イベント・舞台挨拶

映画『バービー』ジャパンプレミア

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 世界で最も有名なファッション・ドールであるバービーがついに映画化! 映画『バービー』が8月11日(金)に日本公開となる。日本ではいよいよ来週8月11日(金)より公開を迎える本作、8月2日(水)には監督を務めたグレタ・ガーウィグとプロデューサーのデイビッド・ヘイマンが来日が実現! マーゴット・ロビー演じる主人公バービーの吹き替えキャストを務めた高畑充希も登壇し、ジャパンプレミアイベントが開催された。

 日本に先駆け全米公開を迎えた本作は、週末3日間の興行収入1.55億ドル(約218億円)を記録し、日本でも大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』を越え、2023年に公開されたすべての映画でNo.1となるロケット・スタートを切った。その後も勢いはとどまらず、週末を越えた月曜日の興行成績は、『ダークナイト』を超えてワーナー・ブラザース映画史上No.1! さらに、週末の興行成績は2週連続のNo.1を記録するなど、劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客たちが詰めかけ、各所で“バービー旋風”を巻き起こしていることでも話題を集めている。また、現地時間7月31日(月)の時点で全世界累計興行収入は7.9億ドル(約1128億円)を突破。公開2週目にも関わらず『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』『リトル・マーメイド』を超えて今年公開作の全世界累計興行収入ランキング3位にすでにランクインし、ますます盛り上がりを見せている!(※数字は全て BoxOfficeMojo 参考)

 いよいよ日本での公開を来週に控えた8月2日(水)、本作のオープニング興行収入で女性監督歴代最高記録を達成し、今最も注目されるクリエイターとなったグレタ・ガーウィグ監督と、『ハリー・ポッター』シリーズをヒットに導き『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』など話題の新作も手掛ける名プロデューサー、デイビッド・ヘイマンがついに来日! グレタ監督の大ファンであることを公言する、日本語吹き替え版で主人公バービー役を務めた高畑充希と共に、本作ならではの“ピンクカーペット”に華々しく登場した。

 グレタ監督は真っ白なパンツスーツに身を包み、デイビッドはダークカラーのスーツにピンクのスニーカー姿、高畑はグリーンに染まったヘアーとピンクの美しい和装で登場。『バービー』を象徴するピンクカラーを身につけた熱狂的なファンたちの悲鳴のような大歓声の中、笑顔でサインや写真撮影に応じていた。

 続いては、ジャパンプレミア試写会の舞台挨拶へ。今回が初来日となるグレタ監督は、「日本の映画が大好きなので、自分の作品をたずさえて日本に来られて光栄です。日本の皆さんに観ていただけることを楽しみにしています!」と興奮気味にコメント。デイビッドは「グレタ監督の言ったことに全部同意しています!」と笑顔を見せた。グレタ監督の大ファンである高畑は、ついに対面できたことに感動しながら「優しいまなざしで、人としても女性としても素敵な方」と憧れのグレタ監督に早くも魅了されたことを明かし、本作については、「皆さんが抱かれている印象と全く違った鑑賞後感になると思うので、皆さんが観た後どんな感想を抱かれるのか楽しみです」と、あらためて日本語吹き替え版キャストとして本作の魅力にコメントした。そんな高畑の声の演技について、グレタは「本当に素晴らしい! ユーモアをしっかりとらえてくださってとても嬉しいです」と大絶賛。これには高畑も「大感激です! “ユーモアの土地”大阪出身で良かったと思います」とさっそくユーモア全開で答え、会場を沸かせた。

 さらに高畑は自らが吹き替えを担当したマーゴット・ロビーの演技についても大絶賛。「かつて自分が遊んでいたバービーが飛び出して来たのかと思うほど“バービー感”に溢れていて、こんなにバービーがふさわしい俳優は他にいらっしゃらないと思いました。どんどん人間味や感情が出てくる演技にも魅了され、没入させていただきました」と、あらためてマーゴット・バービーに太鼓判を押した。

