第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭で上映され、世界が震撼した超刺激的サスペンス『怪物の木こり』が、この度開幕した東京国際映画祭にていよいよ日本初お披露目となる。
映画祭のオープニングとなる10月23日(月)、多くの報道陣が待ち構える中、主演の亀梨和也を筆頭に菜々緒と三池崇史監督の3人がレッドカーペットイベントに登場! 亀梨は黒のスーツに蝶ネクタイ、三池監督も同じく黒のスーツにポケットチーフで赤いワンポイントを。そして菜々緒はバックにパールをあしらった身体にフィットした黒のシックなGIVENCHYのロングドレスを装い、亀梨のスマートなエスコートによって登場。華やかな面々が揃ったイベントの中でもひと際注目を浴びていた3人だが、本作のアイコンである“怪物の木こり”も続けて姿を現すとさらに会場が湧き上がり、冒頭から強烈なインパクトを残した。
登場後、亀梨は「本日は参加させていただき、光栄です。この期間、映画を通じて皆さんにとって素敵な時間になるよう願っています」と普段の様子とは一変し、煌びやかな会場へと姿を変えた日比谷の景色を見渡しながら感慨深げな表情を見せる。隣を歩く“怪物の木こり”については「視界が悪いと思いますので僕がエスコートしますよ」と笑いながら声を掛けるなど会場全体の雰囲気を楽しんでいる様子だった。
そして「東京国際映画祭のレッドカーペットを初めて歩かせていただいたんですが、すごく皆さん盛り上がっていますね。街の活気も戻っている感じがして嬉しいです!」とカーペットへの参加に喜びを抑えきれない様子の菜々緒、「会場がこちらに移ってからは初めてですが、よりますますパワーアップしていますね。ここは“これが映画祭!”という気持ちが、わっと爆発する場所です。出来れば劇場の中でもそういう気持ちでこの映画を楽しんでいただけたら」と語る三池監督とともに、3人と“怪物の木こり”は、集まったファンの大きな声援に手を振ったり、スマートフォンで自撮りするなど笑顔でレッドカーペットを楽しみながら、報道陣のフォトコールにも応じる終始堂々たる佇まいでその存在感を光らせた。
この日の衣装について問われた菜々緒は「レッドカーペットなのでロングドレスを選びました。バックスタイルが大胆なドレスを今回は着させていただきました」と回答。その言葉通り、大きく開いた背中にパールやビジューがあしらわれ美しいバックラインが印象的なドレスを身に纏う菜々緒のその発言を受けた亀梨は、「僕は……、バックは閉じたままなんですけど(笑)」と前置きをして笑いを誘う場面も。「今日は蝶ネクタイをさせていただきました。普段中々このような恰好をすることがあまりないのですごく新鮮です」とこだわりのポイントを回答。
そして、先日のシッチェス国際映画祭での大熱狂を経ていよいよ1週間後の31日(火)には同映画祭内で行われるジャパンプレミアでついに日本の観客の前で初上映を迎える心境と本作の見どころについて亀梨は「とにかくメッセージがある作品です。物語は”サイコパス”、という入りから始まるのですが、最後には誰もが深く考えたくなるような、展開が二転三転する映画になっています。観終わった後、いろいろな話をしたくなると思いますし、二度目に観見ると、“あっ!”“え!?”と、一度目には気づけなかったことにも気づけるような作品になっていると思うので、劇場の迫力ある大画面で観ていただきたいです」と並々ならぬ思いで挑んだ本作について、終始熱意に溢れるコメント。そして、「初上映、とても楽しみです。最初に観ていただく瞬間というのはドキドキだし、果たしてどういうリアクションを皆さんがしてくださるのかソワソワする部分もあるんですが、公開へ向けて少しずつ、たくさんの方と共有できるのが僕たちも喜びなので、その喜びを噛みしめたいと思います。本当に楽しみです」と翌週に控える日本での初上映を前に改めて気持ちを噛みしめた。菜々緒も「本当に、今までにない新しい映画になっているので、楽しんでいただけたら嬉しいです」と自信を覗かせ、観客への披露を待ちきれない様子を見せた。
最後まで息を呑むような圧倒的な存在感で会場を沸かせた『怪物の木こり』のキャスト・監督一同。31日のジャパンプレミアには、本日の3名に加えて吉岡里帆や染谷将太、中村獅童ら豪華キャストも集結する予定となっており、公開へ向け更なる盛り上がりを見せること必至! 先読み不可能なストーリー、その驚愕の結末とは……? ぶっ飛んだ設定と意表を突く展開が連続するこの冬一番の“超刺激サスペンス”にぜひご期待いただきたい。
登壇者:亀梨和也、菜々緒、三池崇史監督、怪物の木こり
公開表記
製作・配給:ワーナー・ブラザース映画
12月1日(金) 劇場公開
(オフィシャル素材提供)