イベント・舞台挨拶

『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』大ヒット御礼舞台挨拶

©臼井儀人/しん次元クレヨンしんちゃん製作委員会

 8月24日(木)までの公開21日間で、観客動員数153万人、興行収入18.5億円を突破した『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』。“しん次元”な大ヒットを記念して超豪華なゲストも登壇する舞台挨拶が実施された!

 ゲストの登場を待ちわびる、観客で会場は満員御礼! ゲストが登場すると、大きな歓声が上がった。水川のMCで進行する本イベント、まずは【“大人にも響く説”はホントなのか?本音で語る“クレヨンしんちゃんTHE MOVIE”】と題し、心に響いたシーンやセリフを聞かれると、木内は「ひろしの“誰かを幸せにすれば自分も幸せになれる”というセリフにとてもグッときました」、森川は「回想シーンでの非理谷くんとしんのすけとのやりとりですかね。自分の子どもの頃を思い出しました。完成したものを観た時は思わず涙が出ましたね」と次々に挙げる中、鈴木は「みさえが、地球の平和よりも家庭の平和を優先して国際超能力研究所から帰るシーンですね。身近な一人ひとりの積み重ねが、大きな平和になっているんだなと感じましたね」と熱く語るも、「そのシーンを見て思ったんですが、スロットっていう数字とか揃えて、当たったら光るゲームがあるんですけど、なかなか揃えられないおばあちゃん、おじいちゃんがいたら、揃えてあげなきゃダメだなと思いますね」となぜか恒例ののパチスロ話になると、ツッコミの嵐と思いきや、近藤と木内からは「分かります」とまさかの共感が。山口からは「その話はもういいよ!」と我慢できずツッコミが飛び出す場面も。

 続いて大人から見た“クレヨンしんちゃん”のカッコ良さについて、森川は「大人はいつから鎧を身につけるになったのでしょうね。しんちゃんを観て、かっこよさというのは何も纏っていない、素のままじゃないですか。あの生き方がやっぱりかっこいいんじゃないかなと思いましたね。私もかっこ良いセリフの時は恰好つけないんです。逆に恰好悪く見せたい時は恰好つけるんです」としんのすけの飾らない生き様への憧れとアフレコ時に意識していることを明らかにしました。山口は「しんちゃんのすごいところはノーネガティブなところですね。ネガティブな空気を見たことない。いつでもなんか可能性を見てる感じがします。ネガティブにならないんですよね。僕なんかは何かと反省して、ネガティブになってしまうんですが、そうならずに正直なところがかっこいいですね」と魅力を熱く語った。鈴木は「登場人物全員が、無視をしないところ。一緒に楽しむんですね。怒っていたとしても、きちんとその相手を注意する。誰かをいないことにしないところですかね」と他のゲストにも負けず劣らず魅力を語っていたが、「競馬とかも同じなんですよね」とまたまた関係のないギャンブル話になると、再び山口からツッコミが入り、笑いが起こった。

 そして観客の中から感想を募ると、客席からは「ほ~い」と聞き覚えのある声が。元気よく手を挙げたのは野原しんのすけ。水川がツッコミを入れつつ感想を聞くと「“オラの仲間をいじめるな!”あは~、あんなカッコいい台詞なかなか言えないゾ~」と自分の発した台詞をべた褒め。続いて登壇者たち”大人”の悩みをしんのすけにぶつける、というコーナーに移り、しんのすけが登壇すると、「えぇ~。5歳児に悩み相談するって大人としてどうなの?」とぼやきながらもゲストが抱える悩みをしんのすけに話していく。

 山口の悩みは【ライブ中にしゃべりすぎて、MCをし過ぎて、予定演奏時間を超えてしまう】、フェスの時間もいつも押してしまい曲を減らそうと思うこともあったとのことで、これに対してしんのすけは「オラの母ちゃんがいつまで~も長電話してるのとおんなじことだね。わかったゾ! おしゃべりは楽しいかもしれないけど、ちゃんとまわりを見たほうがいいゾ!」と大人顔負けの大人なアドバイス。さらに「曲を歌わず、ずっとおしゃべりしちゃえば~」というアドバイスに山口は「その手があったか~」とコメントし会場から笑いが起こる。

 木内【長く寝られない……、何時に寝ても起きる時間が一緒】、近藤【布団に入ってからすぐに寝られません】という共通点のある2人の悩みには「オラそれ知ってる。秋田のじいちゃんが『歳とってから長く眠れない』っておんなじこと言ってたゾ。あと、お腹がいっぱいでも眠れないんだって。でもオラといっぱい遊んだ日はすぐ寝られるって言ってたから、オラと遊べばいいんじゃない?」と遊びのお誘いが。さらに、「声優の小林由美子さんが『40歳過ぎたら、長く眠ることは諦めたほうがいい』ってさっき言ってたゾ!」と、まさかのしんのすけの声優を務める小林からのコメントを紹介! 登壇キャスト陣も“予想外の人”からのコメントに笑いが止まらない様子だった。

 森川の悩みは【幼稚園児のみんなに尊敬される大人になるにはどうすればいいですか?】というもの。これにしんのすけは「まず足は臭くない? 大丈夫?(匂いを嗅ぐしぐさ)それから時々トム・クルーズになったり、ユアン・マクレガーになったりすることも言ったほうがいいゾ。母ちゃんたちはイケメンに弱いから、すごーいってなるでしょ? 子どもって親の影響をすぐうけるからこれでばっちりだゾ」と同じ幼稚園児目線でのアドバイスが飛び出した。さらに、「オラの父ちゃんの声に似てるからきっと大丈夫だゾ!」と伝えると森川も“父親の顔”になり嬉しそうに微笑んでいた。

 鈴木の【飛行機に乗ることがとても怖くて、飛行機に乗る前日は夜眠れません。どうすれば飛行機が怖くなくなりますか?】という悩みには「飛行機には“しーえー”のおねいさんが乗ってるんだゾ! オラだったら住みたくなっちゃうけど~。とりあえず、前の日に眠れないっていうのはオラといっぱい遊べばいいんじゃない?」とまたしても遊ぶことで解決することを提案。鈴木は「しんちゃん飽きてない?」と聞くと「オラ、眠くなってきたゾ」と回答した。

 しんちゃんへのお悩み相談が終わると、先日解禁となったサンボマスターが歌う主題歌「Future is Yours」と、映画のコラボレーション映像がスクリーンに映し出された。山口からは「しんちゃんに曲を紹介してもらえて感動、、こんな素晴らしい映像を作っていただいて、映画を観た方と一緒に共有することができて、本当に幸せです」と想いを語った。しんのすけも「胸アツ~で尻アツ~な映像で、サイコゥ!サイコゥ!サイコゥ!だったゾ~」と水川のギャグを取り入れながら今の想いをコメントした。

 最後にしんのすけから会場に集まったお客さんに向かって「みんなはもうオラの仲間だゾ! 困った時はオラがいつもそばにいるゾ。頑張れ!って応援するゾ! まだまだみんなのこと、映画館でオラ待ってるから、いっぱいいっぱい観に来てね~」と胸アツで尻アツなコメントを伝え、舞台挨拶は幕を閉じた。

 登壇者:空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)、サンボマスター(山口 隆、近藤洋一、木内泰史)、野原しんのすけ(CV;小林由美子)、森川智之

公開表記

 配給:東宝
 8月4日(金) 全国東宝系にてしんちゃんの夏、来たる――

(オフィシャル素材提供)

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