タイで2022年1月に公開され、最旬キャストの競演で話題を浚い、大ヒットを記録した青春映画『卒業 ~Tell the World I Love You~』が8月25日(金)よりシネマカリテほか全国順次公開となる。
偽装の恋愛関係から本当のカップルに発展する大学生を描いた大人気ドラマで映画化もされた「2gether」シリーズや、爽やかな友情を描いたロード・ムービー『プアン/友だちと呼ばせて』など、今、青春ドラマがもっとも熱い国:タイから、話題の最旬キャストで贈る大ヒット作がついに日本上陸!
生き別れた母親を探すため、幼馴染で同級生のタイの家に居候しながら、奨学金で中国への留学を目指す優等生ケン。留学に向けた試験も迫るある日、集団から袋叩きにされている青年、ボンを目撃し、思わず助けてしまう。薬の密売組織から足を洗いたいボンは、組織から制裁を加えられていたのだ。荒々しくも優しいボンとの出会いは、平穏だったケンたちの日常を大きく揺るがす。本来なら出会うはずがなかった正反対のケン、ボン、そしてタイ。彼らを待ち受ける未来は――?
まるで子犬のように愛らしい優等生、主人公のケンを演じるのは、タイのBLドラマ「Gen Y The Series」で一躍有名となったバース(スラデット・ピニワット、Instagramのフォロワー数139万人)。同作から成るタイの人気アイドル・グループ、SBFIVEのセンターでもある。不良の青年、ボン役には、日本でも大ヒットしたBLドラマ「ラブ・バイ・チャンス」で主演を務めた大人気俳優、パース(タナポン・スクムパンタナーサーン、Instagramフォロワー数307万人)。ケンの親友で居候先で幼馴染のタイ役は、人気BLドラマ「Bed Friend」で主演を務めたネット(シラホップ・マニティクン、Instagramフォロワー数119万人)が演じる。そのほかにも、個性豊かで今旬な若手俳優たちが脇を固める。
本作のメガホンをとったのは、代表作『バンコク・ラブストーリー』(2007)でブリュッセル独立映画祭の国際コンペティション部門でグランプリを獲得したポット・アーノン監督。普通の世界を生きる学生と、闇の組織から足を洗おうともがく薬の密売人。運命的に出会った彼らが、苦悩を抱えながらも困難に立ち向かう青春ドラマを鮮やかに描く。
先日解禁した、バースが歌う本作の挿入歌「Something Between Us」に続き、パース歌唱による本作の挿入歌「The Reason I’m Not Going Back」の日本語字幕入りミュージックビデオが解禁された。
♪彼が君を大切にするなら かまわない
彼が君を愛してるなら 僕はうれしい
君のことを頼みたい
僕の代わりに大切にしてくれ
冒頭この歌詞で始まる「The Reason I’m Not Going Back」。恋人だった人が新たな愛や幸せを育み、自分をもう必要としていないことに気づき、恋人の元には戻らないことを決めた思いを切なく歌い上げる一方で、「いつも君を思ってる 君がどこにいても ずっと君を愛してる これからも変わらずに」と永遠の愛を誓う歌詞が、パースのボーカルと相まって心に深く染み入る究極の愛のバラードだ。
まるで、バースの「Something Between Us」に対する切ないアンサー・ソングのようで、本篇での二人の関係を想像させる。
MVも、「Something Between Us」から一層ふたりの仲が親密になっていくシーンがセレクトされ、4分弱の中に、切なさが凝縮された内容に仕上がっている。
集団から袋叩きにされているボン(演:パース)を目撃し、思わず助けてしまうケン(演:バース)。ボンを助けたことにより、ケンや、ケンの幼馴染で親友のタイ(演:ネット)までもドラッグの密売組織から追われるようになってしまう。絶命の危機から救ってくれた命の恩人のケンを自身のトラブルに巻き込んでしまったボンは、全力でケンを守っていく。やがて命の恩人という関係以上に、ふたりの親密さは一気に増していく。その一方で、ケンを親友以上の眼差しで見つめ、思いを募らせるタイの切ない表情もところどころでインサートされ、やがてそれは三角関係と簡単には言い難い、複雑な様相を呈していく……。
また、パースとバースの仲良しオフショットや、闇の世界から抜け出そうともがくドラッグの密売人という劇中の役柄を見事に演じ切り、普段の笑顔が似合うパースと全く違う表情が印象的な場面写真も解禁された。
公開表記
配給:ギャガ GAGA★
8月25日(金) シネマカリテ ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)