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『ジュリア(s)』描き下ろしイラスト&著名人コメント到着!

©WY PRODUCTIONS–MARS FILMS–SND-FRANCE 2 CINÉMA

 ピアニストとしての成功を夢見るジュリアの人生を、些細な選択の積み重ねで枝分かれし、交差する4つの人生として描き、だれの胸にも響く人生賛歌を紡ぎ出した映画『ジュリア(s)』(読み「ジュリアズ」)が5月5日(金・祝)より公開決定! そしてこの度、描き下ろしイラストと著名人コメントを解禁された。
 この度解禁されたイラストは、「坂道のアポロン」をはじめ数多くの作品を著作にもつ漫画家の小玉ユキと、独自のタッチで小説の表紙や映画の世界観を手掛けてきた画家の榎本マリコが描き下ろしたものとなる。小玉は、流れるように描かれた鍵盤に沿って主人公ジュリアの枝分かれする人生の一瞬一瞬を描いており背景には大きな木の枝葉が構えているもので「見終わると自分の人生も、違う道をたどる別の自分の人生までも肯定したくなる映画です」とコメントも寄せた。

 榎本は、正面に置かれた木とそれを囲うように描かれた中に、女性のシルエットが浮かび上がる、榎本の作風が詰め込まれた印象的なデザインとなっており「一本の木が枝分かれし、それぞれの葉や花、実をつけて熟し、ひとつの生を終える。根を深く張ってさえいれば、どんな雨や風にも倒れない」と語った。図らずも二人のイラストが木と枝葉をモチーフに描き下ろされたことで、作品内で描かれるさまざまな人生を連想させるものとなった。

 さらに、本作がもつ人生賛歌の側面に感銘を受けた著名人コメントも到着! ピアノ調律師の物語「羊と鋼の森」作者の宮下奈都は「どんな人生も素晴らしい、といえる覚悟はまだない。ただ、どんなジュリアも幸せでいてほしいと願わずにはいられなかった」と自身を投影する程に没入したかのようなコメントが届いた。また、フリーアナウンサー・女優の宇垣美里からは「選択と偶然の果てに辿り着いた今の自分のことを、心から愛おしく思えた。この映画は祝福だ」とコメントし、人生の可能性について語ることで、今を称賛する本作の魅力について言及した。

コメント

小玉ユキ(漫画家)
 誰もが一度は違う未来に立っている自分を想像してしまうものですが、そんな想像をこんなにも鮮やかに映画にできるんだと驚いています。見終わると自分の人生も、違う道をたどる別の自分の人生までも肯定したくなる映画です。

榎本マリコ(画家)
 一本の木が枝分かれし、それぞれの葉や花、実をつけて熟し、ひとつの生を終える。根を深く張ってさえいれば、どんな雨や風にも倒れない。もしもあの時……なんていくら想像したって分からないけど、ただ一人の人間であればいい。それぞれのジュリアの生き方が、未来への可能性を示してくれた。

宮下奈都(作家)
 一生を大きく変えてしまう、ほんのささいな偶然の描かれ方が見事だった。人生というのは奇跡の連続なのだと思った。どんな人生も素晴らしい、といえる覚悟はまだない。ただ、どんなジュリアも幸せでいてほしいと願わずにはいられなかった。拍手で観終えると、自分の人生もしみじみと愛おしく思えた。

宇垣美里(フリーアナウンサー・女優)
 優美なピアノの調べに乗せて描かれる、あったかもしれない人生の景色。どの道を進んでも禍福は糾える縄の如し、けれどそこでしか出会えない幸せも確かに存在して。選択と偶然の果てに辿り着いた今の自分のことを、心から愛おしく思えた。この映画は祝福だ。

山崎まどか(コラムニスト)
 「もしかして別の人生があったかも」と夢見る必要がない、そんな別の人生を夢見てしまう人にこそ観てほしい映画。どんな彼女の人生も痛くて、愛しくて、一度きりの輝きに満ちている。

児玉美月(映画批評家)
 『ジュリア(s)』は架空の「いま・ここ」にはないいくつもの人生を描きながら、わたしたちの「いま・ここ」にしかないたったひとつの人生を肯定してくれる。これは映画だからこそ紡ぐことができる独創的な物語による、かけがえのない人生讃歌だ。

ミヤザキタケル(映画アドバイザー)
 たとえどんな道を歩もうと、絶望は訪れるものだし、きっと希望だって見出せる。幾通りものジュリアの人生の可能性を目にしていく中で、引き返せぬ過去ではなく、今ある時間、今ある繋がり、今ある自分に宿る“価値”に目を向けることの大切さに気づかされた。道に迷った時、そっと背中を押してくれる温かな作品です。

SYO(物書き)
 運命は、たった数秒の偶然でこうも変わる。そのことを、ここまで鮮やかに検証しきった映画は珍しい。同時並行で分岐する人生――どれも完璧ではなく、美しい。だから今を肯定できる。選べなさを嘆かない眼差しに落涙。

公開表記

 配給:クロックワークス
 5月5日(金・祝)よりシネマート新宿ほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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