イベント・舞台挨拶

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』舞台挨拶付き最速上映会

© 2023「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」製作委員会

 作家・汐見夏衛によるシリーズ累計発行部数55万部を記録する同名ベストセラー小説を実写映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(9月1日全国公開)がついに完成! 8月10日(木)には“いちばんに夜きみに会いにいく”と題した舞台挨拶付き最速上映会が実施され、W主演の白岩瑠姫と久間田琳加、共演の箭内夢菜、鶴田真由、そして酒井麻衣監督が登壇した。

 学校ではマスクが手放せず、本心を隠して生きる茜(久間田)と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁(白岩)。誰にも言えない痛みと過去を抱えたふたりは、いつしか惹かれ合い、言い出せなかった想いが溢れ出していく――。純度100%のエモーショナルで色鮮やかなラブストーリーが誕生した。

 超満員大御礼で迎えた最速上映会。主演の白岩は「僕が演じた青磁は、時間は永遠ではないとか人生一度きりだとか現実的な考え方の持ち主。僕もライブの最後のMCで『このステージが自分の最後のステージになってもいいと思って全力でやっています』と言ったりするので、結構青磁と似ている部分があります。親近感もあったし、自分に近い作品だと思いました」と大共感。

 同じく久間田も「周りを気にして生活していた自分の学生時代を思い出した。私も茜に親近感がありました。演じながら『あるよね、こういうとき』と思ったりしました」と演じた茜と自身を照らし合わせていた。

 また久間田は本作をターニング・ポイントと位置付けており「青磁の影響もあって茜は自分の気持ちを言えるようになる。その過程が気持ちよくて、私も自分の気持ちをちょっとずつ言えるようになってきた」と変化を実感。

 すると白岩は「それは本当だと思いますね。撮影が進むにつれて久間田さんは強気になって来た。僕は偏食で撮影中ご飯を食べずにお菓子を食べていたら、途中からイジって来るようになった。この舞台挨拶前に『僕は平常心で緊張していない』と言ったら、久間田さんは明らかに緊張しているのに『私もです!』と張り合ってきた。何故そんなに僕に対抗心を抱いているのか……」とぶっちゃけて、久間田は「ごめんなさい、それは無意識です! でも確かに舞台袖で『当たり強くない?』と言われました」と仲良さそうに大笑いだった。

 不器用ながらも純粋に想いを育んでいく青磁(白岩)と茜(久間田)を優しく見守るのが、友人の沙耶香(箭内)と茜(久間田)の母・丹羽恵子(鶴田)。箭内は撮影中の白岩と久間田について「とてもいい感じでした。役としてお二人を見ていてこちらもキュンキュンした。お二人にとってもピッタリな役だと思いました」と太鼓判。

 鶴田も「現場で瑠姫君の美男子ぶりにビックリしながら、茜と青磁の姿に私もキュンキュンしていました」と甘酸っぱさにメロメロだった。

 原作を読んで青磁と茜のラブ・ストーリーに「心が洗われた」という酒井監督は「主人公二人の感情が真っすぐな物語なので、そこを大事にしたいと思いました。学生時代に感じていた真っすぐな感情は綺麗なものだと思ったので、繊細に綺麗に映像化したいと思った」と狙いを明かした。

 また、本作のタイトルにちなみ「夜が明けたら一番会いたいひと」を聞かれた白岩は「夜明けに会いたくなる人は自分の中で大切な人だから……JAM(JO1のファン)の皆さんのことだと思います。常に自分はファンの立場になったりして、ファン・ファーストで考えるようにしている。それがJAMの皆さんにも少しでも伝わったら嬉しい」とキラー・スマイル。久間田は「いつもお世話になっているスタイリストさん。明るくハッピーな方で、常にハイテンション。愛されキャラで会うと自分のボルテージも上がる。駆け込み寺というかもはや神社。私が緊張していても背中を押してくれるお守り的な方です」と愛着を口にしていた。

 また撮影秘話トークでは白岩の抜群な運動神経が話題に。久間田は「白岩さんは運動神経良すぎ! 青磁君に手を引かれて走るシーンでは白岩さんの足が速くて、私が後ろから追いかけようとすると差が出て見失う。それが困った」と明かして、これに白岩は「茜を階段で追いかけるシーンでは途中で追い越しそうになった。久間田さんのペースに合わせるのが大変だった」と余裕の表情。一方、酒井監督はサッカー・シーンを挙げて「白岩さんはサッカーがお上手。茜ちゃんにキーパーの形を教えたりして、サッカー・シーンの演出の半分は白岩さんがしてくれた」と演技指導に感謝していた。

 茜と青磁を繋げる美しい「空」が印象的な本作にちなんで、公式X(旧Twitter)で〈#ハッシュタグいちばん会いたい人に見せたい空〉通称「いち空」キャンペーンを実施。この日は、2,732件も寄せられた「大切な人に見せたい美しい空」を繋げた「夜きみ」スペシャル・ムービーをスクリーンに投影した。この映像に白岩は「たくさんの素敵な写真をありがとうございます。これを見ただけで感動」としみじみし、久間田も「癒しの写真が揃っていて感動しました」と喜んでいた。

 最後に本編上映に向けて酒井監督は「原作をすごく大切に映画化しました。皆さんに真っすぐ届いたら嬉しい」とアピール。久間田は「茜が青磁に出会って変化したように、いつか皆さんにもそんな出会いが訪れて、茜と青磁の関係性を思い出してもらえたら嬉しいです」と期待。白岩は「僕や出演者だけではなく、スタッフさんや陰で支えてくれた方々がいるからこそできた映画であり、観に来てくださる皆さんがいるからこそできたことです。すべての人に感謝しています。僕も一生懸命挑戦しました」などと呼び掛けていた。

 登壇者:白岩瑠姫(JO1)、久間田琳加、箭内夢菜、鶴田真由、酒井麻衣監督

公開表記

 配給:アスミック・エース
 9月1日(金) 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

関連作品

スポンサーリンク
シェアする
サイト 管理者をフォローする
Translate »
タイトルとURLをコピーしました