横浜を舞台にハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画『Love song』が、10月20日(金)より公開決定となった! 監督は石原プロの助監督からキャリアをスタートし、『ショカツの女』(EX)、『警視庁強行犯係樋口顕』(TX)など多くのTVドラマを監督し、映画『いつもより素敵な夜に』(10)、『妻の恋人』(12)など大人の恋愛映画を手掛ける児玉宜久。
★「お前のことが好きだった。だから誰よりも幸せになってほしかった……」
売れないシンガー・花を売り出そうと、花のマネージャー兼恋人の猛はヤクザの覚せい剤を横流ししようとする。しかし所業はすぐにばれて、暴力団員の久住によって無残に殺害される。猛からの最後の電話で隠した薬のありかを知らされた花は薬をカバンに入れその場を去ると、猛を撃った久住に復讐を誓う。
そんな中、花は幼なじみで、かつて一緒に夢を追っていた誠と7年ぶりに再会する。花の久住への復讐劇に誠も巻き込まれていき……。
★演技派の豪華な出演陣がドラマを際立たせる!
ヒロイン・花を演じるのは元AKB48メンバーの増田有華。AKB卒業後も映画、ドラマ、舞台と女優として精力的に活動中。本作ではシンガーとしてその美しい歌声を披露する一方で、幼なじみと7年ぶりに再会し、愛を交わすなど感情豊かに表現している。幼なじみ・誠を演じるのは、映画「おんなのこきらい」でMOOSIC LAB2014男優賞を受賞し、「傀儡」(18)や「ずぶぬれて犬ころ」(19)など主演作品も発表され、俳優として着実にステップアップを重ねている俳優・木口健太。敵役のヤクザを演じたのは俳優・山口大地。舞台での活躍が多いが、ドラマや映画の出演も重ね、2019年には仮面ライダー役での出演を果たす。近年では映画『東京リベンジャーズ』に出演するなど注目の俳優を起用。またベテラン俳優・本田博太郎、藤吉久美子が脇を固め、物語に重厚感を与える作品に仕上がっている。
★ポスタービジュアル、予告編、場面写真 一挙解禁!
この度、ポスタービジュアルが完成! 予告編、場面写真12点と合わせて一挙解禁された。
★増田有華、木口健太、山口大地、児玉宜久監督よりコメント到着!
増田有華
お話があってから撮影まで怒涛の日々でした。いま振り返ってもハリケーンのような撮影期間だったなと思います。演じさせていただいた“売れないシンガーの花”は、勝気で周りに弱音も吐かず周りからは勘違いされがちですが、いつでも一生懸命に真っ直ぐな普通の女の子です。
歌うシーンがしっかりあるというのが斬新で、今までやったことがなかったのでチャレンジできて良かったです。
花の重要な相手役を演じられた木口健太さんとは撮影期間が数日しかない中で、いろいろと相談し合いながらとても濃厚な時間を過ごさせていただきました。共演者の方に非常に支えていただいたなと思います。
奇奇怪怪斬新な現場でしたが、振り返ると非常に楽しくたくさんの出来事が鮮明に蘇ります。一生、忘れないと思います。映画館で見られるのが、いまから楽しみです。
木口健太
限られた時間の中で、何ができるのか。
全スタッフ・キャストで削り合いながら日々を過ごしました。
不器用にしか誰かを愛することができず、誤魔化しながら生きる日々。
無数の言い訳を重ねて、自分の真実すら分からなくなって。
彼らの導き出した答えが、明日の誰かの勇気に繋がれば幸いです。
山口大地
映画『Love song』にて久住勇哉を演じさせていただきました。演じる久住は半グレ上がりの若いヤクザです。プライドが高く非道で常に生き急いでる。そんな人物です。
誰の人生でも、こんなはずではなかった。という瞬間があると思います。一見自分で選択したかのように見えて、たくさんの要因が人の生き方を決めています。彼らの人生も多くの要因に突き動かされていますが、それぞれが信じたことを選択し、愛した人に真っ直ぐ向き合った結果なのです。この映画はどんな形であろうとそれは美しいものだと教えてくれます。誰かの人生が羨ましく見えても、その誰かにはなれない。少し寂しい、愛の物語です。ぜひ劇場でご覧ください。
児玉宜久監督
地方から【夢】を抱えた出てきた三人の若者の顛末である。
東京生まれで『故郷への想い』が少ない私にとって、彼らの気持ちを完全に理解することは少し難しかった。さらには、三人のキャラクターの棲み分け。そしてどんなエピソードをいかに絡めていくか? 過去と現在のドラマをどう交錯させればいいのか? 村川氏の設定をベースに、宍戸氏らと推敲を重ね、さまざまな肉付けをした。
幸いにもそれは上手くいった。結果、最近の作品の中でこれほど撮影していて楽しかったことはなかった。
特筆すべきは、ラストで歌う花役の増田有華氏の歌唱力だ。
わずか数日で、この作品のエッセンスが詰め込まれた『Love song』を、完全に自分のものにして現場に臨んでくれた。
物語の最後に披露されるこの歌を、ぜひ劇場で聞いてほしい。
公開表記
10月20日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開 ほか全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)