認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、今秋10月5日(木)~12日(木)に開催する「山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023」(以下、YIDFF 2023)の上映プログラムなど開催概要を下記の通り決定した。4年ぶりとなる会場での映画祭開催となる。
コロナ禍、戦争……グローバルに激しく揺れ動く時代。そして個人の価値観も大きく変わりつつある時代。
ドキュメンタリーは私たちが生きる世界をどのように映し出すのか。
一つのスクリーンで、ドキュメンタリーが描く世界を観客みんなで共有する、濃密な8日間がはじまる。
山形国際ドキュメンタリー映画祭は、山形市で開催されるドキュメンタリー映画に焦点を当てた国際映画祭。1989年より30年以上に渡り、隔年で開催。本映画祭はドキュメンタリーの手法を通して映画の魅力と可能性を提示することで、映画文化をより実りあるものにし、開催地である山形の地域文化の発展に寄与することを目指している。
第18回目の開催となるYIDFF 2023では、コンペティション2部門(「インターナショナル・コンペティション」「アジア千波万波」)、スペシャルプログラム8企画、そして特別招待作品上映で構成。スペシャルプログラムの注目企画は、映像民俗学の先駆者であり、日本のドキュメンタリー映画に偉大な足跡を残した野田真吉の特集上映。没後30周年の節目に、野田が遺した多岐にわたる活動をフィルムを通して回顧する。その他には、2017年に山形市が日本初のユネスコ創造都市ネットワーク(「映画」分野)の加盟認定を受けたことから、各国の加盟都市から集められた「街と人」をテーマとした作品の上映企画などを実施。
また、4年ぶりの会場開催となるYIDFF 2023では、映画祭開始以来、世界中の映画人に愛されてきた「香味庵クラブ」が、「新・香味庵クラブ」として場所を新たに再始動する。
畑あゆみ(認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭 事務局長)コメント
山形映画祭がパワーアップして会場に戻ってきます! 完全オンライン開催となった前回2021年をはさみ、4年ぶりに山形市内の会場でのリアル開催に戻る今回。世界の「いま、ここ」を切り取った最先端の映像芸術を山形に集め、迫力ある大画面で体感できる場、ここでしか観られない貴重な映画を大勢の観客とともにともに楽しみ語り合う喜び、興奮と熱気あふれる会場が、今年再び復活します。映画祭のスタートから30年以上変わらず大切にしてきた映画と人、人と人との忘れがたい出会い、そしてコロナ禍を経て実施する新たなチャレンジ。世界の最新の力作が揃う「映画の都」ヤマガタにこの秋、ぜひ足をお運びください!
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023
開催期間:2023年10月5日(木)~10月12日(木)
開催会場:山形市中央公民館、山形市民会館、フォーラム山形、やまがたクリエイティブシティセンターQ1
上映プログラム:
● インターナショナル・コンペティション
● アジア千波万波
● 特別招待作品
《スペシャルプログラム》
● 日本プログラム
● 野田真吉特集(仮)
● Double Shadows / 二重の影 3
● やまがたと映画
● ともにある Cinema with Us 2023
● 未来への映画便 2
● 街を見つめる人を見つめる̶ユネスコ創造都市の世界
● ヤマガタ・ラフカット!、ヤマガタ映画批評ワークショップ
関連企画:
● 映画祭開会式、歓迎レセプション、表彰式、さよならパーティ
● 新・香味庵クラブ
● 映画祭公式日刊紙「SPUTNIK」の発行 ほか
上映作品、一部決定!
