映画『リボルバー・リリー』より、アニメバージョンのエピソード0-ゼロ-が解禁となった。
老若男女問わず幅広い世代から人気を誇り、魅了し続ける綾瀬はるかが、“史上最強のダーク・ヒロイン”という新境地を開拓し、圧倒的な存在感を放つ本作。長浦京の同名小説(講談社文庫)を原作に、メガホンを取ったのはこれまで数々の話題作を送り出してきた監督・行定 勲。2月末に行われた会見では綾瀬のほか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、佐藤二朗、吹越 満、内田朝陽、板尾創路、橋爪 功、石橋蓮司、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司といった豪華俳優陣の出演が発表されたものの、おおまかなストーリーやそれぞれの役名や役柄が発表されておらず未だ謎に包まれた本作。行定作品らしい映像美に、臨場感を追求し、俳優陣の共演やカタルシスに満ちた華麗エンタテインメントに大いに期待が高まる中、本作の前日譚を描くアニメバージョンエピソード0が解禁!
今回解禁されたアニメ版PVは映画本編より10年前の1913年の上海が舞台。映画でカフェー「ランブル」の店主を務める主人公・小曾根百合が、幣原機関(しではらきかん)という組織で美しき暗殺者として活躍していた、まさに本作のエピソード0を描く映像となっていて、「人は彼女を―虐殺人形―と呼んだ―。」の言葉通り、美しく可愛らしさと凄腕の暗殺者との一面を併せ持つ少女が、任務を華麗にこなす様子が描かれる。本作さながらの激しい銃撃戦とフラッシュバックする百合の過去。彼女がどのようにして暗殺者時代に活躍していたのかが垣間見える映像は、本編前に必見だ。
さらにアニメ版PVを手掛けるのは、数々のPV、CM、アニメのOP・ED映像などを制作する「異次元TOKYO」と、「死刑囚捜査官芥川介の事件簿」原作作画・「漫画ミュージカル刀剣乱舞」作画などを手掛け、となりのヤングジャンプなどで連載経験のあるマンガ家・山崎 京。実写からアニメに3Dまで次元を超えて映像を作り出す秀逸なクリエティブ集団が、山崎の描く百合に命を吹き込んだ。アニメ版PVの監督は、YOASOBI「ハルジオン」「ミスター」MVなどを手掛ける、異次元TOKYOの篠田利隆が担当し、さらにPV後半のアニメーション・パートは、活撃刀剣乱舞キャラクターデザイン、ブルーアーカイブショートアニメの作画監督などを担当した、りおが手掛け、この見ごたえのある映像が誕生した。
8.11に映画本編が公開される前にこの映像を見て、ぜひとも小曾根百合の背景を知っていただきたい。
公開表記
配給:東映
8月11日(金) 全国公開
(オフィシャル素材提供)