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ドラマ&映画「マイホームヒーロー」制作発表イベント

©山川直輝・朝基まさし/講談社/ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS

 ドラマ&映画「マイホームヒーロー」の制作発表イベントが都内で行われ、佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇してクロストークを繰り広げた。当日は350ほどのファンが招待されており、ドラマの1、2話が上映された後にイベントが開催された。ドラマを見たあとの興奮が冷めやらぬ会場内は熱気ムンムン。

 本作は、2017年より「ヤングマガジン」で連載が開始され、累計330万部を突破、4月にはTVアニメ化もされ、現在も大人気連載中の同名漫画(原作:山川直輝、漫画:朝基まさし)が原作。娘の彼氏を殺害してしまい、その死体を隠蔽することから物語が始まる。殺人という大きな罪を抱えた推理小説オタクの平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄(佐々木)が、犯罪組織を相手に戦うことになるノンストップ・ファミリー・サスペンス。

 キャストの登壇とともに興奮した観客の割れんばかりの拍手と大きな声援が飛び、主演の佐々木は「今までいろいろな舞台挨拶があリましたが、こんな楽しいノリで舞台挨拶したのは初めて。嬉しいです。ありがとうございます」と客席からの応援に圧倒された様子で挨拶。

 続いて高橋は「フー!」と自ら声をあげてポーズをとりながら登壇。「皆さんすごいですね。僕たちも皆さんと楽しんでいただけたら」と大きな笑顔で挨拶。

 齋藤の番になると、は「飛鳥ちゃ~ん!」「かわいい―!」とテンションの高い声援が起こり、齋藤は大テレ。「今までで一番楽しい挨拶の場になりそう……」と声を弾ませて挨拶。

 木村も会場の声援に乗せられて「飛鳥~!」と参戦し大興奮。「嬉しいです~。ドラマを見ていただいたあと静かだったらどうしようかと。あったかく迎えていただいてありがとうございます。とにっこり。客席からの声援がやまない中、キャストたちは片手を掲げ、「フー!」と一緒に盛り上がった。

 2月から始まり、既に撮影が終了している本作について、出演のオファーを受けたとき佐々木は、「この役ははっきり言って犯罪者。なのに“マイホームヒーロー”。このギャップにやられました(苦笑)。リアリティもあるし面白みもある。物語の9割がピンチの状態。常に頭フル回転で体も動かしながら、隣にいる人(高橋)に殴られたり、蹴られたり、血だらけになりながらで撮影していました(苦笑)。でも気持ちがいいやりがいのある役でした。撮影期間中は幸せな時間でした」。撮影が終わるときには、「『この役が離れていってしまうのか』と寂しいくらいだった」。演じた役柄に充実感を味わったことを明かした。

 鳥栖を執拗に追い詰める半グレ集団のリーダー格を演じた高橋は、原作をもともと知っていたと明かし、「オファーを受けてメチャメチャ嬉しかった。初めての役柄。ずっとやりたかったような役柄でした。楽しみながら、初めてのことをいっぱい経験しながら、挑戦になるような役柄でした。賢い部分とキレる部分があった。現場では最年少だったんですけど、その中で貫禄や底知れぬ怖さみたいなものを出すよう頑張って表現しました」と話した。

 鳥栖哲雄と歌仙(木村)の娘、零花役に扮した齋藤は、原作が大好きだというスタッフが周りにいたことを明かし、「その人から、『絶対に受けたほうがいいよ』と背中を押され、『じゃあ、やってみよう』と思いました」とオファーを受けたいきさつを話した。
 また、齋藤は、自身のシーンについて「私の出演シーンはほっこりしたシーンばかりだったので、みんながピリピリしてる中まったりしてました」と微笑んだ。

 夫の秘密を守り、支える妻役を演じた木村は、「漫画や小説など原作のあるものは、皆さんのイメージがあるので、それを壊してはいけないなと思いました。でも漫画を見たら『結構、似てない?』と思って……。いけるんじゃない?と思って。マンガに寄せて髪形を変えてみました(笑)」と話した。

 話が進むにつれて、哲雄と間島は次第に多くの時間を一緒に過ごしていくようになりバディのような間柄となるのだが、高橋が「僕と蔵之介さんは同じ関西人。『人見知りなんです。よろしくお願いします』と挨拶しました」と初対面を振り返る。佐々木が「どんな挨拶やねん!」と笑いながらツッコんだ。ふたりの息はぴったりの様子。

 佐々木が高橋に「アクションは初めてだったんだよね。でもダンスをやっているからできる」と話を向けると、高橋は「ダンスが変に入っているからこそ、くるっと回転するときにターンみたいな回り方しちゃって、『ありえない』みたいな。クセをとるのに時間がかかりました。拳銃を使うところでダンス・ターンが出ちゃって、『そこ直そうかって』って言われました」と苦笑いで明かし、会場の笑いを誘っていた。

 現場では高橋がフルーツ大福を、佐々木がどら焼きを撮影現場に差し入れ。お互いの差し入れをおいしく食べることで、絆を深めたことも話していた。

 終盤、映画の公開日が3月8日(金)となることが発表された。佐々木は、「最高の原作を最高の形で映像化したい。ドラマは全10話あります。その続きが映画になります。鳥栖哲雄の葛藤が映画のひとつのテーマになっています。来年3月まで見守ってください」と力強くアピールしてイベントは終了した。

 『マイホームヒーロー』のドラマ版はMBS/TBS ドラマイズム枠にて10月24日より放送スタート。MBSは毎週火曜24時59分、TBSは毎週火曜25時28分から。映画は2024年3月8日に公開される。

 登壇者:佐々木蔵之介、高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江

 (取材・文・写真:福住佐知子)

ドラマイズム「マイホームヒーロー」作品概要

放送情報
 2023年10月24日(火)よりMBS/TBSほかで放送スタート! 初回は1・2話連続放送!
  ◆MBS:10月24日(火) 1・2話放送 毎週火曜24:59~
  ◆TB:10月24日(火) 1・2話放送 毎週火曜25:28~

原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)
出演:佐々木蔵之介
   高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、淵上泰史、内藤秀一郎
   音尾琢真 / 吉田栄作(特別出演)、木村多江
監督:青山貴洋、棚澤孝義、山本大輔、森 裕史
脚本:櫻井 剛、船橋 勧
音楽:堤 博明
制作プロダクション:TBSスパークル C&Iエンタテインメント
製作:ドラマ「マイホームヒーロー」製作委員会・MBS

ドラマ「マイホームヒーロー」公式HP(外部サイト)

マイホームヒーロー | ドラマイズム | MBS 毎日放送
「娘よ、君の彼氏を殺しました…」日常崩壊!?ノンストップファミリーサスペンス 大ヒットコミック、ドラマ&映画で“禁断”の実写化!

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配信
 TBS放送後に、TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり

原作情報
 マイホームヒーロー特設サイト:https://magazine.yanmaga.jp/c/myhomehero/(外部サイト)

映画『マイホームヒーロー』公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 2024年春 全国公開

(オフィシャル素材提供)

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