「野田真吉特集」
戦前より映画制作に関わり、数多くの創造運動に参加したドキュメンタリー映画作家であり、詩人でもある野田真吉。日本のドキュメンタリー映画史において重要な作品を生み出してきたにもかかわらず、これまで体系的に紹介されることがなかった野田の多岐に渡る活動を回顧する特集プログラム。没後30年の節目にあたる今年、映画作家の自由を求め続けた野田の軌跡をたどり、その創造活動の核心に迫る。
PROFILE:野⽥真吉(1916-1993)
1937年にP.C.L映画製作所に⼊社、戦後は東宝争議を闘ってフリーの映像作家となり、企業PR映画や教材映画、社会運動と連携するドキュメンタリー、実験映画、⺠俗神事芸能の記録などを⼿がけた。また、「記録映画作家協会」や「映像芸術の会」、「杉並シネクラブ」などの芸術・映画運動にも参加、「⽇本映像⺠俗学の会」の発起⼈でもある。
上映作品(一部)
マリン・スノー -石油の起源-(1960)
海のなかに群生するプランクトンたちのミクロな世界。その遺骸は、やがて海の雪となって海底に堆積していき、遥かな時間を経て、原油に生成変化していく。野田の手掛けたPR 映画の代表作として知られ、国内外でも賞を得た壮大なシネ・ポエム。
まだ見ぬ街(1963)
三菱の長崎造船所のPR 映画を演出する合間、野田が現地をめぐって撮影していたフィルムで制作。石畳の排水溝を流れる水、細い路地の風景、建物の屋根、車窓から眺められた昼と夜の街、漁港や被爆した教会などの断片的なイメージが映る。やがて画面を強烈な光が満たし、キノコ雲が現れる。
「街を見つめる人を見つめる――ユネスコ創造都市の世界」
2017年10月、山形市は日本で初めて、ユネスコ創造都市ネットワークの映画分野で加盟認定された。YIDFF 2023では、ユネスコ創造都市ネットワーク「映画」分野の、山形市を除く20の加盟都市から「街を見つめる人を見つめる」をテーマとする映画を公募し、集まった60作品の中からセレクトした8作品を上映。プログラムコーディネーターを、中村高寛(映画監督/『ヨコハマメリー』)が務める。
マルセイユにあるアパートの一室を舞台に、出稼ぎにきた中国人姉弟の会話、電話のやり取りだけで“世界”を写し撮った『同じ屋根の下』。コーラ依存症になった作者が、自身の体験談を独白するアニメーション『コーラホリック』。かつて祖父、両親が撮っていたスペイン・セコビアの水道橋をもとに、「目に映る風景を撮っただけ」という行為が持つ記録性と、家族の記憶/イメージを紡いでいく『水道』など。
その他、同じく「映画」分野の創造都市である山形市とイギリス・ブラッドフォード市の連携事業として制作した短編『風景×映画』(ルイーザ・ローズ・マックルストン監督)のプレミア上映、そして山形市の文化をテーマに「映像で山形ルネッサンス」事業で制作された4作品も上映。
新・香味庵クラブ 再始動!
映画祭の夜の社交場、ゲストと観客、市民と映画関係者の出会いの場として、1993年の開始以来、世界中の映画人に愛された「香味庵クラブ」。
その空間は残念ながら2020年の丸八やたら漬の廃業とともになくなったが、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023では「新・香味庵クラブ」として場所を新たに再始動。
新会場:山形七日町ワシントンホテル2階レストラン
三十三間堂(山形市七日町1丁目4-31)
上映プログラム
《コンペティション》
● インターナショナル・コンペティション(15作品予定)※ 7月初旬頃ラインアップ発表予定
世界各国から作品を募集し、予備選考を経て上映する。上映された作品は、開催期間中、審査員により審査され、5つの賞が授与される。
● アジア千波万波(20作品予定)※ 8月初旬頃ラインアップ発表予定
日本を含むアジアの新進作家を紹介し応援するプログラム。開催期間中審査員により審査され、3つの賞が授与される。
● 特別招待作品
ドキュメンタリー映画の巨匠監督の最新作や審査員の作品等話題作を紹介するプログラム。
《スペシャルプログラム》
● 日本プログラム
日本のドキュメンタリー作品のさまざまな試みを世界に向けて紹介するプログラム。主に新しい作品で構成する。
● Double Shadows / 二重の影 3
YIDFFでは、映画についての映画、すなわち「映画史」や「映画」そのものを主題ないしは対象として制作された映画を201 年、2019年に特集した。3回目の今回も、映画史や映画制作の手法を批評的に捉え、その探究自体を作品にした国内外のドキュメンタリー作品を集め、プログラムを組む。
● やまがたと映画
山形という町を映画によって再発見するプログラム。ドキュメンタリー映画にとどまらず、山形に関連したさまざまな作品を集め、上映する。
今年は昨年他界した故髙橋卓也理事の業績に関連した追悼上映を中心に行う。
● ともにある Cinema with Us 2023
