映画監督 三池崇史がショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」を継続的に開催する。
このコンテストは、プロアマ問わずすべての映像表現者を対象としており、自身が撮影した26秒間のショート動画を応募することができる。本コンテストの企画テーマは『26秒で奇跡を起こし、人生を豊かにしよう』であり、各開催回ごとに厳選したテーマで募集する。すべての作品は三池自身が審査し、選ばれた10作品以上にはそれぞれ賞金10万円が授与される。この賞金の使い方は、新たな映像作品制作のための機材購入、あるいは制作に携わった仲間への感謝の証として使うなど、受賞者次第だ。また、受賞作品は当ウェブサイト上で一年間掲載され、三池からのメッセージも添えられる。
第一回目の募集については、テーマは『フルスイング!』で、応募期間は2023年8月1日から9月30日。映画制作に興味・関心を持つすべての方々の参加を期待している。
26秒で奇跡を起こし、人生を豊かにしてみませんか?
映像制作の本質について再考する機会「26秒のカーニバル」
映画監督三池崇史が手掛ける新たな取り組み、ショート動画コンテスト「26秒のカーニバル」が始動する。
映像技術の進歩は、だれでも簡単に映像を作ることができる世界を作り出した。この変革は多くの面で喜ばしいことだが、同時に、映像制作の本質が軽視される懸念も生じている。近年、ショート動画アプリの登場により、再生回数の追求が一部で盛んになっている現象を目の当たりにしてきた。それに対して、三池は映像の品質や、視聴者に対する意識、制作に関わる仲間への感謝の気持ち、自分の作品で稼ぐという経験など、映像制作の本質について再考する機会を提供したいと考えた。このコンテストを通じて映像制作の新たな発展を目指し、すべての映像制作者たちがさらなる飛躍を遂げることを期待し
三池崇史からのメッセージ
26秒で人生を変えることができるのか?
その答えを求めて、この企画を立ち上げました。
26秒の映画祭です。
『レザボア・ドッグス』を撮ったタランティーノのように。
それを目撃した観客のように。
映画は、創る者、観る者の人生を変えてきた。
ならば、あなたにも出来るかも知れない。
しかも、それを26秒でやってのける圧倒的な才能に出会いたい。
「なぜ26秒?」
経済的リスクと労力を最低限に抑えて、自分の明日を次のステージに進めていただきたい、と思ったからです。素敵じゃないですか、たった26秒で人生を変えることができるなんて。
「そんな奇跡が起こるものか」と笑うなかれ。
馬鹿げた夢をみる勇気。そして動き出す元気。楽しみながら夢をみる。
そんなチャレンジこそが、今を生きる私たちに必要なのではないでしょうか。
さて、夢のカーニバルの始まりです。皆さんの26秒をお待ちしています。
映画監督 三池崇史
監督 三池崇史について
1960年生まれ。大阪府八尾市出身。描く映像世界は海外からも高い評価を受けており、ヴェネチア国際映画祭で『十三人の刺客』(10)が、カンヌ国際映画祭で『一命』(11)と『藁の楯 わらのたて』(13)がそれぞれコンペティション部門に選出。ジャンルを問わず精力的に映像制作を続け、作品本数は100を超える。
代表作には、『オーディション』(00)、『DEAD OR ALIVE』シリーズ(99/00/02)、『殺し屋1』(01)、『牛頭』(03)、『着信アリ』(04)、『クローズZERO』シリーズ(07/09)、『ヤッターマン』(09)、『悪の教典』(12)、『土竜の唄』シリーズ(14/16/21)、『無限の住人』(17)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『初恋』(20)、ドラマ「警部補ダイマジン」(22)、「怪物の木こり」(23)などがある。
2020年6月「カチンコ Project」、新型コロナウィルス感染症の影響により映像制作が困難となったフリーランスの映画監督・助監督を支援することを目的とした企画コンテストを開催。応募された企画は、日本映画業界を牽引してきた映画プロデューサーの審査により優秀企画賞等が選出され、賞金として総額2,000万円が贈られた。
募集概要
公式情報
公式アカウントでは、監督 三池崇史による動画メッセージもご覧いただける。
◆YouTube:https://www.youtube.com/@26carnival(外部サイト)
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◆Instagram:https://twitter.com/26carnival(外部サイト)
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(オフィシャル素材提供)