本日5月24日(水)、船上にて映画『忌怪島/きかいじま』の完成報告イベントが実施され、主演・西畑大吾(なにわ男子)をはじめ、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、豪華キャスト陣と清水 崇監督の7名が登壇した。
本作は、大ヒットを叩き出した映画『犬鳴村』、『樹海村』、『牛首村』の「恐怖の村」シリーズを生み出した東映と清水 崇監督が手がける最新作で、大人気アイドル・グループ「なにわ男子」の西畑大吾がホラー映画初主演を務める。2022年4月~5月にかけて奄美大島を中心に撮影が行われ、「島」という閉鎖空間を舞台に今話題の「VR」の世界を表現。「VR」研究チーム“シンセカイ”に次々と降りかかる不可解な死と謎、解き放たれた「赤い女」の怨念、真っ赤に染まる島。現実と仮想という2つの空間で、今までにない最強の恐怖が待ち受ける。今までにない新感覚ホラーを体感しよう!
ホラー映画初出演について
西畑は、「いやもう、すごい怖かったです。監督から言われた言葉が『試写会で主演があんなに怖がってる作品初めて』と言ってくださって、それくらい怖かったですし、ホラー要素だけじゃないのでそこがすごく楽しめる箇所になっていたのが特徴的でした」と初めて本作をみた際の感想を答えた。
監督は西畑の普段とのギャップについて、「思いのほかすごく勘がよくて、僕も研究していろいろな若い研究者に会ったりもしたんですが、いるいるこういう人いるって感じで演じてもらえたので、すごく彼でよかったなと思いました」と絶賛した。
その言葉に西畑は「嬉しい!ありがとうございます!」と満面の笑み。
奄美大島での撮影について
平岡は「3週間ロケで奄美大島に居たんですけど、撮影したのが7日間ぐらいなんですよ! 笑雨で僕のシーンが撮れないってなって後回し後回しで、島でずっとずっと休日を過ごしてましたね」と答え、キャスト陣からは『えー』と驚きの声が上がった。
生駒は「(奄美大島に行ったことで)ネガティブな考えからすごくポジティブな考えになって、今度行った時とかは、海を泳ぎたいな。奄美大島で撮影して、素敵なキャストさんに囲まれて、ちょっとポジティブになって東京に帰ることができました」とコメントし(日差しや虫が嫌いな生駒に対し)撮影前との大きな変化にキャスト陣は驚きの表情を浮かべた。
西畑は「(奄美の伝統で泥染というのがあって)撮影で行けなかったんですけど、(キャストの皆さんが)作ってくださって、涙涙でしたよ」とキャスト陣への感謝の気持ちと「ホラー映画とっている感じがしなかった」と話し、
平岡は「(僕が作る泥染は)全部、人の顔が浮かび上がっている、染め方になっていて、(島で)霊媒師の方にも見てもらったんですけど、死霊が7人ついているそうで……」とホラー映画にピッタりなエピソードを披露。監督の『そのおかげで結婚できたんじゃない?』、平岡『そのおかげ?』と即座にツッコミ返し、生駒は『払ってもらったから幸せが舞い込んできた』とすかさずフォローした。
水石は『あんまり旅行とか行かないから、すごい気分でした』と奄美でロケが旅行のようだったとそれぞれコメントした。
祷は楽しく過ごしたキャスト陣に対し『うらやましい! 人生22年生きていた中で、最も長い春でした。長くて長くて修行だと思って過ごしていました。減量していて、ご飯も食べれなかったので』でとイマジョの苦悩を明かした。
演じる上で大変だったこと
生駒は「特になかったです」とコメントすると、監督が「映画の内容の話になったらそれかい」とものすごい速さでツッコミ。それには生駒が「違うんです」とすかさず返答。続けて生駒は「個性あるキャラクターばっかりがいるのでどうやったらみんなに華を持たせられるかなということを考えてました」と話した。
平岡は「関西弁という設定で、本当に一番関西弁が難しかったです。今の西畑くんの年代だったら何ていうの?と先生になってもらってました」。関西弁の先生となっていた西畑は「コテコテすぎてもちょっとわざとらしいので、いい感じにまぎらわして」と先生らしい完璧な回答をした。
本作の英題、没入という意味のイマージョンにちなみ、今没入していることは?
