最新ニュース映画祭・特別上映

「新宿東口映画祭2023」作品ゲストによるイベント、映画祭グッズ販売決定!

 5月26日(金)~6月8日(木)、武蔵野館、シネマカリテにて開催の「新宿東口映画祭2023」で、魅力的なイベントが決定!! また、映画祭グッズの販売も決定した。

新作映画舞台挨拶

 公開を前に本映画祭で上映される『断捨離パラダイス』『認知症と生きる 希望の処方箋』の監督や出演者による舞台挨拶を開催。

『断捨離パラダイス』舞台挨拶
 日時:6月3日(土) 19:50の回 上映前
 会場:新宿武蔵野館
 登壇者:萱野孝幸(監督)他予定

萱野孝幸
 1990年生まれ、大分県出身。福岡県在住。九州大学芸術工学部 画像設計学科卒業。
 『夜を越える旅』(2022年劇場公開予定)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021の国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞を受賞、東京国際映画祭にて上映される。堤 幸彦監督・本広克行監督・佐藤祐市監督を中心とした映像製作プロジェクト『SUPER SAPIENSS』にて脚本を担当。

『認知症と生きる 希望の処方箋』舞台挨拶
 日時:6月3日(土) 10:00の回 上映後
 会場:新宿武蔵野館
 登壇者:野澤和之(監督)、田寺順史郎(プロデューサー)、北村裕美子(音楽療法士)、赤塚 望(音楽療法士)

野澤和之
 1954年生 新潟県出身。立教大学文学部大学院修了。
 文化人類学を学んだ経験から文化社会の周縁にいる人々を描いた作品が多い。ドキュメンタリー映画代表作に在日韓国人の半生を描いた『HARUKO』。フィリピンのストリート・チルドレンを描いた『マリアのへそ』SKIPシティ国際Dシネマ ノミネート作品。両手両足のない女性中村久子を描いた『生きる力を求めて』(文部科学省選定)瀬戸内海に浮かぶ島のハンセン病療養所で暮らす夫婦の愛の物語『61ha絆』(文化芸術振興費補助金・文部科学省選定)。2019年から『がんと生きる言葉の処方箋』(文部科学省選定・厚生労働省推薦作品)好評上映中。認知症の映画は、「処方箋シリーズ」の第2弾となる。

旧作映画トークショー

 『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督によるトークショー、『キャロル』の原作翻訳を手掛けた柿沼瑛子とよしひろまさみち(映画ライター)が原作と映画の魅力を語る。

『湯を沸かすほどの熱い愛』 トークショー
 日時:6月3日(土) 14:40の回 上映後
 会場:新宿武蔵野館
 登壇者:中野量太(監督)、ミヤザキタケル(映画アドバイザー)

中野量太
 1973年7月27日生まれ。京都育ち。
 大学卒業後、日本映画学校に入学し3年間映画作りの面白さに浸る。2008年、文化庁若手映画作家育成プロジェクト(ndjc)に選出され、35ミリフィルムで制作した短編映画『琥珀色のキラキラ』が、高い評価を得る。2012年、自主長編映画『チチを撮りに』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて日本人初の監督賞を受賞、ベルリン国際映画祭を皮切りに各国の映画祭に招待され、国内外で14の賞に輝く。2016年、商業デビュー作となる『湯を沸かすほどの熱い愛』が、日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞など6部門受賞、国内映画賞で35の賞に輝き、米アカデミー賞®外国語映画部門の日本代表に選ばれる。2019年、初の原作モノとなる『長いお別れ』を、5月に公開、ロングランヒットに。2020年、最新作『浅田家!』が、日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞など8部門受賞、フランスでも、観客動員255000人の大ヒットに。独自の感性と視点で、家族を描き続けている。

ミヤザキタケル
 1986年、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。
 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジン・PHILE WEBでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。

『キャロル』 トークショー
 日時:6月6日(火) 19:20の回
 会場:新宿武蔵野館
 登壇者:柿沼瑛子(原作「キャロル」翻訳)、よしひろまさみち(映画ライター)

アニメーション作品トークショー

 昨年の映画祭で上映された「一ツ星家のウルトラ婆さん」が今年も上映!! 本作を製作したナックに当時在籍していた河野義勝(現 武蔵野興業株式会社代表取締役社長)がミニトークを行う。どんな製作秘話が暴露(?)されるのか!?

