買い物に出た小百合が、事故に遭って入院してしまう。ひとりぼっちのひなは、翌朝、1人で目を覚ます。和真は、朝まで居酒屋で寝込んでしまっていたのだった。
ひなは、警察に保護され、児童養護施設に引き取られることに。一切子育てに関わってこなかった和真は、ひなを連れ帰ることを許されなかった。
小百合の意識は戻らないまま、何もできずに時間だけが過ぎていく。自暴自棄になっていた和真だが、次第に自分を見守ってくれている人たちの存在に気づき、娘との失ってしまった絆を取り戻す決意をする。
しかし、ひなは、和真が面会に来ても泣いてばかり。ひなは、父親の事を忘れてしまったのだろうか……。
(2022年、日本、上映時間:90分)
キャスト&スタッフ
出演:武田航平、佐藤恋和、安藤 聖、辻 千恵、三戸なつめ、伊礼姫奈、三田村賢二、浅茅陽子、柚希礼音、津田寛治、松下由樹/寺脇康文
原作:郷田マモラ/吉田 浩『この小さな手』
監督:中田博之
脚本:守口悠介
主題歌:青木カレン
プロデューサー:松嶋 翔
音楽:Rhythm & Note
製作:「この小さな手」製作委員会
制作プロダクション:NeedyGreedy
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:フルモテルモ
4月8日(土)よりユーロスペース他 全国順次公開中
(オフィシャル素材提供)