今回で7回目となる、東日本大震災に端を発する作品を特集するプログラム。発災から10年を超え、震災についての記憶も薄れつつある現在、伝聞でしか当時を知らない世代も増えてきた。そうしたなか、震災の記憶、そして現在とともにあるために、映画/映画祭はどのようなことが可能か。新しい作品だけでなく、311ドキュメンタリー・フィルム・アーカイブなどこれまでの蓄積を踏まえながら特集する。
● 未来への映画便 2
主に高校生・大学生を対象とした、ドキュメンタリー作品を鑑賞し映画批評を体験するワークショップ型の映画教育プログラム。鑑賞を軸としながらも参加者自身が思考し、他者との関係や異なる文化や社会について理解を深める試み。
また国内外で行われている映画鑑賞教育の実施団体や専門家と議論や交流を行うワークショップも同時に行う。
● ヤマガタ・ラフカット!、ヤマガタ映画批評ワークショップ
「ヤマガタ・ラフカット!」では、撮影・編集途上にあるプロジェクトを公募、粗編集版の上映と公開対話を行い、より豊かな映画の誕生を模索する。「ヤマガタ映画批評ワークショップ」は、公募によって選出された一般参加者がプロの批評家の添削を受けながら、映画祭上映作品についての「批評」を執筆し、発表するワークショップ企画。
※「ヤマガタ・ラフカット!」の募集は5月21日より開始。
公式HP:http://www.yidff.jp/2023/program/23p3-0.html#a2(外部サイト)
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 特別プログラム「街を見つめる人を見つめる――ユネスコ創造都市の世界」
2017年10月に、山形市は日本で初めて、ユネスコ創造都市ネットワークの映画分野で加盟認定された。YIDFF 2023では、ユネスコ創造都市ネットワーク「映画」分野の、山形市を除く20の加盟都市から公募しセレクトした、「街を見つめる人を見つめる」をテーマとする映画を上映。
マルセイユにあるアパートの一室を舞台に、出稼ぎにきた中国人姉弟の会話、電話のやり取りだけで“世界”を写し撮った『同じ屋根の下』。コーラ依存症になった作者が、自身の体験談を独白するアニメーション『コーラホリック』。かつて祖父、両親が撮っていたスペイン・セコビアの水道橋をもとに、「目に映る風景を撮っただけ」という行為が持つ記録性と、家族の記憶/イメージを紡いでいく『水道』など、全8作品。
その他、同じく「映画」分野の創造都市である山形市とイギリス・ブラッドフォード市の連携事業として制作した短編『風景×映画』(ルイーザ・ローズ・マックルストン監督)のプレミア上映、そして山形市の文化をテーマに「映像で山形ルネッサンス」事業で制作された4作品も上映する。
上映作品
憧れ
(釡山、監督:神保慶政/2017/20分)
妊娠7ヵ月の雑誌ライター・ミナが「人生最初の記憶」をテーマに、釡山の町を歩いて市民たちにインタビューしていく。取材は順調に進んでいるようにみえたが、ミナにはこれまで明かしてこなかった「ある想い」があった。そしてそれは自身の「人生最初の記憶」と新しい命に関係しているらしい……。終盤の、河川敷の長回しショットが印象的だ。
本作はユネスコ釡山インターシティ映画祭の委託事業として、釡山に招かれた日本人監督が韓国のスタッフ・キャストとともに作り上げた。
呼吸
(ウッチ、監督:ダリア・カスペレク/2019/25分)
集合アパートの中庭、公園に集う住民たちの何気ない日常、だけの映画である。ベンチに座って話す人たち、犬の散歩、公園の健康器具でトレーニングする人など、世界中の「どこにでもある」見たことのある風景である。この「どこにでもある」は、いま私たちの目の前にある、どの世界のどの町とも繋がっているともいえる。それは登場人物たちのとりとめのない点描が、彼らの“呼吸”によって紡がれていくことで、ある「普遍性」を獲得しているからにほかならない。
コーラホリック
(ウッチ、監督:マルチン・ポドレック/2018/11分)
コーラ依存症になってしまった主人公(作者)が、自身の実体験を独白していく。何かに依存せざるを得ない……、それは現代社会において誰しも抱える心の闇ともいえる。その孤独、不安を、主人公の心象風景として具現化した描写は秀逸。アニメーションをいう特性を生かしたセルフドキュメンタリー。
フルーツと野菜
(ウッチ 監督:マチェイ・ヤンコフスキ/2021/26分)
反抗期をむかえた息子と女手一つで八百屋を営む母親の一日。実話をベースにしたドラマで、息子が学校で同級生と喧嘩したことをキッカケに、ある事件が起こる……。母子の対立と和解というオーソドックスな内容ではあるが、作者の優しい眼差しが心に沁みる。
ボヤ
(サラエボ、監督:アナ・フェルナンデス・デ・パコ/2022/15分)
どこかの田舎町、そこで羊飼いをするボヤは、雇い主の男性から「乳搾りが遅い」と怒られている。
その二人をみている女性は、雇い主の妻なのだろうか?三人の関係はよく分からないままだ。そもそもこの映画、何も起こらないのに不穏なのである……。それは画面に映る一人一人の存在そのものが語らずとも雄弁で、(画面に映らない)これまでの人生すらも感じさせるからだ。そしてその不穏さは最後、あの“歌”が響き渡ることで、映画的なカタルシスを生み出す。本作はサラエボ映画学院のフィルム・ファクトリー・プログラムにおいて、タル・ベーラ監督の指導のもと作られた。