「一ツ星家のウルトラ婆さん」 ミニトーク
 日時:6月1日(木) 19:50の回 上映後
 会場:シネマカリテ
 登壇者:河野義勝(武蔵野興業株式会社 代表取締役社長)

チケット販売情報

 5月19日(金)正午より劇場HPにて販売開始が決定した。既にSNSなどで話題となっている作品をはじめ、昨年同様、販売開始早々に完売となる可能性もある。

 オンライン予約販売:5月19日(金)正午より
 オンライン予約サイト:http://www1.musashino-ticket.jp/shinjuku/schedule/index.php(外部サイト)
 
 ※各回のチケットはPC・スマートフォンなどによるインターネットにて販売致します。電話でのご予約は受け付けておりません。但し5月20日(土)開館時間までに残席が出た場合のみ、窓口でも販売を行います。
 ※チケットは完売次第、販売を終了します。
 ※チケットのご購入後の変更、払い戻しは致しません。
 ※転売目的でのチケットのご購入は固くお断りいたします。
 ※特別興行につき、株主優待券(証)株主優待割引・招待券・各種割引はご使用いただけません。

プレゼント企画

 今年は来場した方に抽選で豪華プレゼントが用意されている。「ユニクロ新宿東南口フラッグス店」から【新宿東口映画祭2023】とのオリジナルUTme!トートバッグが提供された!

ユニクロ新宿東南口フラッグス店提供オリジナルUTme!トートバッグ抽選プレゼント決定

 協賛している「ユニクロ新宿東南口フラッグス店」より、【新宿東口映画祭2023】とのオリジナルUTme!トートバッグが提供される! こちらのオリジナルUTme!トートバッグを、対象上映回に来場の観客に抽選でプレゼントされる。

【抽選対象回】
 6月5日(月)~8日(木)上映の回
 ※下記の上映回は除きます。
 ・6月6日(火)『キャロル』19:20の回
 ・6月7日(水)『認知症と生きる 希望の処方箋』11:55の回

【プレゼント内容】
 「ユニクロ新宿東南口フラッグス店」×「新宿東口映画祭2023」オリジナルUTme!トートバッグ
 提供:ユニクロ新宿東南口フラッグス店

映画祭オリジナルグッズ

 今年の映画祭オリジナルグッズは「Tシャツ」「トートバッグ」「折りたたみ傘」が登場!! しかもTシャツと傘は色展開も豊富!! また、昨年好評を博した「ICHI×新宿東口映画祭オリジナル 差替表紙-羽織- 「サイボットロボッチ&ウルトラ婆さん」」の再発売が決定した。

新宿東口映画祭2023 オリジナルグッズ販売決定

 普段使いにもピッタリ&思い出にも残る、「オリジナルTシャツ」「オリジナルトートバッグ」「オリジナル折りたたみ傘」が販売される。
 「オリジナルTシャツ」はバニラホワイト、スレートの2色に、M/L/XLの3サイズが用意されている。「オリジナルトートバッグ」は、使いやすいデザインに加え、W36×H37×D11と実用性抜群の大きさ! さらに「オリジナル折りたたみ傘」は黒/赤/紺/水色と嬉しい4色展開!!

 発売日:5月19日(金)
 販売方法:①武蔵野館、シネマカリテ 劇場窓口
      ②武蔵野オンラインストア https://ecshop004.stores.jp/(外部サイト)

 2023年初夏、新宿東口は多様な愛が溢れる!!