西畑は「すごいタイムリーな話で、この作品に没入しているんだなって思ったのが、今日の夢が清水さんとショッピングモールみたいなところでデートしている夢だったんですよ。でも普通の夢じゃなくて近未来的なデパートで、飛んでる車とかもあったりして、デートしてたんですよ。いろいろなプロモーションも出させていただいたりだとか、こうやって海上で完成披露させていただいたワクワクもあってみた夢だと思うんですよ」と本作に没入していることを明かした。監督からは「ごめんね。結婚もしてるし」とその場で悲しいお返事が。
生駒は「忌怪島の話じゃないですけど、今舞台で殺陣をやっているので殺陣ですかね、それに今没入してます」。
平岡は「ギターばっかり弾いてます。朝の9時から夜の9時まで弾いていて、僕の職業はなんなのかと」話し、笑いを誘った。
水石は「お料理を。ヘルシーなお料理を自宅で作っています」。
川添は「サッカーなんですけど、戦略とか考えるのが好きなので、おじさんみたいな見方しちゃうので人の見せられる姿じゃないですが」。
祷「料理です。なんで料理にハマったかと考えると忌怪島で、撮影中本当に料理が食べられなかったので」と話し、祷のエピソードに対して西畑から「クランクアップ同時にしたんですけど、缶ビール飲んだんですよ、今でも一杯目の(祷さんの)顔を忘れられません」とクランクアップの時の思い出を明かした。
最後に監督が「この映画の宣伝です」とそれぞれ没入していることを答えた。
西畑が締めのコメント
イベント最後に主演の西畑が「この作品はですね、VRという最新技術と怨念という非科学が融合された新感覚なホラー映画となっております。ホラー要素だけではなくてミステリー。島で起こる不可解な死であったりだとか、そこを解き明かすだったり、閉鎖された島という中からイマジョから逃げ切れるのというサバイバル要素もあるような映画となっております。少し暑くなってきた今だからこそご家族の皆さんだったり、恋人だったり、ご友人だったりで観ていただければと少しひやっとしていただけるではないかなと思います」。また船上でのイベントに「追い風がすごかったですね。よかったです。作品も追い風に乗って!」とイベントを締め括った。
登壇者:西畑大吾(なにわ男子)、生駒里奈、平岡祐太、水石亜飛夢、川添野愛、祷キララ、清水 崇監督
キャスト追加コメント
西畑大吾
とても楽しかったです。
天気にも恵まれて、船の上の追い風が、僕たちの映画を押してくれていると感じられて、いい時間を過ごせたと思います。
生駒里奈
この作品を船の上でイベントとして発信できるということがワクワクしました。
平岡祐太
島に向かうっていう感じがあって良かった。
公開が近づいてきているなという感じです。
たくさんの人に観てもらえるという反応が楽しみですね。
水石亜飛夢
独特な宣伝の仕方もこの忌怪島の特徴の1つだなと感じましたし、アロハチックな島をイメージした衣装で立たせていただいて、1年前の島を思い出すような風と日差しを思い出すような。
みんなで久しぶりに会って楽しく、みなさまの前でできてよかったなと。
これから盛り上がっていけたらなと思います。
川添野愛
みんなで集まったのは久しぶりだったので、嬉しかったし、一瞬で撮影時の様子に戻って、和気藹々と楽しかったです。
風にも負けず、お天気に恵まれて、本当にいつもどうりの話ている感じがよく伝わったんじゃないかなと。
風のおかげでみんなで取り繕っている余裕なかったので、素がでて清水組の関係性がよく出てたと思います。
祷キララ
今回初めて船上でのイベントに参加しました。
『忌怪島』は映画の中でも船で向かうシーンがあったのを思い出して、私は島にいる側の役だったんですが、いろいろ思い出すものがあって楽しいんですが、ゾッとしながら話してました。
清水 崇監督
もうまず晴れてよかったですね。大吾とも他の出演者とも向かう途中で晴れてよかったと話をしてました。
雨だったら、船上での島を感じるものにしようという絵作りが台無しですし、ドローンも飛ばせなっかったですし雨だったら。
船上でわざわざイベントやって意味があるのかなと正直思ってたのですが、宣伝部さんの目論見通りでよかったと思います。
公開表記
配給:東映
2023年6月16日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)