同じ屋根の下
(青島、監督:王瑜<ワン・ユー>/2022/20分)
舞台はマルセイユにあるアパートの一室、ここに父とともに暮らす中国人の姉弟。電話でのやり取りや二人の会話から故郷・中国のことや恋人との関係、いまマルセイユで働いているお店でのことなど異国の地での心情がじわりと垣間見える。全編フィックス撮影で、限定された空間を捉えながらも、フレームの外の“世界”を見せようとする試み。
水道
(ヴァリャドリード、監督:アルヴァロ・マルティン・サンス/2021/8分)
祖父が残した8ミリフィルムに映っていたスペイン・セコビアの水道橋。その後、両親もその旧跡を写真で撮っていた……。それらの映像と、作者が住むローマにある水道橋、そして百年後も変わらない風景のイメージが連鎖していく。本作は、「目に映る風景を撮っただけ」という行為が持つ記録性と、家族の記憶(イメージ)が重なり合うことで、「人の営み」とは何なのか?というテーゼとともに、撮ることの意味を問い直す。
八月の終わり
(ローマ、監督:フェデリコ・カマラータ、フィリッポ・フォスカリーニ/2021/47分)
圧倒的な風景映画である。シチリアで起こった山火事の追いながらも、自然、人、動物たちが風景の一部として写し撮られていく。一見すると俯瞰、神目線のようなカメラだが、そこには「生きとし生けるものは、すべてこの地球、自然の中で還元されていく」という、作り手の眼差し、死生観が見てとれる。途中挿入される、子供が生まれた!というムスリムの男性の電話のやり取りが微笑ましい。本作のダイナミックな長回しは必見。
風景×映画
(山形・ブラッドフォード、監督:ルイーザ・ローズ・マックルストン/2022/5分)
映画に写し撮られてきた都市・風景の魅力とは? ユネスコ創造都市ネットワーク映画分野の加盟都市である山形とブラッドフォードを事例として、紹介していく。ルイーザ・ローズ・マックルストン監督は本作のために山形を訪れ、新鮮な視点で風景を写し撮った。
映像で山形ルネッサンス
山形×和菓子 ~未来を彩る伝統文化~
(制作:BAQSAN 株式会社/2022/27分)
江戸時代から続く老舗もあるなど、古くから人々の生活に根付き親しまれてきた山形の和菓子文化。
伝統を守りつつも進化を続ける山形の和菓子の魅力について、作り手たちの想いや取り組みを伝える。
鍛 -刀匠 上林恒平の道-
(監督:長岡宏昭/2023/12分)
かつて「北の関ケ原」と呼ばれる戦いが繰り広げられた場所・山形市長谷堂地区。この地に鍛刀場を構えるのが、山形でただ一人の刀鍛冶・上林恒平だ。36 歳の若さで現代刀匠の最高位である無鑑査刀匠にまで上り詰めた匠は、70歳を超えた現在もその地位に甘んじることなく、さらなる高みを目指し日本刀作りに挑戦し続けている。鉄を鍛え、自らをも鍛え続ける、その根底にあるものとは? 上林氏の日本刀作りの姿勢に迫るドキュメンタリー。
山形の酒 -蔵王の恵み つむぐ技-
(監督:佐藤広一/2022/26分)
約300年の間、風土を生かした酒造りが受け継がれている山形県。蔵王の山々がもたらす伏流水の恵みを受ける山形市にも、古くは江戸時代から続く三つの酒蔵が存在します。脈々と受け継がれてきた酒造りの様子や、水・米・職人の技……それぞれの酒蔵の特徴や造り手の想いをクローズアップ。また一時低迷していた山形の日本酒業を「吟醸王国」としてその名を全国へ轟かすまでとなる立役者・県産酒スーパーアドバイザー・小関敏彦さんへのインタビューや、山形市内で純米酒専門店を営み自らプライベートブランドの製造も手掛ける熊谷太郎さんが取り組む新たな展開なども取り上げ、山形市の日本酒の魅力や未来への可能性について探っていく。
オーケストラのある街
(監督:佐藤広一/2023/21分)
長い年月をかけ、豊かな自然の中で、山形市で広がり続ける音楽文化。山形交響楽団創立名誉指揮者・村川千秋氏を軸に、山形市の音楽の歴史、プロオーケストラや市民の活動、音楽の可能性や音楽に情熱を注ぐ人々の想いを伝える。街に音楽、そしてオーケストラのある意義に迫ったドキュメンタリー。
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023
2023年10月5日(木)~10月12日(木)
主催:認定NPO 法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
共催:山形市
助成:令和5 年度文化芸術振興費補助金 など(予定)
後援:山形市教育委員会、社団法人 日本映画製作者連盟社団法人 映像文化制作者連名社団法人 川喜多映画文化財団、社団法人 外国映画輸入配給協会 など(予定)
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/yidff/(外部サイト)
公式Twitter:https://twitter.com/yidff_8989(外部サイト)
(オフィシャル素材提供)