2022年7月8日の安倍元首相暗殺事件を速やかに映画化し、9月27日の国葬の日に上映をして見せた過激な映画監督足立正生。
新作『REVOLUTION+1』で足立が問いかけたものとは何だったのか。
27年間日本に不在だった映画作家が、帰郷後描こうとした日本とは。
日本に帰還して作られた3作品と、かつて「連続射殺魔」と呼ばれた永山則夫の足跡を追った『略称・連続射殺魔』を一気に上映し、監督のトークとともに足立映画が今問いかけるものに迫る。
上映日時と上映作品
7月15日(土)、16日(日)、17日(月祭)、8月4日(金)、5日(土)、6日(日)
11時30分開場
12時開映『幽閉者 テロリスト』(113分)13時53分終映
14時15分『断食芸人』(104分)15時59分終映
16時15分『略称・連続射殺魔』(86分)17時41分終映
18時『REVOLUTION+1』(75分)19時15分終映
19時20分よりトークイベント
作品解説
『略称・連続射殺魔』1969年(86分)
1968年、4都道府県で発生した拳銃による連続殺人事件。19歳の犯人(永山則夫)が見たであろう風景だけを綴った異色のドキュメンタリー。
『幽閉者・テロリスト』2007年(112分)
1972年“リッダ空港事件”の主犯の一人岡本公三をモデルに、足立監督も体験した幽閉という迷宮を描いた問題作。主演・田口トモロヲ。
『断食芸人』2016年(104分)
原作フランツ・カフカの短編「断食芸人」。ある日商店街に突然現れた男。無言で続ける断食が引き起こす奇想天外な不条理劇。主演・山本浩司。
『REVOLUTION+1』2022年(75分)
安倍元首相の狙撃事件を基に、彼が犯行に至った足跡を大胆に描いた問題作。彼が歩んできた暗闇と求めたものとは何か? 主演・タモト清嵐。
トークゲスト
7月15日:四方田犬彦(映画誌・比較文学研究科)
7月16日:山崎 裕(撮影監督)
7月18日:小野沢稔彦(映画プロデューサー・批評家)
8月4日:平沢 剛(映画批評家・研究者)
8月5日:宮台真司(社会学者)
8月6日:後藤和夫(シネマハウス大塚館長・映像作家)
料金(すべて税込み)
各作品:1,000円。
『REVOLUTION+1』のみ1,300円(トーク込み)
4本+トーク券3,500円
トークのみ500円。
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(オフィシャル素材提供)