「新宿東口映画祭2023」概要

 名称:新宿東口映画祭2023
 期間:2023年5月26日(金)~6月8日(木) 14日間
 会場:武蔵野館(〒160-0022 東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)
    シネマカリテ(〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F)
 後援:新宿区/公益財団法人 新宿未来創造財団/一般社団法人 新宿観光振興協会
 協力:新宿東口商店街振興組合/国立映画アーカイブ
 協賛:UNIQLO新宿フラッグス店

公式HP

新宿東口映画祭2024
2024年5月24日から6月6日まで、新宿武蔵野館・新宿シネマカリテにて開催。

 Twitter:@shinjuku_f_fest

上映作品

【新作】

『断捨離パラダイス』

いまだかつてない「ごみ屋敷」断捨離ヒューマン・コメディ!

 ピアニストの白高律稀はある日突然、原因不明の手の震えによりキャリアを断たれてしまう。ピアノのみに人生を捧げてきた彼は、絶望から立ち直るべく、たまたまチラシで見かけたごみ屋敷専門の清掃業者「断捨離パラダイス」で働くことを決意する。破天荒な上司と、様々な事情を抱えた依頼者たち。華やかな世界から一転、律稀は想像を絶する世界を目撃していくことになるのだった……。

 監督・脚本:萱野孝幸
 出演:篠田 諒、北山雅康、武藤十夢、中村祐美子、関岡マーク、泉谷しげる
 (2023年/日本/101分/DCP/クロックワークス)

©2023映画『断捨離パラダイス』製作委員会

『認知症と生きる 希望の処方箋』

『がんと生きる 言葉の処方箋』に続く処方箋シリーズ第二弾!

 特効薬のない病、認知症が増えている中で、認知症とどう付き合って生きていくのが問われている。本作では、名古屋の病院で音楽療法を実践する二人の音楽療法士にスポットを当てている。音楽療法士が優しく音楽を投げかける。相手の病状と人生を鑑みながら適切な音楽療法を施していく。すると、そこには、誰も予想しなかった結果が……。音楽と人の深いつながりの中に希望が見えてくる。

 監督:野澤和之
 出演:北村裕美子、赤塚 望
 (2022年/日本/110分/DCP/武蔵野エンタテインメント)

©2025年問題映画製作委員会

【日本映画】製作年度順

『愛と誠』

 スキー遊びに興じていた少女が危険な斜面を滑り出し、あわや谷へ落ちようとする瞬間、突然飛び出して少女を救ったのは、蓼科に住む少年だった。
 その日から少女の心には白馬の騎士への思慕が芽生え、少年の顔には醜い傷が残った。少女の名前は「愛」。少年の名前は「誠」。8年後、二人は運命の再会を果たすが……。

 原作:梶原一騎、ながやす巧「愛と誠」(講談社/週刊少年マガジン連載)
 監督:山根成之
 出演:西城秀樹、早乙女愛、仲 雅美
 (1974年/日本/89分/35mm/松竹)

©1974松竹株式会社

『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』

 車寅次郎ことフーテンの寅は、東北のとある田舎町で、変な男と出会った。兵藤謙次郎と名乗る男は、親の七光りもあって一流会社の“おかざり重役”で、冷たい家庭と平凡な生活にあき蒸発したのだった。事情を聞いた寅は、兵藤と一緒に旅をする。
 ある日、函館のラーメン屋で、寅は二年ぶりにリリーと再会する。

 原作・監督:山田洋次
 出演:渥美 清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、船越英二
 (1975年/日本/91分/DCP/松竹)

©1975松竹株式会社

『潮騒』

 伊勢湾の湾口にある歌島は人口千四百の島。
 ある日、18歳の新治は夕暮れの浜で少女と出会う。少女は村の金持、宮田照吉の娘で初江という。後日、山の観的哨跡で新治は再び初江と遭遇し、二人はすぐに意気投合する。噂好きの村人から避けるために、この観的哨跡を二人の秘密の場所として逢瀬を重ねるが――。

 原作:三島由紀夫「潮騒」
 監督:西河克己
 出演:山口百恵、三浦友和、初井言栄
 (1975年/日本/92分/35mm/東宝)

