インタビューアニメ

『古の王子と3つの花』市川新之助&ミッシェル・オスロ監督 公開アフレコ&合同取材

©2022 Nord-Ouest Films-StudioO – Les Productions du Ch’timi – Musée du Louvre – Artémis Productions

 『キリクと魔女』、『ディリリとパリの時間旅行』などで知られ、現代フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作『古(いにしえ)の王子と3つの花』が、7月21日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開となる。

 映画『古の王子と3つの花』の公開アフレコに歌舞伎俳優の市川新之助が参加した。第2話「美しき野生児」の、中世フランス・オーヴェルニュ地方の理不尽な城主(父親)に追放されてしまう主人公(美しき野生児)の子供時代を演じた新之助は、来日中のミッシェル・オスロ監督に演技指導を受けながら情感たっぷりにセリフを吹き込み、その堂々とした演技に、オスロ監督も思わず「トレビアン! (素晴らしい!)」と称賛を送る一幕も。

 アフレコ後の合同取材では、「周りの人たちに優しくしてもらって、とても楽しかったです」と、初めての声優に挑戦した新之助が感想を語った。また声優の仕事に挑戦したいかと聞かれると「また挑戦してみたいです!」と笑顔で答え、次なる声優業への意欲も覗かせた。

 声優の準備では「まず映画を観て、台本を読んだりして練習しました。僕がやらせていただいた王子の役の気持ちを考えながら務めさせていただきました」と自分なりの役作りへの工夫を明かした。

 「いろいろな国、エジプト、トルコ、フランスの3つの話があって面白かったです」と本作を観た感想を語り、「普段あまり外国のアニメを見ないので、こういう雰囲気なんだというのが知れました」と、これまであまり触れたことのなかったフランスのアニメーション映画の魅力に気付いた様子だった。

 オスロ監督との仕事については「たくさんアドバイスをいただいたり、すごく楽しかったです」と満足げな様子。続いてオスロ監督から「彼と一緒に仕事するのは本当に楽しかったです。とても感じのいい男の子ですし、これが初めての演技じゃないな、これはプロフェッショナルだなと感じました。でも子どもの魅力もいっぱい持っている役者でした」と褒められると、嬉しそうな笑顔を見せた。

 最後に、新之助が「『古の王子と3つの花』ぜひ観に来てください。劇場でお待ちしております!」と作品をPRし、続けてオスロ監督も「皆さん、映画館にぜひ観に来てくださいね。素晴らしい吹き替えも聞けますよ。しかも僕の作品も、世界でかなりトップの作品になっていると思いますよ」と作品をアピールした。

 映画『古の王子と3つの花』は7月21日(金)より全国ロードショー。

公開表記

 配給:チャイルド・フィルム
 7/21(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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