イベント・舞台挨拶

『Gメン』公開直前【男子学生限定】試写イベント

©2023「Gメン」製作委員会 ©️小沢としお(秋田書店)2015

 映画『Gメン』男子学生限定試写会イベントが都内で行なわれ、主演の岸 優太、共演の竜星 涼、矢本悠馬、森本慎太郎(SixTONES)、りんたろー。が舞台挨拶に出席して和気あいあいとトークを繰り広げた。りんたろー。は当日のMCにも挑戦した。

 本作は、2014年から2018年まで「週刊少年チャンピオン」にて連載された小沢としおの同名マンガを原作とした青春エンタテインメント作品。「おっさんずラブ」「極主夫道」シリーズやドラマ「unknown」(23)などの瑠東東一郎監督が、映画化。

 問題児ばかりが集まる私立武華男子高校のG組に転校してきた門松勝太(岸)が、仲間たちとともに青春を謳歌する姿が描かれる。

 G組メンバーを演じたキャストが登場すると客席から“うお~!!”と太い歓声と大きな拍手が起った。当日は抽選で選ばれた中学生、高校生、大学生、専門学校の学生ら合計266人が客席に集結。男子ばかりなので、拍手も声援も力強い。岸は「拍手の力強さが違いますね。色の違う歓声でしたね~」と客席の反応に感想を述べる。

 森本は「今日は、男祭り的な感じで楽しんでいければと思います」と客席を見渡した。

 瀬名拓美役を演じた竜星が撮影を振り返って「現場、熱かったな―」と一言。岸が「アクションに関しては本当に熱かった」と続ける。

 映画初出演、新婚で幸せ太りのりんたろー。は「制服、ピチピチ」と冷やかされる。続けて、りんたろー。は、寒い時学校での撮影で、防寒用のベンチコートを着ていたが、ストーブの側により過ぎて一部を燃やしてしまったというエピソードを披露した。りんたろー。は薙 竜二役を演じた。

 また、共演で親しくなるために「どうやって呼び合おうか」と竜星が提案したという。

 メンバーたちが“モテるためにしていること”を聞かれると、岸は「香水を寝る前につけるんですよ」と明かし、「朝、学校行く時に香水をつけるのもいいんですけど、(香水を寝る前につけるほうが)仕上げてきてるなって感じがするじゃないですか……」とモテ技を披露した。
 さらに岸は、モテるために「四字熟語などカッコいい言葉を使えるようになりたい」と願うも、最近覚えた四字熟語を聞かれると、「『四面楚歌』とか『滑稽(こっけい)』と続け、後が続くない……。天然ボケ炸裂だった。岸は映画初主演。全力だけど空回りな“熱きおちこぼれ”ヒーローを熱演。

 梅田真大役を演じた森本は、「僕は何もないですね。自分らしくいたらモテるんじゃないのかなって……」とマイペース。

 また、りんたろー。が松葉杖を使うシーンで、ワン・シーンだけ違うほうの足を怪我しているシーンがあることをぶっちゃたり、爆笑のぶっちゃけトークとなった。
 りんたろー。は「悠馬くんはこの作品に向けて10キロくらい増量したんだよね。撮影期間が空いて、次の作品が入ったから今度は体重を落とさないといけなかった。あのシーンだけ小っちゃくなっている。いまより痩せている」と俳優の苦労裏話を披露した。

 他にも一緒にラーメンを食べに行ったりとか、ゲストたちの楽しいトークセッションが行われたあと、“こんな男子学生は何人いるか? 人数当て”予想クイズが行われた。
 「G組に所属している方」「彼女がいる方」というお題が発表された。びりになったキャストには大爆笑エピソードを披露するという罰則が設けられていた。
 ビリになった森本は、爆笑トークを求められ、しばらく考え込んだあと、「『Gメン』という映画には男子校みたいなノリがたくさんあって、プライベートでG組のグループLINEを作っています。上がってくる9割ぐらいの内容が、セクシーなお姉さんの写真。その写真を送っているのがだいたい私です」と告白。会場から大爆笑をもらった。

 最後に岸が「ホントに笑えて泣けて、いろんな要素が1本に凝縮されている濃い映画です。これを観て、良い思い出になったら多くの方に広めてもらえたら嬉しいです」と本作をアピールした。

 フォトセッションは客席バックで行われた。岸が“夏だ! 青春だ!”と掛け声をかけ、客席の学生たちが“Gメンだ!”と続けた。

 他のキャストに、恒松祐里、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中 圭、豪華キャスト陣が出演。

 登壇者:岸 優太、竜星 涼、矢本悠馬、森本慎太郎(SixTONES)、りんたろー。

 (取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:東映
 8月25日(金) 全国ロードショー!

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