©1975 東宝

『さらば夏の光よ』

 南条 宏と野呂文平は、アルバイト捜しでファーストフード店に立ち寄り、そこで美しい店員・戸田京子を一目見て、二人とも心うばわれる。内向的な野呂と違い行動的な宏は、その店に採用される。京子の心を次第に捉えた宏は、遂にデートの約束をするが、すっぽかしてしまう。代役で野呂がデートへ行くことになるが……。

 原作:遠藤周作「さらば夏の光よ」
 監督:山根成之
 出演:郷ひろみ、秋吉久美子、川口 厚、仲谷 昇
 (1976年/日本/89分/35mm/松竹)

©1976松竹株式会社

『ピンク・レディーの活動大写真』

 製作者の白川、監督の赤沢、脚本家の青田の三人は、ピンク・レディーの主演映画のアイデアを出しあっていた。
 青田は恋愛ドラマ企画、白川はSF映画のアイデア、そして赤沢はアクション活劇、西部劇を提案する。しかし3人の意見はなかなかまとまらず――。

 原案:ジェームス三木
 監督:小谷承靖
 出演:根本美鶴代、増田啓子、石立鉄夫、田中邦衛、秋野太作
 (1978年/日本/83分/35mm/東宝)

©1978 東宝

『失楽園』

 現代書房の敏腕編集者だった久木は、突然閑職に追いやられる。そんな久木の前に、美しい人妻・凛子が運命の女性のように現れる。逢瀬を重ねる久木と凛子は、次第に二人だけの世界に没入していく。久木は密かに都内にマンションを借り、凛子との愛の巣をつくりあげる。

 原作:渡辺淳一「失楽園」(講談社)
 監督:森田芳光
 出演:役所浩司、黒木 瞳
 (1997年/日本/119分/35mm/東映/R15)

©角川映画・東映・三井物産・日本出版販売

『ジョゼと虎と魚たち』

 麻雀屋でバイトをする大学生の恒夫。最近麻雀屋で近所の婆さんの話題が噂になっていた。「あの婆さんは運び屋で乳母車の中は大金?麻薬?」ある日、恒夫は坂道を走ってくる乳母車と遭遇。中をのぞくとそこには包丁を振り回す少女が。それが恒夫とジョゼの出会いだった。恒夫は不思議なジョゼに惹かれてゆく……。

 原作:田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」(角川文庫)
 監督:犬童一心
 出演:妻夫木聡、池脇千鶴、上野樹里
 (2003年/日本/116分/DCP/アスミック・エース/PG12)

© 2003「ジョゼと虎と魚たち」フィルムパートナーズ

『メゾン・ド・ヒミコ』

 ある日、塗装会社で働く沙織のもとに若くて美しい男・春彦が訪ねてくる。彼は、沙織と母親を捨てて出て行った父の恋人だった。沙織の父は、ゲイのための老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」の館長を務めているが、癌で余命幾ばくもない。
 春彦は、父を嫌って憎んでいた沙織に、老人ホームを手伝わないかと提案する。

 監督:犬童一心
 出演:オダギリジョー、柴咲コウ、田中泯、西島秀俊
 (2005年/日本/131分/35mm/アスミック・エース)

©2005『メゾン・ド・ヒミコ』製作委員会

『殿、利息でござる!』

 金欠の仙台藩は百姓や町人へ重税を課し、破産と夜逃げが相次いでいた。
 町の将来を心配する十三郎は、知恵者の篤 平治から、「藩に大金を貸し付け利息を巻き上げる」という大胆な宿場復興の秘策を打ち明けられる。
 計画が明るみに出れば打ち首確実だが、十三郎はじめ宿場町の仲間たちは、己を捨てて私財を投げ打ち悲願に挑む!

