イントロダクション
スイス初のエクスプロイテーション映画『MAD HEIDI(原題)』が、『マッド・ハイジ』の邦題で2023年7月14日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開が決定。あの国民的キャラクター「ハイジ」がR18で帰って来る!
スイス人作家ヨハンナ・シュピリの児童書『アルプスの少女ハイジ』は、1920年の無声映画を皮切りにハリウッド、イギリス、ドイツなどで幾度となく映像化されてきた。そして高畑 勲と宮﨑 駿による1974年のTVアニメは、日本のみならずヨーロッパを含む世界各地であらゆる世代を超えて愛され続けている。
もはやスイスが誇る輸出品と呼ぶべき『ハイジ』だが、「俺たちスイス人がもっとエクプロイト(搾取)するべき!」と超不謹慎なことを考えた連中がいた。同国出身の映像作家ヨハネス・ハートマンとサンドロ・クロプシュタイン、プロデューサーのヴァレンティン・グルタートが、『ハイジ』のB級エログロ・バイオレンス・バージョンを作って、“スイス映画史上初のエクスプロイテーション映画”にすることを思いついたのだ。
斬新かつ大胆にアレンジされたマッドなハイジ役に抜擢されたのは英国出身のアリス・ルーシー。テコンドー黒帯の持ち主で、初の大役に文字通り体当たりで挑んだ。巨大チーズ企業の経営者でもある邪悪な独裁者マイリをキレッキレに演じたのは『スターシップ・トゥルーパーズ』の主人公ジョニー・リコ役で知られるキャスパー・ヴァン・ディーン。『グラディエーター』『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデヴィッド・スコフィールドが“アルムのおんじ”ことハイジのおじいさんに扮するなど、キャスティングはB級を超えている。
脚本には、共同監督のハートマンとクロプシュタインに加え、トロマ・エンターテインメントの看板シリーズ『悪魔の毒々モンスター/新世紀絶叫バトル』を手がけ、2017年のSXSW映画祭で観客賞に輝いた『68キル』では監督も務めたトレント・ハーガが参加。まさにB級C級Z級のエクスプロイテーション魂を受け継ぐ顔ぶれが集まり、スイスの概念をひっくり返す血まみれの謝肉祭を実現。あなたも美しいスイス・アルプスで、生まれ変わったハイジに会ってみませんか?
日本語吹替版では、『約束のネバーランド』のノーマン役、『うる星やつら』のしのぶ役など人気作品のキャラクターを多く演じている人気声優、内田真礼がハイジ役を務めるのも注目だ。そしてクララ役は、『ラブライブ!』の小泉花陽役、『青春ブタ野郎シリーズ』の梓川かえで/花楓役で知られる久保ユリカが務める!
ストーリー
チーズ製造会社のワンマン社長にしてスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定。スイス全土を掌握し、恐怖の独裁者として君臨した。
それから20年後。アルプスに暮らす年頃のハイジだったが、恋人のペーターが禁制のヤギのチーズを闇で売りさばき、見せしめにハイジの眼前で処刑されてしまう。さらに唯一の身寄りであるおじいさんまでもマイリの手下に山小屋ごと包囲されて爆死。愛するペーターと家族を失ったハイジは、邪悪な独裁者を血祭りにあげ、母国を開放することができるのか!?
(原題:MAD HEIDI、2022年、スイス、上映時間:92分、R18)
キャスト&スタッフ
監督: ヨハネス・ハートマン、サンドロ・クロプシュタイン
製作:ヴァレンティン・グルタート
エグゼクティブ・プロデューサー:テロ・カウコマー
出演:アリス・ルーシー、マックス・ルドリンガー、キャスパー・ヴァン・ディーン、デヴィッド・スコフィールド、アルマル・G・佐藤
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式Twitter:@madheidi_jp「#18禁ハイジ」
公開表記
配給:ハーク/S・D・P
7月14日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)