映像制作チームのシネマ健康会 松本卓也監督の最新作長編映画『あっちこっち じゃあにー』が11月17日(金)まで、新宿K’s cinemaにて公開中。その後、全国順次公開予定。
この度、【スペシャルインタビュー動画】と【著名人からの応援コメント】が解禁された。
「スペシャルインタビュー動画」は、主人公 末松と同世代役のメインキャスト3名&監督による制作秘話で、ワンカットでそのまま撮って出し、隠し事なし、赤裸々インタビューとなっている。爆笑とうなずきの連続だ。
●ワンカット!隠し事なし、赤裸々インタビュー
出演:中山雄介、澤 真希、榎本 桜/後藤龍馬(声)、松本卓也 監督(声)
著名人からの応援コメント
三木 聡/映画監督
というか、いびつなロードムービーである。
ていうか、旅はいびつでだからこそ印象に残るのであり、順調で段取りの良い旅なんかふうのような「経過」が待っているだけ。
正方形の枠に正方形を入れても余白が出来ないが、正方形の枠にいびつな形のものを入れれば、余白と隙が別の世界を見せてくれる。
映画『あっちこっち じゃあにー』はいびつさゆえに余白を生み、その余白に想像の余地を残し、その果てに、ちゃんとしてることのつまらなさを再認識させてくれるのだ。
嗚呼、快感也。
森山みつき/女優
6歳の自分が観ていたら
加奈ちゃんをとてもとてもうらやむ
外の世界に連れ出して
にんげんとしてごめんって言い合って
布団をかけて 見届けてやるって真っ直ぐ伝えてくれる
末松みたいな「大人」
いて欲しかったなぁ
鷺谷政明/クリエイティブ・ディレクター、エンタメ解説YouTuber
序盤ずっとなにかのハラスメントを受けてる感じがした。
ずっと不穏で危うい感じ。
でも危ういのは実は観てる自分のほうだったのかもと思えてくる。
決して鮮やかではない泥臭いゴールだけど、同じ一点は一点だ、みたいな制作者の強いエネルギーを感じた。
この映画を作った人に会いに行きたいと思った。
飯島一次/時代小説家、日本映画ペンクラブ会員
佐藤純彌監督が審査委員長を務めておられた西東京市民映画祭自主製作映画コンペティションで、私も第一回から審査員の末席にいて、松本卓也監督の短編が何度も入選入賞しているのを拝見しており、そのユニークなユーモア感覚にいつもにんまりしていたことを覚えております。
今回は芸人と幼い少女のロード・ムービー。といえばピーター・ボグダノヴィッチ監督の『ペーパー・ムーン』が頭をよぎりましたが、キャンピング・カーでの旅をインターネットで動画配信する個人チャンネルという設定が今の世相を表現していると思います。
掛尾良夫/元キネマ旬報編集長、田辺弁慶映画祭プログラミング・ディレクター
いつものように、自身と周囲のテンションのズレに苛立ち、怒り、孤立していくが、めげずに邁進していく主人公。
ラストのちょっと心が和む展開は松本監督が年を重ねて成長した証か。
また、11/11(土)~17(金) までのレイトショー【20:40~】は毎日、トークショーを開催。
スペシャルゲストとして、三木 聡/映画監督、よしひろまさみち/映画ライター、鷺谷政明/クリエイティブ・ディレクター、エンタメ解説YouTuberの登壇も予定している!
全ての詳細は「シネマ健康会」のHPにて。⇒ https://cineken.com/2023/10/07/atikoti-shinjuku/(外部サイト)
公開表記
配給:シネマ健康会
新宿K’s cinema にて 11/4(土)~11/17(金)、全国順次公開予定!
(オフィシャル素材提供)