 原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫)
 監督:中村義洋
 出演:阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡
 (2016年/日本/129分/DCP/松竹

©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

『湯を沸かすほどの熱い愛』

 銭湯「幸(さち)の湯」を営む幸野家は、父の出奔により休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら娘を育てていたが、ある日突然、「余命わずか」という宣告を受ける。
 彼女は家族のために、限られた時間の中で、「絶対にやっておくべきこと」を決め、実行していく。

 監督・脚本:中野量太
 出演:宮沢りえ、杉咲 花、松坂桃李、オダギリジョー
 (2016年/日本/125分/DCP/クロックワークス)

©2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会

『アイネクライネナハトムジーク』

 仙台駅前。大型ビジョンには、日本人のボクシング世界王座をかけた試合に沸く人々。そんな中、街頭アンケートに立つ佐藤の耳に、ギターの弾き語りが響く。歌に聴き入る紗季と目が合い声をかけると、アンケートに応えてくれた。二人の出会いは、周囲の人々を巻き込み、10年の時をかけた奇跡のような瞬間を呼び起こす―。

 原作:伊坂幸太郎「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)
 監督:今泉力哉
 出演:三浦春馬、多部未華子
 (2019年/日本/119分/DCP/ギャガ)

©2019映画「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

【洋画】製作年度順

『ボーイ・ミーツ・ガール』

 少年アレックスが美しい少女ミレーユと出会い、やがて悲劇的な結末を迎えるまでを、ベルベットのように艶やかなモノクローム映像で綴る。夜闇にうかぶ街の光が宝石のように刻まれた画面は、フィルム・ノワールの雰囲気を漂わせながら、80年代の精神の声を伝えている。

 監督・脚本:レオス・カラックス
 出演:ミレーユ・ペリエ、ドニ・ラヴァン、エリー・ポワカール
 (1984年/フランス/104分/35mm/ユーロスペース)

©THEO FILM

『シティ・オブ・ゴッド』

 ブラジル、リオデジャネイロ郊外に「神の街」と呼ばれる貧民街があった。絶え間ない抗争が続き、子供たちが平気で銃を手にする悲惨な街で、逞しく生きる少年ギャングたち。ブスカペは写真家を目指し、リトル・ゼはギャングの道を選び、ベネは恋人と街を出ることを夢見る……。

 原作:パウロ・リンス「Cidade de Deus」
 監督:フェルナンド・メイレレス
 出演:アレッシャンドレ・ロドリゲス、レオンドロ・フィルミノ・ダ・オラ
 (2002年/ブラジル/130分/35mm/アスミック・エース)

©O2 Filmes curtos Ltda. and Hank Levine film GmbH 2002.

『グリーン・インフェルノ』

 過激な慈善活動をしている学生グループは、資源を狙った企業の森林伐採により絶滅の危機に瀕しているヤハ族を救おうと現地へと乗り込む。しかし、彼らの乗った飛行機はエンジン・トラブルを起こし、熱帯雨林に墜落。生き残った学生たちは助けを求めるのだが、そこにいたヤハ族とは、人間を食べる習慣をもつ食人族だった……。

 監督:イーライ・ロス
 出演: ロレンツァ・イッツォ、アリエル・レビ、アーロン・バーンズ、カービー・ブリス・ブラントン、スカイ・フェレイラ
 (2013年/アメリカ・チリ合作/101分/DCP/ポニーキャニオン/R18+)

©2013 Worldview Entertainment Capital LLC & Dragonfly EntertainmentInc.

『悪党に粛清を』

 1870年代アメリカ。元兵士のジョンは敗戦で荒れたデンマークからアメリカへと旅立つ。7年後、事業も軌道に乗り妻子と再会を喜び合っていたのもつかの間、非情にも目の前で妻子を殺されてしまう。怒りで犯人を見つけ撃ち殺したジョンだったが、犯人はこの辺り一帯を支配する悪名高い大佐の弟だったことから彼の怒りを買う。

 監督:クリスチャン・レヴリング
 出演:マッツ・ミケルセン、エヴァ・グリーン、ジェフリー・ディーン・モーガン
 (2014年/デンマーク・イギリス・南アフリカ合作/93分/DCP/STAR CHANNEL MOVIES/R15+)

©2014 Zentropa Entertainments33 ApS, Denmark, Black Creek Films Limited, United Kingdom & Spier Productions (PTY), Limited, South Africa

