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⼩辻陽平 ⻑編監督デビュー作『曖昧な楽園』応援コメント⼊り特報到着!

© 曖昧な楽園製作委員会

 第36回東京国際映画祭コンペティション部⾨正式出品された、新鋭・⼩辻陽平監督による⻑編デビュー作『曖昧な楽園』。2023年11⽉18⽇(⼟)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開が決定している。
 『曖昧な楽園』は、新鋭・⼩辻陽平による⻑編監督デビュー作。交通量調査員をしながら、同居する母の介助をする達也と、宇宙基地のような巨大団地に住む植物状態の老人を世話するクラゲ―――決して交わることのない、⽣と死をめぐる2つの物語を、SF映画のような独特の雰囲気で映し出す167分のロードムービー。「曖昧で不確かな瞬間をこそ映したい」という監督の信念のもと、脚本作りから演出まで、「即興」を重視した手法が採用され、監督と俳優たちはつねに対話を重ねながら物語を構築していった。先日の東京国際映画祭でのワールドプレミア上映後、SNSでは「ほとばしる表現衝動を感じさせてもらった」「作劇としての映画ではないものを堪能させてくれた」「何度観ても違う場⾯を噛み締められる、素敵な作品」などたくさんの感想が寄せられた。

 劇場公開を⽬前に控えるこの度、特報が到着した。
 チルアウト・ミュージックをバックに、宇宙基地のような巨大団地のショットから無機質な都市の風景が連なる中、「まるで遠い星のどこかを映したような無機質さにまず引き込まれた。ここに映るのは、どこかには存在するがどこにも存在しない場所であり、私はその曖昧さに惹かれたのだ」(月永理絵:ライター・編集者)、「実体を掴もうとするほど、するすると零れ落ちていく。けれど、この映画はそんな“曖昧”が溶けていく。溶けて、音を立てず静かに消えていく。情緒の流れるところに」(小川あん:俳優)、「⽣きていない⽣。死んでいない死。その曖昧な時間が⾒事に紡がれる。好みを超えて⾷らってしまった」(髙橋 泉:脚本家)など、著名人のコメントが流れていく。そしてラスト、ポスタービジュアルにも使われ、象徴的な花火シーンでは「『曖昧な楽園』は希望を捨てない。映画=カメラはそれが誰であれそこに写る者を決して否定しない奇跡的な装置であることをこの映画がよく知っているからだと思う。この果敢な挑戦を讃えたい」(諏訪敦彦:映画監督)、「『曖昧な楽園』には映画づくりに対する真摯な姿勢が映っている」(仙頭武則:映画プロデューサー)という、監督による即興を重視した挑戦的な手法への賛辞で締め括られている。

 そして、公開期間中には、舞台挨拶や、⼩辻陽平監督とゲストによるアフタートークが実施される。現在、諏訪敦彦(映画監督)、月永理絵(ライター、編集者)、杉田協士(映画監督)が決定。

上映スケジュール

 舞台挨拶および⼩辻陽平監督とゲストによるアフタートークも開催!

 ・11/18(⼟) 初⽇舞台挨拶
  登壇:奥津裕也、リー正敏、⽮島康美、内藤 春、⾼橋信⼆朗、⽵下かおり、三森⿇美、⼩辻陽平監督

 ・11/19(⽇)
  トークゲスト:諏訪敦彦監督

 ・12/2(⼟)
  トークゲスト:⽉永理絵

 ・12/3(⽇)
  トークゲスト:杉⽥協⼠監督

 ・12/8(⾦) 舞台挨拶
  登壇:奥津裕也、リー正敏、⽮島康美、内藤 春、⾼橋信⼆朗、⽵下かおり、三森⿇美、⼩辻陽平監督

 最新情報は、ポレポレ東中野公式サイトをご確認ください。
  https://pole2.co.jp(外部サイト)

<タイムテーブル>
 11/18(⼟)~24(⾦) 19:40
 11/25(⼟)~12/1(⾦) 20:00
 12/2(⼟)~8(⾦) 19:40

公開表記

 配給:曖昧な楽園製作委員会
 2023年11⽉18⽇(⼟)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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