作品紹介

『鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)』

©2023 アフガニスタン山の学校支援の会 ルミエール・プラス

イントロダクション

 大学で探検部に属していた長倉洋海は、ベトナム戦争の報道写真に憧れ報道カメラマンを目指す。「目の前で現代史が動きその1ページがめくられていく。自分自身がその現場に立ち感動したい」と通信社に入社したが、希望が叶わず、1980年、3年で退社しフリーに。
 1982年、中南米エルサルバドルで当時3歳の少女・ヘスースと出会い、「出来事を取材するニュース写真ではなく、現場に何年も通い一人の人間を見続ける」という長倉のスタイルが生まれる。
 1983年、侵攻したソ連軍に抵抗する戦いが続いていたアフガニスタンで、若き司令官マスードの撮影を決意。100日間イスラム戦士(ムジャヒディン)と共に行動し、二人は強い信頼関係をつくりあげていく。
 2001年9月9日、マスードはアメリカ同時多発テロの2日前にイスラム過激派により暗殺される。マスードの1周忌に初めてパンシール渓谷の山の学校を訪れた長倉は、マスードが資材を提供し、村をあげて小さな学校を守り続けていると聞き、心を動かされる。長倉は、マスードの教育への想いを受け継ぎたいとNGO「アフガニスタン山の学校支援の会」を設立して支援を決意。まず手元にあった寄付金を生かし、机や椅子などを提供する。その後も長倉は、このイスラムでは珍しい小さな男女共学の学校へ毎年のように通い、子どもたちの成長を撮り続ける。

 (2023年、日本)

©2023 アフガニスタン山の学校支援の会 ルミエール・プラス

キャスト&スタッフ

 監督・撮影:河邑厚徳
 製作・著作:アフガニスタン山の学校支援の会
       ルミエール・プラス

ギャラリー

特報

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『オジさん、劇団始めました。』
8月18日(金)より池袋シネマロサほかにて本公開!

 公式X: https://twitter.com/enpitsutojyuu
公式Facebook:https://www.facebook.com/enpitsutojyuu

公開表記

 配給:アルミード
 9月12日(火)~9月24日(日) 東京都写真美術館ホールほかにて公開

(オフィシャル素材提供)

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