 記録的な大ヒットはもちろんのこと、映画のメイン・カラーでもあるピンクのコーデで映画を観に行くムーブメントが起きるなど、全世界で“社会現象“を巻き起こしている本作。グレタ監督は「撮影中、ピンクで溢れた美しいセットに足を踏み入れると、キャストもスタッフもみんな笑顔でハッピーになっていました。映画が公開されて皆さんがピンクを身につけて本作を観に行ってハッピーになってくださって、本当に嬉しいです!」と、劇場に集まったピンク尽くしの観客を眺めながら喜びを語った。

 「ハリー・ポッター」シリーズを始め数々の大ヒット作のプロデュースを手掛けてきたデイビッドは、本作について「脚本家であり監督である素晴らしいグレタの存在、乗りに乗った俳優たちの見事な演技、美しいセットや衣装、映画全体でワン・スタイルだと言える作品。この映画はひとつだけではなくいろんなことがたくさん込められていて、とってもおかしくて、そして心に残るような、感動的でエンターテインメント要素に溢れた映画です」と、あらためてその魅力を熱弁した。

 続いては、映画公式SNSで事前に募集したファンからの質問コーナーへ。
 「バービーランドへ行ったら何をしたいですか?」という質問には、グレタ監督は「一瞬でパーフェクトな洋服を着せてくれる魔法のクローゼットがあるので、それを体験してみたいですね!」、デイビットは「私はバービーランドに住んでいます」というまさかの告白で会場を沸かせつつ、「(バービーの愛車である)ピンクのコルベットを運転してみたいです」と、それぞれ願望を明かした。

 話題沸騰の「ケン役のライアン・ゴズリング演じるミュージカル・シーンはどのようにして決まったのですか?」という質問へは、グレタ監督が「このシーンはぜひライアンにやってほしいと思っていて、マーク・ロンソンとアンドリュー・ワイアットが素晴らしいロック・オペラ調の曲(I’m Just Ken)を作ってくれたので、あとはライアンの説得だけでした。とにかく引き受けてくれるまで『やって!』と言い続けました」と実現の経緯について語った。ヘイマンも「ライアンは予想もしないようなパフォーマンスを見せてくれる。コメディも素晴らしい歌も見せてくれながら、心に訴えかける演技をしてくださる本当に素晴らしい俳優です」と、あらためてライアンの凄さについて言及。このシーンがお気に入りである高畑も、「とにかくずっと笑ってました! ライアンを始めケンたち全員が素晴らしく、サントラも聴き込んでいるぐらい、すべての音楽が素晴らしいです。特にライアンがあんなに歌うキャラクターを演じるなんて、歌が上手なのは知っていましたが、笑いました!」と満面の笑みでコメントした。

 舞台挨拶の最後には、映画公開を待ち望んでいる日本のファンに向けて、グレタ監督からメッセージが送られた。
 「この映画は、映画館でたくさんの人たちに楽しんでもらいたいという気持ちで作りました。たくさんの人たちが笑ったり、踊りたくなったり、最後はちょっぴり泣けてくる、そういう体験を、これからこの映画を観ていただく方にぜひ体験していただきたいです」。

 どんな自分にでもなれる、完璧で<夢>のような毎日が続く“バービーランド”から、〈悩みのつきない〉人間の世界へ─そこでの出会いを通して気づいた、“完璧”より大切なものとは? そして、バービーの最後の選択とは!? 全米での記録的な大ヒット・スタートを受け、映画『バービー』はいよいよ来週、8月11日(金)より全国ロードショー!

 登壇者:グレタ・ガーウィグ(監督・脚本)、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)、高畑充希(日本語吹き替え版バービー役)

バービーとは?

 1959年に発売されて以降瞬く間に世界を席巻! 時代に合わせたドールを発売し続け、いまやブランド認知度は全世界で99%にも到達している。その販売数も驚異の数字で、150ヵ国以上の国と地域で年間9000万体! そこまで愛されている理由はファッショナブルな洋服に身を包みであることだが、それだけではないブランドがずっと掲げている「You can be anything」というメッセージ。「あなたは何にだってなれる」という前向きで力強いメッセージを発信し、ファッションだけではない多様性を表現し、未来に向かう人々と共に歩んでいくというバービーのメッセージが多くの人の心をつかんで離さない、時代を超えた存在になっている。そんな世界中にファンが待ち望んでいるバービーの待望の映画化作品!

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 8.11(FRI.)笑って、泣いて、ハッピーに!

(オフィシャル素材提供)

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