7/28(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開の『キングダム エクソダス〈脱出〉』について、4分半の本編冒頭映像が解禁となった。
カンヌ・パルムドール受賞など輝かしい受賞歴を誇り、観る者を挑発する作風で圧倒してきたラース・フォン・トリアー。その中でも、90年代に制作されたドラマ・シリーズ「キングダム」はデンマーク最高視聴率50%越えを記録し、社会現象を巻き起こした伝説の作品だ。そして四半世紀の時を超えて最新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』が全編5時間超の「映画作品」として第79回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映を果たし、ついに日本で待望の劇場公開が決定!! すでに7月7日(金)から公開されている「ラース・フォン・トリアー レトロスペクティブ2023」は連日満席となる大盛況で、フォン・トリアー監督のファンには、まさに狂気乱舞の夏となっている。
ラース・フォン・トリアー本人も登場する「Ⅱ」のラストから4半世紀。
新キャラクター=夢遊病者のカレンは、助けを呼ぶ謎の声に導かれキングダムへと辿り着く。
今回解禁された本編冒頭映像は、『キングダムⅡ』のラストを新キャラクターのカレンという老婆が視聴しているところから始まる。ラース・フォン・トリアーがエンドクレジットと共に登場し、「キングダムはどうなっちゃうの?」と歌い『キングダムⅡ』が終わると、カレンは「こんなんじゃ、話が中途半端すぎる」と不満をこぼすさまは、まるでこの4半世紀の間、シリーズの完結を待たされていたファンの心境を代弁しているかのようで、フォン・トリアーの遊び心を感じさせるワン・シーンだ。その後、「リトル・ブラザーが“溺れている”」という声に導かれ、吸い寄せられるように巨大病院キングダムに導かれていくカレン。シリーズ・ファンにはたまらない冒頭映像を観て、7月28日(金)の劇場公開に備えたい。
7/27前日祭の特典“「朝の空気運動」ステッカー”デザインも公開!
また7月28日(金)からの『キングダム エクソダス<脱出>』と『キングダムⅠ』、『キングダムⅡ』の一挙公開に先駆けて、7⽉27⽇(⽊)にヒューマントラストシネマ渋谷で「⽇本最速公開!イッキ⾒15時間超!“前⽇祭”」が開催される。
約15時間にも及ぶ前代未聞のシリーズイッキ⾒上映となり、さらに当⽇は来場者特典として、本イベントのためだけに制作された「朝の空気運動」ステッカーを配布予定。本作を観た人なら思わずニヤリとしてしまう、この機会にしか⼿に⼊らないファン必携のアイテムをゲットできるプレミアムなイベントとなっている。
〈北欧の巨匠にして衝撃的問題作を生み出し続ける映画界の異端児〉監督・脚本:ラース・フォン・トリアー
輝かしい受賞歴を誇る一方で、観る者を挑発するような作風で常に物議を醸してきたデンマーク出身の監督。1995年に同郷のトマス・ヴィンターベアらとともに、さまざまな制約の中で映画を製作する「純潔の誓い」と呼ばれる映画運動“ドグマ95”を発表すると、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ではカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を受賞。近年では、カンヌ映画祭での上映時に激しい暴力シーンのために4人の観客が鑑賞中に気絶したとの逸話が残る『アンチクライスト』、自身のうつ病の経験をもとに制作され絶賛を博した『メランコリア』、4時間にも及ぶ大長編『ニンフォマニアック』など、新作を発表する度に大きな話題を呼んでいる。2022年、パーキンソン病を患っていることを公表するなど健康面が心配されていたが、最新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』がヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された際には、オンラインでインタビューに応え、これからも映画製作を続けることを宣言し、元気な姿を観客に見せた。
『キングダム エクソダス〈脱出〉』作品情報
イントロダクション
カンヌ・パルムドール受賞など輝かしい受賞歴を誇り、観る者を挑発する作風で圧倒してきたラース・フォン・トリアー。その中でも、90年代に制作されたドラマシリーズ「キングダム」はデンマーク最高視聴率50%越えを記録し、社会現象を巻き起こした伝説の作品だ。そして四半世紀の時を超えて最新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』が全編5時間超の「映画作品」として第79回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミア上映を果たし、ついに日本で待望の劇場公開が決定!!
ストーリー
コペンハーゲンの巨大病院<キングダム>で起こる、数々の不可解な事件……夢遊病者のカレンは、謎の声に導かれ、キングダムへと辿り着く。世界を破滅から救うために――。
スタッフ&キャスト
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:ボディル・ヨルゲンセン、ミカエル・パーシュブラント、ラース・ミケルセン、ニコラス・ブロ、アレクサンダー・スカルスガルド、ウド・キア
(原題:Riget Exodus、2022年、デンマーク、上映時間:319分)
上映時間
怒涛の15時間超。
『キングダム エクソダス〈脱出〉』319分、『キングダムⅠ デジタル修復版』283分、『キングダムⅡ デジタル修復版』298分
前売券情報
3作品共通プレミア鑑賞券¥8,100にて好評発売中(当日1作品¥3,000の処)
プレミア鑑賞券劇場窓口購入者限定「特製Tしャツ」(非売品・数量限定先着順・一部劇場を除く)
オフィシャル・サイト(外部サイト)
Twitter:https://twitter.com/LvT_Films(外部サイト)
公開表記
配給:シンカ/提供:シンカ、TCエンタテインメント
7/28(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほかにて全国公開
(オフィシャル素材提供)