山田洋次監督最新作、映画『こんにちは、母さん』が9月1日(金)より全国公開となる。山田監督にとって90本目となる記念すべき本作の主演に迎えたのは、共に映画界を牽引し続けてきた吉永小百合。共演には、数々の映画・ドラマに出演し、NHK大河ドラマでの好演も記憶に新しい大泉 洋や、『キネマの神様』に続き二度目の山田組参加となる永野芽郁をはじめ、寺尾 聰、宮藤官九郎、田中 泯、YOU、枝元 萌ら豪華俳優陣が集結。東京の下町でいまこの令和を生きる、等身大の家族を描く。『母べえ』『母と暮せば』に続く『母』3部作として、日本を代表する名女優・吉永小百合の集大成ともいえる本作。日本映画史に残る新たな名作が誕生した。
この度、【母の日】である5月14日に本予告篇と本ビジュアルが解禁となった!
解禁となった本予告篇は、実家を離れていた息子・昭夫(大泉 洋)が久しぶりに母親・福江(吉永小百合)に会うために帰ってくるシーンから幕を開けます。しかし、久しぶりに会った母は髪色を明るくし、下町での生活を謳歌、さらには恋まで……孫娘・舞(永野芽郁)の「先生に言ったの? 好きだって」という問いかけに対し、「言ってくれるまで待つの」と答える際に見せる、恋する母の優しい笑顔が印象的だ。その一方で仕事、離婚問題、娘の家出に悩む昭夫の姿が描かれ、前途多難な家族の物語が始まることを印象づけている。映像の後半では人の温かさで溢れた下町の様子も映し出され、家族の新たな出発を予感させる映像となっている。
また合わせて解禁となった本ビジュアルはこちらも福江の眩しい笑顔と自分の知らない、変わった母の姿に驚く昭夫の表情が対照的。福江の周りには花の絵が描かれ、笑顔をより一層華やかに見せており、作品の世界観を象徴する温かく優しいデザインに仕上がっている。
合わせて追加キャストも解禁となった。加藤ローサ、田口浩正、北山雅康、松野太紀、広岡由里子、シルクロード(フィッシャーズ)、明生(立浪部屋)、名塚佳織、神戸 浩と山田組常連キャストからフレッシュなキャストまでバラエティに富んだキャストが本作を彩る。
さらに、母の日に寄せて、日本全国のお母さんに向けた吉永小百合直筆のメッセージも公開となった。
東京の下町を舞台に “いまを生きる等身大の親子”の物語を描いた本作。いつまでも気高く自分らしく生きる福江、そしてそんな母の姿を通して自らを見つめ直し、再出発していく昭夫の姿は、不況や不安が取り巻くこの時代だからこそ、観る人を元気にし、明るく前向きな気持ちを与えてくれるはずだ。日本最高峰の監督・キャストで贈る「母と息子」の新たな出発の物語を描いた本作に、引き続きご期待いただきたい。
公開表記
配給:松竹
9月1日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)