『劇場版 美しい彼~eternal~』の⼤ヒット御礼舞台挨拶[清居編]が、5月9日(火)に都内にて開催され、主演の八木勇征が登壇。3日前に26歳の誕生日を迎えた八木へのお祝いと、映画の大ヒットをダブルで祝した特大ケーキがサプライズで贈られ、ハッピー・バースデーの合唱も! 満席となった会場にお祝いムードがあふれる大盛り上がりのイベントとなった。
「流浪の月」で本屋大賞2020を受賞し、最新作『汝、星のごとく』が2023年本屋大賞を受賞した小説家・凪良ゆうの大人気小説をドラマ化した「美しい彼」。本作は、国内のみならず世界中で「ひらきよ」ムーブメントを巻き起こしているドラマの続編を、『劇場版 美しい彼~eternal~』として映画化。一人妄想世界の住人、無口で根暗な底辺“ぼっち”平良(萩原利久)と、周囲を惹きつける美しく冷酷なカリスマ“キング”清居(八木勇征)恋の行方を描き出す物語。劇場版では、大学卒業を控え、人気カメラマンのアシスタントとして働きはじめた平良と俳優としての活躍の場を拡げる清居の“その後”が描かれる。
4月7日に全国154館で上映が開始した本作は、公開から1ヵ月で興行収入4.7億円、観客動員数は33万人を突破し、大ヒットを記録している。また、先日池袋で実施された《発声&SNS投稿OK》応援上映は、チケットが即日完売。当日は300人を超える熱いファンが思い思いの応援グッズを持参し、各々がスクリーンへあふれんばかりの想いを叫びながら本作を鑑賞。エンドロールでは主題歌である もさを。の「キンモクセイ」を全員で合唱して締めくくる大盛況のイベントとなった。同様の応援上映は福岡・天神の劇場でも行われ、日本中に“ひらきよ旋⾵”が巻き起こっている。
映画の大ヒットを受け、W主演の萩原利久が登壇した先月の大ヒット御礼舞台挨拶に引き続き、二回目の開催となった今回は[清居編]と題してW主演の八木勇征が登壇。八木は「こうやって観客の皆さんを目の前にすると、あらためて実感します」と感慨深げ。4月18日に萩原利久が登壇した舞台挨拶では、公開して1週間にも関わらず、すでに40回も観たというファンもいたが、今日も「40回以上観た」という熱烈な『美しい彼』ファンが来場、八木を驚かせていた。
ここで、MCが八木に「観客の皆さんに聞いてみたいことはある?」と尋ねると、「アニメイトさんとのコラボで食べ物のメニューがあったんですが、”エビコロ”を食べたことある人いますか?」と声をかけると、「美味しかった!!」と大きな声が返ってくる。
他にも観客から寄せられたさまざまな質問に答えた八木。「FANTASTICSのメンバーはもうご覧になられましたか? その感想は?」という問いに、「リーダーの佐藤大樹くんが、朝8時からの上映を観てきてくれたそうで、ただひたすら『最高! なんも言えない。最高!』って言ってもらいました」と喜びの報告。他にも「今放送中のドラマのスタッフさんからも『観たよ』と言ってもらえて。かなり“美彼(ウツカレ)”オタクが増えていて、本当に嬉しいです」と笑顔で答えていた。
FANTASTICSのボーカルとして音楽活動もしている八木だが、「清居を演じたことで、歌うことに影響した部分はありますか? 歌手活動が清居を演じる上で役だったことは?」という質問には、「清居の真っ直ぐな“好き”という気持ちが、曲を歌う時にはとても活きているなと思うことは多々あります。清居はいつも自信を持って、どんなことにもひたむきに諦めず、めげない、曲げない部分があった。何回もトライしていく強い気持ちは僕がアーティストとして活動をしていく中でいきていると思います」と答え、音楽活動をする中でも八木の中にしっかり清居の精神が宿っている様子。
さらに「ドラマのシーズン1の神社で、清居が平良からもらったスポーツ・ドリンクを飲み干すシーンはワン・カットで撮ったんでしょうか?」と自称カービィの八木の胃袋を気にするコアな質問も。八木は「ワン・カットではないです。でも、何回も飲んだのでタポタポになっていましたね(笑)。タポタポのまま撮影は続いていました……」と苦笑い。
また、先日萩原が登壇した時に話題に上がった“三角チョコパイ”の<白と黒、どちらが好きか>の論争の件にも言及。「絶対ホワイトのほうが美味しいんだから!」と豪語するも、会場のファンに「どちらがいいか」と問うと圧倒的にホワイト……とはならず、おおよそ半々くらいの結果に。それを見た八木は「いいんですよ、好きなものを食べてもらえば。全然、白じゃなくてもいいんで……」とちょっぴり拗ねた顔を見せる一面も。
劇場版で新たに参加した安奈役の仁村と桐谷役の前田については「前田くんとは事務所も一緒なので前から知っていましたが、年下ながらもリスペクトできる人だと思っていました」とし、「特に笑顔が可愛かったですね。FANTASTICSのメンバーの中島颯太と仲がいいので今度一緒にご飯を食べに行こうって言っています」と、共演によってより親睦が深くなったことを明かし、「仁村さんは安奈役にピッタリ。ずっと安奈さんとして接していました」とにっこりする一幕も。
ここで、5月6日に26歳の誕生日を迎えた八木にサプライズで誕生日を祝い、特大ケーキが登場! 「おお!すごい!!」と驚く八木に、観客からハッピー・バースデーの歌のプレゼントもあり、大感激の八木は「嬉しい! こんなに大勢の人にハッピー・バースデー・ソングを歌ってもらったのは人生初めてです! 本当にありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべていた。
そして、「25歳もいろいろな経験ができましたし、チャレンジさせていただきました。26歳も、いろいろな現場にもどんどん出ていきたいですし、もっともっと進化して加速していけるように頑張って生きていきたいと思います」と決意も新たに。さらに、「皆さんと出会えたのも、僕が利久とW主演をさせていただいた『美しい彼』があったからこそ。皆さんのおかげです。僕の基盤になっている作品です。これからもよろしくお願いします」とファンに感謝の気持ちを伝え、舞台挨拶を締めくくった。
スマートフォンアプリ「HELLO! MOVIE」を使用した、主演の萩原・八木の二人による副音声付きの上映も好評実施中! そして本作は、日本を飛び出し、台湾、ベトナムなど、海外での上映もきまっている。
公開表記
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
大ヒット全国公開中
(オフィシャル素材提供)