12月1日(金)、シモキタ-エキマエ-シネマK2ほか全国順次公開、幽霊の「出現」ではなく、幽霊について「語る」ことに焦点を当てた4つの物語、山科圭太監督 最新映画『4つの出鱈目と幽霊について』。公開に向けて、本予告映像、場面写真が解禁となった。
執筆中の小説家が、街を彷徨う第1話「CAT IN THE FOG」。
姉妹が森の中で、父親のオバケを探す第2話「SISTER’S VIEW」。
同居人が突然、兄の幽霊になったと告げる第3話「幽霊を愛する方法」。
就活生が盲目の旅人と出会い、ある示唆をうける第4話「むかしむかし、ある国で」。
それぞれの幽霊についての語りは、ときに重なり、やがておぼろげに1つの世界をつくって、寓話性を伴いながら、世界の在り方を仄めかす。
出演は、『PLASTIC』『石がある』(第73回ベルリン国際映画祭出品)主演の小川あん、青山真治監督作品常連の斉藤陽一郎、『サマーフィルムにのって』『やまぶき』の祷キララ、チェルフィッチュ、ロロ、モダンスイマーズなど演劇界より伊東沙保、TVドラマ、舞台で独特の存在感を放つ長井短など、個性溢れるキャストが集結。
監督は、『ホディ・リメンバー』以来、2本目の監督作となる俳優の山科圭太。カメラマンをはじめ4作品とも異なるスタッフ陣の中、音楽のみ全篇を通して東京塩麹の額田大志が担当。
このたび解禁となった本予告映像では、「これは、まだ私が目がみえてたころの話です」という言葉とともにはじまると、街を彷徨う小説家、父親のオバケを探す姉妹、幽霊になったと告げる居候、盲目の旅人と出会う就活生、と4つの物語が紡がれる。「世界は見えないものでできている――。」
合わせて公式ホームページもリニューアル公開した。
かつてあったこと。でも本当はなかったかもしれないこと。世界にひっそりと潜む物語たちが、視覚に捉われすぎる私たちに、ささやきかけるようなヒューマンドラマが誕生した。
公開表記
配給:GBGG Production
12月1日(金)より シモキタ-エキマエ-シネマ K2 ほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)