『キャロル』

 1952年、ニューヨーク。高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトとして働いているテレーズ。ある日、娘へのクリスマス・プレゼントを探しに訪れた、美しく魅力的なキャロルにテレーズは目を奪われる。とある一件から2人は食事をする仲に。
 テレーズはキャロルが離婚協議中であることを知るも、次第に2人は惹かれ合い―。

 原作:パトリシア・ハイスミス「キャロル」(河出文庫)
 監督:トッド・ヘインズ
 出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー、ジェイク・レイシー、サラ・ポールソン
 (2015年/アメリカ/118分/DCP/ハピネットファントム・スタジオ/PG12)

©NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED

【アニメーション】劇場作品、テレビ作品、製作年度順

『サイボーグ009』

 地球征服をもくろむ悪の組織ブラック・ゴースト団。彼らによって改造人間にされたサイボーグたちは、能力を活かしてB・G団と闘うが、あるとき003が人質に取られてしまう。次々に襲いかかる攻撃をくぐり抜け、アジトへの侵入に成功するが、それは敵の罠だった。果たして、009は仲間を救出し、首領・電子頭脳に勝てるのか!?

 原作:石森章太郎「サイボーグ009」(「少年キング」連載)
 作画監督:木村圭市郎
 声の出演:太田博之、ジュディ・オング、曾我町子
 (1966年/日本/64分/DCP/東映)

©石森プロ・東映

『シリウスの伝説』

 水の王子シリウスはある日、火の女神の娘マルタに出会う。恋に落ちた二人は「火と水がともに暮らせる星」が宇宙のどこかにあり、そこへ90年に一度の日食の日に行けることを知るが……。
 製作期間3年、8万枚のセル画を全てハンドトレスし、当時アニメーションで表現するのが最も難しいとされた「火」と「水」の複雑な動きが見事に描かれたフルアニメーション大作。

 原作・製作:辻󠄀信太郎
 監督:波多正美
 声の出演:古谷 徹、小山茉美、榊原郁恵、潘 惠子、宇野重吉、内海賢二、武藤礼子
 (1981年/日本/108 分/35mm/株式会社サンリオ)

© 2023 SANRIO CO., LTD.APPROVAL NO. L640081

「一ツ星家のウルトラ婆さん」(4話~6話を上映)

 平凡なムスコ夫婦の世話になっているお婆ちゃん。知能言動は小学校5年生なみ。好奇心旺盛で、たびたびドジをふみ、みんなのひんしゅくをかっている。しかし本当はウルトラ会(元徳川家の諜報員たちの集まり)の首領。語学堪能な、泣く子もだまるスーパー婆さん! 日本全国、西から東、トラ婆さんのギャグ旋風がふき荒れる!

 企画・製作・原案:西野聖市
 声の出演:松金よね子、池水通洋、幸田直子、鈴木三枝、佐々木るん、立川千晶、稲垣 悟
 (1982年/日本/72分/BD/株式会社ICHI)

© ICHI

『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』

 かすかべに新しくできた20世紀博に大人たちは夢中になっていた。ある晩、懐かしい匂いが放出され、ひろしやみさえなどが子どものようになってしまう。オトナ帝国の野望を止めるには、かすかべ防衛隊の子どもたちの力が必要。しんのすけは、家族で未来を生きるために走り出すのだった。

 原作:臼井儀人
 監督・脚本:原 恵一
 声の出演:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利
 (2001年/日本/89分/35mm/東宝)

© 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2001

「愛をスクリーンで」~無声映画篇~

『思ひ出』

 名匠エルンスト・ルビッチ監督がドイツの戯曲「アルト・ハイデルベルク」を原作に青春純愛ものの古典を純粋なロマンティック・フィルムに仕上げ、ヒットした名作。
 20世紀初頭、厳格な王を父とするドイツ・ザクセン公国の王子カール・ハインリッヒはハイデルベルク大学に遊学。下宿の娘カティと恋に落ちるが……。

