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『瞳をとじて』場面写真12点が一挙解禁!

© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.

 スペインの名匠・ビクトル・エリセ監督の最新作『瞳をとじて』が2024年2月9日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開となる。

名作『ミツバチのささやき』、『エル・スール』で知られるスペインの巨匠ビクトル・エリセ監督、31年ぶりの新作がついに公開

 1985年、伝説のミニシアター“シネ・ヴィヴァン・六本木”で記録的な動員を打ち立て社会現象を巻き起こし、今もなおタイムレスな名作として多くの映画ファンの「人生ベスト」に選ばれる『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督が、第76回カンヌ国際映画祭で31年ぶりの長編新作をカンヌプレミア部門にて発表。御年83歳、スペインが誇る伝説の巨匠復活のニュースに世界が騒然、待望の新作に歓喜する声が溢れた。カンヌで公開されると、「エリセの切実で完璧な帰還」(VARAETY)、「30年以上待つだけの価値ある傑作」(eCartelera)と評されるなど、絶賛を集めた。長らくの不在を経て語られるのは、元・映画監督と謎の失踪を遂げたかつての人気俳優、ふたりの記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。

 監督のデビュー作『ミツバチのささやき』撮影当時5歳で見出され主演に抜擢されたアナ・トレントが50年ぶりに同じく“アナ”の名前を持つ女性を演じることも話題となりファンを再び沸かせている。彼女はかつて失踪した元人気俳優の娘役という重要な役どころを演じる。31年ぶりにビクトル・エリセ監督が描き出す記憶を巡る壮大な叙事詩。ラストがもたらす圧倒的映画体験はスクリーンで必見。本作にどうぞご期待いただきたい。

映像とともに甦る過去の記憶、22年の歳月を経て明かされる失踪事件の真実とは……
映画ファン待望、ビクトル・エリセ最新作の場面写真が一挙解禁!

 前作『マルメロの陽光』以来31年ぶりの長編映画となるビクトル・エリセ最新作からこの度、場面写真12点が一挙解禁された。物語は22年前、映画撮影中に突如姿を消した俳優・フリオの失踪事件を軸に、当時の映画監督でありフリオの親友でもあったミゲルは消息の謎を辿るなかで自身の半生を追想する。
 映画『別れのまなざし』を撮影時、主演俳優フリオと監督のミゲルの2ショットや、失踪後22年の歳月が経ち、未解決事件を扱う番組に出演するミゲルの様子など、主人公の過去と現在が描き出されている。さらに、80年代にミニシアター・ブームを巻き起こしたビクトル・エリセの代表作『ミツバチのささやき』(73)で純粋無垢な少女・アナを演じ、一世を風靡したあのアナ・トレントの姿も……! 本作では、失踪したフリオの一人娘“アナ”として登場する。そのほかにも、崖の岩場に腰掛け、靴にたまった水を落とす意味深なフリオの様子や、愛犬のカリと共に、物憂げな表情を浮かべながら船に乗るミゲルの姿、美しい白浜と青々とした海を柵越しにみつめるふたりの男、本作のポスタービジュアルにも映し出されている謎の少女の顔など。場面写真からも“静謐の魔術師”とも呼ばれるビクトル・エリセの魅力が十分に伝わってくる。物語で重要なアイテムとして用いられる未完の“フィルム”をはじめ、フィルム缶や映写機、古びた映画館など……劇中から溢れる映画愛は映画史を見つめ続けてきたエリセだからこそ。

 前作の長編作品から31年、寡作な映画監督として知られるエリセがこの時代に紡ぎあげた最新作はスクリーンで必見。『ミツバチのささやき』(73)からの往年のファンも、今回初めてビクトル・エリセを知った方も、ぜひ本作を映画館で堪能してほしい。

公開表記

 配給:ギャガ
 2月9日(金) TOHO シネマズ シャンテ 他 全国順次ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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