 監督:エルンスト・ルビッチ
 製作:エルンスト・ルビッチ・プロダクション
 出演:ラモン・ノヴァロ、ノーマ・シアラー
 (1927年/米国/102 分/BD/作品提供:マツダ映画社)
 弁士:澤登翠
 演奏:カラード・モノトーン・デュオ
   (ギター:湯浅ジョウイチ、フルート:鈴木真紀子)

写真提供:マツダ映画社

「愛をスクリーンで」~クラシックアニメ篇~

『元禄恋模様 三吉とおさよ』

 昭和8年封切のRKO作品「キングコング」のパロディー版時代劇。
 桜満開の春、足軽の三吉も花見としゃれこむ。ある旗本の花見の宴で踊る、おさよちゃんに一目惚れ。
 そこに美しいおさよをさらいにギャング団が出現、三吉は恋するおさよちゃんの危機を救えるのか……。

 作画監督:瀬尾光世
 製作:日本マンガフィルム研究所
 (1934年/日本/8分/BD/国立映画アーカイブ所蔵作品)
 弁士:尾田直彪

写真提供:国立映画アーカイブ

『カンガルーの誕生日』

 今日はカンガルーのカンちゃんの誕生日、ご馳走の匂いをかぎつけた狼が襲ってきて、カンちゃんはさらわれてしまう。
 さぁ大変、カンガルー一家が困っているとモグラが助太刀に現れて救出作戦が開始される。果たして……。

 作画監督:熊川正雄
 原作:木村阿弥子
 製作:日本映画科学研究所
 (1940年/日本/10分/BD/作品提供:マツダ映画社)
 弁士:樗澤賢一

写真提供:マツダ映画社

『動物村の大騒動』

 動物村には、くま、たぬき、さるの家族が仲良く暮らしていました。ある日、村は嵐に見舞われ、くまの坊やが川に落ちて流されてしまった。
 助けようとした母熊も父熊も次々と川に落ちて流されてしまったから、さあ大変、たぬき一家もさるの家族も救出に向かうが……。

 作画監督:山本早苗
 製作:詳細不明
 (製作年不詳/日本/9分/作品提供:マツダ映画社)
 弁士:武藤兼治

写真提供:マツダ映画社

『教育線画 姨捨山』

 昔、信濃国に老人嫌いな殿様がおり、60歳になると老人は島流しになる掟があった。8月15日の晩、母親思いの百姓の息子は、60歳になった母親を山に連れて行き、無慈悲な役人の手に渡すより山に置き去りにしようとしたが……。

 作画監督:山本早苗(戸田早苗)
 製作:東京漫画倶楽部
 (1925年/日本/18分/BD/国立映画アーカイブ所蔵作品)
 弁士:山城秀之

写真提供:国立映画アーカイブ

『三公と蛸』

 怠け者の魚屋の三公は今朝も仕入れに行かずごろ寝をしている。そこへ友人が宝を乗せて沈んだという船の場所を書いた地図を持って来て、上手く引き上げたら山分けしようと持ちかける。三公は一人小舟で宝探しに出かけるが……。

 作画監督:村田安司
 製作:横浜シネマ商会
 (1933年/日本/16分/BD/作品提供:マツダ映画社)
 弁士:澤登 翠

写真提供:マツダ映画社

『馬具田城の盗賊』

 吾妻の国の都、馬具田の城下に、怠け者で他人の財布などを盗っている団子兵衛という若者がいる。ある日、団子兵衛は城主の美しい姫君が落とした御守を拾う。怪龍城の宝物を手にした男が、姫の婿になれると知って、団子兵衛は御守を手に怪龍城に向かう……。

 作画監督:大藤信郎
 製作:自由映画研究所
 (1926年/日本/14分/BD/国立映画アーカイブ所蔵作品)
 弁士:澤登 翠
 演奏:カラード・モノトーン・デュオ
    湯浅ジョウイチ(ギター、三味線) 鈴木真紀子(フルート)

写真提供:国立映画アーカイブ

(オフィシャル素材提供)

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